トップページ 日程表 1 2 3 4 5 6 7 8 9

 

 

 

 

トルコ北西部の早春の花

2日目    2019330()

イスタンブール イズミル サリフリ

 

 

イスタンブール到着

 6時少し前に目を覚まし、7時近くに機内の灯りが付きました(写真下)。昨夜は最後に時計を見たのが二時半頃で、いつものように寝苦しく、何度も目を覚ましました。

 

P1050316 P1050334b

 

 モニターを見ると、飛行機はロシアを横断して、間もなく黒海に入ろうとしています(写真上右、写真下)

 

7592

 

 朝食が出ました(7:03、写真下右)。トルコ航空の機内食はうまいという書き込みがあったが、特にそのような印象でもなく、普通です。

 

P1050342 P1050328

 

 食事をしている間に、飛行機は黒海を縦断して、トルコに入ってきました(写真下)

 

P1050361

 

 窓の外にイスタンブールの灯りが見えてきました(写真下)

 

DSC_9715_0015 DSC_9720_0020

 

 無事、イスタンブール・アタテュルク空港(Istanbul Atatürk Airport)に着陸(トルコ時間2:47、日本時間8:47)。ここで時計を6時間戻し、今は夜中の三時少し前です。外は7℃だという。この時期の夜中としては日本に比べてそれほど低いというほどではありません。

 

DSC_9727_0027 DSC_9731_0031

 

 人影も少なく、空港の通路は寒い(写真下)。まだ夜中のせいか、空港には警備員の数が少ないのは移転の予定だからだろうか。移転ならば、なおさらテロへの警戒は厳重しなければならないような気もします。

 

P1050366 P1050369

 

 ここアタチュクル空港は間もなくイスタンブール空港に移転することがトルコ航空のホームページでお知らせがありました()201810月にイスタンブール空港の開港式をしたものの、本格運用が12月に延期なり、さらに20193月に延期の後、三度目の延期をして、46日の開港となりました。そのせいで私たちの帰国は一日延期になりました。

 

WS003745

(https://www.turkishairlines.com/ja-jp/)

 

 

地中海の街イズミルへ

 ここで飛行機を乗り換えて、イスタンブールから地中海に面したイズミルに向かいます。

 

İstanbul190430

 

 税関のエックス線のチェックの時、パソコンを開けろと言われました。普通の空港検査では、パソコンは荷物から出していれば通過なのに、開けて見せろ、というのです。初めてです。係員はじっとパソコンを見た後、OKのサインを出したので通過です。他のお客さんはタブレットを起動するように言われたそうです。パソコンが本物かどうか確認するためなのでしょう。

 

P1050430 P1050432

 

 飛行機はトルコ航空2310便(TK2310)で、イスタンブールを6:45に出発して、1時間20分後の8:05にイズミルに到着の予定です。早朝の便なので、仕事で行く人たちか、それなりに混んでいます(写真下右)

 

P1050415b P1050409

 

 機体はエアバスA330-300で、私の座席は進行方向右の窓側37Kで、後ろから二番目です(写真上右、下図)。これは昨日、自宅からネットでチェックインする時、成田からの便と同時に確定したもので、一週間前には座席の予約そのものができませんでした。

 

WS003785

 

 ほぼ予定どおりの時刻に、太陽が昇ったばかりのイスタンブールのアタチュクル空港を離陸しました(7:03、写真下)

 

DSC_9736_0461 DSC_9747b

 

 緊急時などのおしらせは、先ほどの飛行機と同じアニメで、ワンダーウーマンやバットマンなどのキャラクターを使った騒々しい内容です(写真下)。内容がわかっているからいいものの、知らずに見たら、私の英語力では、客を楽しませるためのアニメかと勘違いするかもしれません()

 

P1050421b P1050424b

 

 チーズサンドイッチの朝食が出ました(7:15、写真下)。軽食だが、それなりのボリュームがあります。四時間ほど前に食事を取ったので、あまりお腹は空いていませんが、せっかくですから、いただきましょう。

