台湾の植物と自然観察 2023年6月20日(火)~6月24日(土) 主催:国際航空旅行サービス 「湯浅浩史先生ご案内 台湾の植物&自然観察ツアー」 日程表
植物名の判断 植物名は次のような図鑑やネット上のホームページを参考して、植物の素人である私が独断と偏見で決めましたので、信用しないでください。今回、台湾の一般的な草花を一冊で紹介してくれるような本は見つけられませんでした。 『合歡山的彩色精靈 植物解説圖鑑』頼國祥、行政院農業委員会特有生物研究保育中心、2000年 今回の旅行中、太魯閣国家公園の合歡山管理站で300元(約1500円)で購入した本です。合歡山の約200種類の植物が紹介されて、合歡山で見た植物の大半が載っていました。奇妙なことにシャクナゲ(Rhododendron)やシオガマギク(Pedicularis)は本文で紹介されているのに、学名の一覧表には載っていません。 「認識植物」 荘熙氏がネット上に造った台湾の植物図鑑です。自己紹介の内容から推測するなら、中学校の元教師で、1994年に退職していて、その後は大きな更新はされていないようです。台湾の植物名で検索するとこのホームページに良く行きつきました。ただ、検索がなく、花の外見ではなく、名前で分類しているので、花の名前を調べたい素人には使いにくい。 『台灣花卉彩色圖鑑』黄敏展、行政院農業委員会、1987年 この本が園芸種の花をまとめた本であることを購入するまで気が付きませんでした(笑)。和名も付いていて、編集者のサイン入りです。この本を含めてネットで合計4冊の台湾の植物図鑑を購入しましたが、いずれも植物の名前を調べるのにはほとんど役立ちませんでした。(¥3,280+送料¥360で購入) 『植物與植被生態叢書(I) 鵝鑾鼻公園植物與植被』墾丁國家公園管理處、1984年 ネット上で公開されている冊子で、6月22日(木)に訪れた鵝鑾鼻公園の植物を解説した冊子です。この後の図鑑もすべて中国語ですので、私は読めません(笑)。 『臺灣熱帶植物彩色圖鑑 全3巻』何豊吉、恒春熱帯植物園標本室、1977年、1979年、1982年 熱帯植物とあるにもかかわらず、ほぼすべて樹木の本です。このように、台湾の植物図鑑は圧倒的に草花よりも樹木の図鑑が多い。(¥5,000+送料¥520で購入) 『臺灣木本植物圖誌 上下』(劉棠瑞、國立臺灣大學農學院, 1960年) ネットで公開されている本で、樹木についての本で、本文は写真ではなく絵です。しかも、全体図ではなく葉と枝や実なので、個々に見分けるには役立ちそうです。 “eFlora” 素人には使いやすくはないが、数少ないネット上での台湾の植物図鑑です。 参考資料 次のような本やホームページを参考にしています。 6月21日に訪れた合歡山は太魯閣(たろこ)國家公園にもなっていて、そのホームページで、日本語版は中国版と紹介項目は一致しません。地図がわかりやすく、役立ちました。一方、植物に関しては項目はあるのに具体的な花の紹介がなく、ほぼ役立ちませんでした。 『地球の歩き方 台湾 2018~2019』地球の歩き方編集室、2018年、送料込450円 「地球の歩き方」を最初に出版していたダイヤモンド・ビッグ社が2023年5月に解散したというニュースに時代の流れを感じました。私の若い頃、バッグパッカーとして個人旅行する若者たちはたいていこの本を持っていました。今回は街中のホテルが多かったので、周囲を散歩する時に地図が役立ちました。 地図 旅行記の地図は主にGoogle、Mapcarta、Bing、OpenStreetMap、Yahooの地図を加工して用いています。 日本との時差 台湾 -1時間(日本の朝7時は台湾の朝6時) 為替 1台湾ドル=4.86円(2023年6月20日の台湾松山空港での換金、10,000円=2,055台湾ドル) 1台湾ドル=4.59円(2023年6月19日のネット上の相場) 1米ドル=141.59円(2023年6月19日のネット上の相場) この旅行記では1台湾ドル≒5円で計算しています。コロナ前は1ドル110円ほどだったのが、旅行前後には140円と、三割近くも円安になりました。株が値上がりしているから、誰も円安に文句を言わない。これは金持ちがもっと金持ちになり、貧しい人はもっと貧しくなるという効果があります。 名称と表記 台湾の漢字は日本の旧字体に相当します。旅行記ではこれらの表記を混ぜて用いています。 台湾、台灣、臺灣、Taiwan、Formosa(美麗島) 台北市、臺北市、タイペイ市、Táiběi Shì、Taipei 台北松山空港、臺北松山機場 台中市、臺中市、Tâi-tiong-tshī、Taichung 埔里、プーリー 合観山、合歡山、Héhuān Shān 合歡山主峰、合歡主峰 太魯閣國家公園、太魯閣(たろこ)国立公園 墾丁、ケンティン、コンテイ 墾丁森林遊覽區植物園、墾丁森林遊楽区 鵝鑾鼻、ガランピ、Eluanbi、オールアンビー 安平古堡、アンピンコホウ 四草緑色隧道、Sicao Green Tunnel 台湾高速鉄道、台灣高速鐵路 国立故宮博物院、國立故宮博物院 台北植物園、Taipei Botanical Garden 日曜花市、建國假日花市 ホテルへの個人的評価 宿泊したホテルへの私の個人的な評価を五段階で、0.5点刻みで表しました。私が宿泊した範囲での主観的な評価です。評価の対象は主に自分が泊まった部屋です。ホテルの格付け、建物の外観、付属している店、レストランなどはほとんど点数に入れていません。部屋の設備、備品と消耗品、清潔さ、騒音、ネット環境、それらが料金からして妥当なものか、避難経路の安全性などが判断のポイントです。費用対効果を重視し、細かい問題があっても料金が安ければ減点はしません。3.0を一応の合格ラインとしています。 5.0 最高級ホテル。設備やサービスに文句なし(私が泊まる可能性はほぼない)。 4.0 ホテルとして一通りの設備とサービスがあり、特にマイナス点がない。 3.0 値段相応の最小限の設備とサービスがあるが、いくつか問題点がある。 2.0 ホテルの体裁はとっているが、泊まるのは避けたい。 1.0 ホテルではない、またはホテルとしては大きな問題がある。 飛行機への個人的評価 搭乗した飛行機への私の個人的な評価で、A~Eの5段階で表しました。航空会社と飛行機は別物ですが、一緒に評価しています。安全など大前提となる条件はもちろんのこと、事前に座席予約ができるかどうか、座席の良し悪し、客室乗務員の接客態度、食事、トイレ、衛生、座席