 私がサンドイッチを食べ終える前に飛行機は下降を始めました。あわただしいが、乗っている時間が短いのは、長距離飛行をした後なのでうれしい。

 

P1050445-1

 

 

イズミル到着

 眼下に湾と街が見えてきました(写真下左)。右のgoogleの衛星写真と比較すると、イズミルの街です。

 

DSC_9796_0521 WS003842

 

 イズミル(Izmir)のアドナン・メンデレス空港(Adnan Menderes Airport)に着陸(7:48)

 

DSC_9823_0548 P1050452

 

 地方空港にしてはかなり施設が大きく、まだ新しいようです。国際便で届いた私たちの荷物は別の所から出てくるらしく、かなりの距離を歩かされました(写真下)

 

P1050457 P1050460

 

 ここで植物ガイドのガードナー(Gardner)さん、助手のケレム(Kerem)さん、運転手のジャビット(Cavit)さんたちと合流しました。ガードナーさんはイギリス人でトルコの花が好きで、今ではトルコ人の奥さんと結婚してトルコに移住しています。

 ケレムさんはガードナーさんの奥さんと大学で同級生だった人で、山岳ガイドをしています。花の事も詳しく知りたいとガードナーさんについて学んでいるようです。ケレムさんは囲碁を習いに日本に5回滞在したことがあるので日本語が話せます。

 バスはフォルクスワーゲン社の車で、運転手を含めて15人ほど乗れます(写真下)

 

DSC_9929b DSC_0345_0345

 

 現地通貨の両替は植物ガイドのガードナーさんにお願いして50ユーロを300トルコリラに交換してもらいました。私の購入したユーロから計算すると、「1トルコリラ=21.4円」でした。これはネットでの相場の19.7円よりもいくぶん高いが、成田空港よりもはるかに安い。成田空港はなんと29.81円でした(写真下左)1..5倍です。いくらマイナーな通過でも50%の手数料は暴利です。トルコまで直行便があるのに、写真下右の業者は取り扱ってさえもいません。毎回、思うのは、成田空港の換金率はとにかく悪い。

 

P1050252b P1050257b

 

 これからイズミルを出発して、あちらこちらで花を観察しながら、宿泊予定地のサリフリまで行きます。

 

Izmir190330

 

 トイレ休憩で、ガソリンスタンドに立ち寄りました(写真下, 09:53)。海外では良くあることで、店が併設されていて、トイレも使えるようになっています。ガソリンを詰めず、トイレだけ使わせてもらうこともできます。とても便利なのに、日本では一般的ではありません。ガソリンの販売だけでは経営が難しいから、コンビニとの併用は誰でも考えそうなのに、面積など何か問題があるのでしょうか。

 

P1050462 P1050467

P1050463 P1050465

 

 店の前の空き地には春の花が咲いています。写真下左のエロデウムはコイルをバネにして種を弾丸のように発射して広がります。

 

P1050470 P1050473

写真上左 Erodium cicutarium

写真上右 Crepis sancta

 

 

アネモネの丘

 山道に入り、少しずつ高度を上げています。周囲には時々集落などもあり、周囲の山にもオリーブなどが植えられた畑が見られます(写真下)

 

DSC_0003_0003 DSC_0006_0006

 

 トルコで最初の野生の花の観察です(10:43)

 

P1050548 P1050551

DSC_0064_0064 DSC_0073_0073

 

 斜面に色とりどりのアネモネが咲いています。

 

P1050546bd

写真上下:Anemone coronaria

P1050552 P1050491b P1050479

 

 地中海に面した国では良く見られる花です。私が前に見たのはイスラエルで、公園だったので完全な自然ではないものの、大群落に驚かされました。

 

DSC_0027_0027 DSC_0035_0035

P1050499 P1050572

 

 自然の草花で同じ場所にこれだけ色の違う花が咲いているというのも驚きです。

 

P1050510 P1050544 P1050502

P1050529 DSC_0062_0062 P1050532

 

 花は昆虫に来てもらうために派手な色に発展したのだろうが、結果的に人間の保護が加わることになりました。人間が耕作してしまうのはマイナスでもあり、同時に周囲の背の高い樹木などなくするから、プラスの面もあります。

 

DSC_0019_0019 DSC_0052_0052 DSC_0041_0041

DSC_0068_0068 DSC_0067_0067 DSC_0069_0069

 

 写真下の二輪は「今日はほんとうにいい天気だ」「そうだね」と会話をしている・・・私の妄想です()

 

P1050560

 

P1050562 P1050570

 

 

野山の春の花

 向こうで、ランがある、と呼んでいます(写真下)。このランは花の真ん中にHという文字が書いてあるのが特徴で、欧州に広く分布するOphrys sphegodesの数多くある亜種の一つです。欧州の東側のトルコやバルカン半島などに分布します。

 

P1050523b P1050526b P1050524

写真上下:Ophrys sphegodes mammosa

 

 カモミールのような花が咲いています(写真下)。イタリアから東側の地中海に面した国、トルコや中東に分布して、春にかけて咲きます。

 

P1050824

写真上下:Anthemis chia

DSC_0409_0409 DSC_0412_0412

 

 誰が見てもわかるタンポポで、数も少なくない(写真下)

 

P1050573 P1050574

写真上 Taraxacum hellenicum

 

 薄紫色のエンゴサクで、日本のそれと似ています(写真下)

 

P1050674

写真上下 Corydalis wendelboi

P1050577 P1050578

 

 ここのスミレは日本のスミレと大きさや雰囲気もそのままです(写真下)

 

P1050587 P1050588 P1050604

写真上 Viola alba

 

 写真下のスミレもちょっと色が違うだけで同じ種類でしょう。

 

P1050635 P1050633

P1050636 P1050676

 

 写真下はキバナノアマナです。この写真ではちょっとわかりにくいが、大きさも雰囲気も日本のキバナノアマナそのまんまです。今回の旅行中、あちらこちらで見かけました。

 

P1050623

写真上 Gagea granatellii

 

 日本でも野生で見られるような花と、写真下のシラーのように見られない花もあります。

 

P1050617

写真上 Scilla bifolia

P1050583 P1050584

 

 写真下は日本のキジムシロの仲間だが、花の雰囲気は色も形も日本のそれとはだいぶん違う。

 

P1050590 P1050591

P1050602 P1050603

写真上 Potentilla micrantha

 

 写真下はオオイヌフグリの仲間で白花です。他のお客さんによれば、日本と同じような青い花もあったそうです。

 

P1050628 P1050630

写真上 Veronica syriaca

 

 写真下は花は小さいが強烈な紫色で雑草の中にはえていても目立ちます。

 

P1050637 P1050639 P1050719

写真上 Anchusa undulata

 

 日本の野山と決定的に違うのが写真下のクロッカスで、ここは標高が200300mほどの低山なので数が少なく、終わりかけていましたが、後日、もっと高地で群落を観ました。

 

P1050598 

写真上 Crocus chrysanthus

 

 写真下もクロッカスかと思ったら、ロムレアですから、ちょっと違います。

 

P1050643

写真上右 Romulea tempskyana

 

 

トルコ山桜?

 山の斜面に白い花が咲いているのが見えます(写真下)。日本で言えば、ヤマザクラの雰囲気で、実際、バラ科の樹木でしょう。

 

DSC_0106_0106 DSC_0107_0107

DSC_0115_0115 DSC_0105_0105

写真上 Prunus spinose

 

 写真上が梅のように枝に花がついているのに、写真下はサクラように花に茎がありますから、別種らしい。また、すでに葉が開いている点も違います。

 

DSC_0028_0028 DSC_0078_0078

 

 崖に紫の花が咲いています(写真下)。菜の花の仲間で、園芸用にもライラックブッシュなどの名前で販売されているようです。この花を見た時、真っ先に連想したのがハナダイコンです。背丈が違うが、花の色と形が良く似ている。

 

P1050645 P1050647

写真上下 Aubrita deltoidea

P1050648 DSC_0140_0140 P1050655

 

 岩場のわずかな土に生えることで他の植物との競争を避け、陽ざしを独占できる。岩場に生えてくれるので絵になります。

 

P1050666

 

P1050659 P1050667

 

 近くにはムスカリなどが咲いています。

 

P1050662 P1050670

写真上右  Muscari neglectum

 

 

 写真下は、日本にも園芸用に輸入された後、野生化しているヒメリュウキンカです。もちろん、ここのは野生です。

 

P1050685 P1050820

P1050817 P1050818

写真上 Ranunculus ficaria

 

 アブラナなど白い花がいくつかあります(写真下)。この種の花の分類にはいつも悩まされ、たいていあきらめる()

 

P1050808

写真上下 Calepina irregularis

DSC_0137_0137 DSC_0136b

 

 写真下はTordyliumの仲間と思われるが、わかりません。

 

DSC_0134_0134 DSC_0135_0135

 

 写真下も、特徴ある葉をしているのに、名前がわかりません。 

 

DSC_0414_0414 DSC_0415_0415 DSC_0416b

 

 日本にもあるホトケノザで、日本のよりも少し大きく、存在感があります(写真下)。後日も良く見かけました。

 

P1050687 P1050688 P1050689

写真上 Lamium garganicum

 

 

水飲み場で昼食

 道端の水飲み場の近くで昼食です(12:57、写真下左)。今回の旅行中、こういう水飲み場を道路のあちこちで見かけました。写真下右は別な所の水飲み場です。どちらも蛇口から水が流れたままになっていますから、自然の水を利用したのでしょう。

 

DSC_0212b DSC_0302b

 

 晴れている山の中で、皆んなで食事をするのは、ピクニック気分でなかなか楽しい(写真下)

 

DSC_0203_0203 DSC_0207_0207

DSC_0210_0210 DSC_0209_0209

 

 食事をしている水飲み場の後ろの山には古木がたくさんあります。写真下だとその迫力が伝わりにくいが、単に大きいというだけでなく、風雪に耐えて来た雰囲気があります。木材として役立ちませんから、おそらく地元の人たちも大事にしているのでしょう。

 

DSC_0187_0187 DSC_0195_0195 DSC_0200_0200

 

 少しですが、花も咲いています。写真下の花はハンニチバナのように花弁にシワが付いています。

 

P1050692

 

 土手の斜面に小さな桜色の花が咲いています(写真下)

 

P1050697 P1050716 P1050694

 

 同じ土手の斜面に少し紫の入ったマメの仲間が咲いています(写真下)。この種のマメの仲間も判別が難しい。

 

P1050708 P1050711 P1050713

 

 写真下は先ほどのスミレと違い、こちらは紫と白の二色で、いわゆるサンシキスミレです。

 

P1050723 P1050717

写真上 Viola tricolor

 

 トカゲ君です(写真下)。中東を中心に広く分布しています。英語名は「蛇の目トカゲ(snake-eyed lizard)」という変な名前ですが、学名はエレガンスとありますから、こちらは素敵な名前をもらいました。

 

DSC_0218b DSC_0219b

写真上 Ophisops elegans

 

 

山村で休憩

 ボズダフという街でトイレ休憩です(写真下)。周囲を雪山に囲まれた標高1100mにある人口1000人ほど小さな街です。

 

DSC_0233_0233 DSC_0234_0234

DSC_0256_0256 DSC_0270b

 

 果物や野菜の産地で、冬はスキー場に、夏はリゾート地になっています。

 

DSC_0240_0240 DSC_0245_0245

 

 スキーのシーズンも終わり、避暑にはまだ早いせいか、街は静かというか、ほとんど人も見かけません。いかにもトルコの山村という雰囲気で、散歩するのにはちょうど良い。

 

DSC_0249_0249 DSC_0251_0251

DSC_0241_0241 DSC_0370b

 

 街外れに植林用の樹木が栽培されていて、ガードナーさんはその土手に花を見つけました(写真下)

 

DSC_0386_0386

 

 写真下の花がこれだけまとまって咲いているのは珍しいという。花弁の形がかなり特徴的です。

 

P1050809 P1050807

DSC_0373_0373 DSC_0376_0376

写真上下 Hypecoum pseudograndiflorum

 

 私には道端の雑草に見えたが()、ガードナーさんも熱心に撮影していますから、群落しているのは珍しいらしい。トルコ、バルカン半島、ブルガリア、黒海や地中海などの沿岸にも分布しています。

 

DSC_0387_0387 P1050811

DSC_0384_0384 DSC_0381_0381

 

 陽当たりの良い土手ですから、当然、いろいろな花が咲いています。

 

P1050803 P1050800

写真上 Myosotis incrassate

 

 近くを通りかかった若者たちが話しかけて来て、雪山を背景に一同で記念撮影をしました(写真下)

 

DSC_0385b 2970

 

 

雪山の黄金クロッカス

 その雪山にクロッカスを探しに行きます。

 

DSC_0362b DSC_0308_0308

 

 ガードナーさんはこのあたりに黄色いクロッカスがあるというが、山は残雪まである岩だらけの斜面で、花などありそうもない(写真下)。ここは標高が1600mを越えて、空気も薄いから、探し出すまで待っていたほうが楽です()

 

DSC_0335_0335 DSC_0340_0340

 

 しかし、さすがはプロ、雪山に咲くクロッカスを見つけました(写真下)

 

P1050754b

写真上下 Crocus chrysanthus

P1050781 P1050750

 

 このクロッカスは「雪のクロッカス(snow crocus)」「黄金のクロッカス(golden crocus)」とも言われています。見てのとおりで、雪の中に生えて、オレンジが混ざったような濃い黄色です。

 

P1050762 P1050788

DSC_0348_0348 DSC_0313_0313

 

 細い葉に銀色の縦スジが入っているというが、私の写真では良くわかりません。

 

P1050768

 

DSC_0354_0354 DSC_0352_0352

 

 トルコとバルカン半島が原産だというから、このあたりが産地です。

 

P1050740 P1050743

P1050759 DSC_0356b

 

 残雪に咲くシラーです(写真下)

 

P1050791

写真上 Scilla bifolia

 

 雪山を降りて、今日の宿泊地のサリフリに向かいます。車中からはのどかな風景が見られる(写真下)

 

DSC_0429b DSC_0430b

DSC_0417_0417 DSC_0432b

 

 道路脇の斜面に大柄なトウダイグサの仲間が花を咲かせています(写真下)。トルコなど地中海周辺が原産で、この植物から燃料用の油を採る試みが行われているという。ただの雑草かと思ったのに、急に立派な植物に見えました()

 

P1050823 P1050826

DSC_0407_0407 DSC_0411_0411

写真上 Euphorbia rigida

 

 

レリーフのあるホテル 

 サリフリ(Salihli)のホテルHotel Lidya Sardesに到着しました(17:18)。ホテルはサリフリから数キロ西の郊外にあります。ネットではLidya Sardes Hotel Thermal & SPAという名前でも出ているように、温泉プールやトルコ式バスなどの設備があります。この日の宿泊金額を旅行サイトで一週間前に検索すると4,4506,330円で、評価は5.0満点中3.75でした。日本もこのクラスのホテルがこの値段なら、もっと旅行しやすいのに、日本のホテルは設備のわりにはとにかく高い。

 

DSC_0441_0441 WS003836

 

 玄関前の人工芝のような赤い敷物の上にイヌ君が寝ています(写真下左)。翌日の朝、また犬が座り込んでいました(写真下右)。この犬はここが好きなのかと思ったら、他のお客さんから別な犬だと教えられました。たしかに毛の長さが違う。玄関前ですから、人間だけでなく車も頻繁に通るのに、よほどこのカーペットの上が好きらしい。

 

P1050827 P1060017

 

 ホテルの外見は普通ですが、装飾が独特で、設計した人はかなり装飾に凝ったらしい。しかも装飾はいずれもイスラム風ではなく、ギリシャ風です。

 

P1060018 P1060016

 

 写真下は玄関の両側に飾られたギリシャ風の姿をした女性のレリーフで、中に入ると、これもギリシャの王様のような男性の横顔のレリーフがあります(写真上右)

 

P1060021 P1060022

 

 写真下はロビーのカウンターで、キューピットらしいレリーフが貼りつけてあり、見やすいように照明されています。

 

P1050832b

 

P1050836 P1050830b

 

 写真下はロビーを上から見下ろした所で、右側に曲線を描いているのが写真上の受付のカウンターです。

 

P1060002

 

 写真上を下から見上げたのが写真下です。天井には金髪の女性の天使が描かれ、その下には二段にわたり彫刻が飾られ、さらにその下に赤毛の女神の絵が三枚飾られています。

 

P1060006b

 

P1060007b

 

P1050842b

 

 廊下にも様々な絵やレリーフが飾られています(写真下)。トルコは今はイスラム文化圏ですが、元々はローマの一部でしたから、ギリシャ風の図像は伝統です。日本人には写真上の女神の絵の派手さに違和感があります。だが、ギリシャの彫刻や神殿が白いのはイギリス人が勝手にそのようにしただけで、元々は彩色されていたから、この絵のほうが元の姿に近いはずです。

 

P1060004 P1060003

P1050834 P1060023

 

 一階(グランドフロア)の左奥にある広々としたレストランで7時から夕食です(写真下)。ワインはグラスで18リラで、約360円ほどですから、安い。

 

P1050854 P1050851

 

 写真下左の食後のデザートがたくさんあって楽しみだったのに、甘いお菓子にさらにシロップをかけるなど激甘で、甘党の私の口でも無理でした。

 

P1050844 P1050845

 

 写真下が私の部屋で、特に問題はありません。

 

DSC_0442_0442 DSC_0443_0443

 

 部屋を探す時、私は2219号室だったので、2218号室を見つけて隣に行くと2220号室です。周囲を見渡しても2219号室がない。どうなっているのだ??建物の真ん中をはさんで奇数と偶数で部屋が分かれていました。私はスーツケースを引いたまま偶数側を一周して真ん中に戻り、奇数側で自分の部屋を見つけました。疲れている時にこういう奇妙な配置だと、腹が立つ()

 

DSC_0456_0456

 

 浴槽もあるので、ゆっくりとお湯につかるつもりで湯船の中で目をつぶると眠ってしまい、すぐに出ました。湯船で寝てしまうのはかなり危険です。

 このホテルの個人評価は、玄関前の赤い敷物に犬が寝そべっていたことと、少々違和感のあるレリーフや絵に加点して、五段階評価の4.0とします。

 

DSC_0446_0446 DSC_0447_0447

 

 ここはサリフリの市街地からは2kmほど離れているので、部屋からの眺めは写真下のように自然豊かです。写真の右側に小さな街があり、日本にいた時、私は散歩するつもりでストリート・ビューで何度か歩き回り、店も見つけていましたが、翌日の出発も早かったので、あきらめました。

 

DSC_0455_0455 DSC_0454_0454

 

 ホールからの音が筒抜けで、下で子供たちが騒いでいるのがうるさい。しかし、疲れ切っていたので、すぐに眠ってしまいました。長い一日だった。

 

 

 

 

トップページ 日程表 1 2 3 4 5 6 7 8 9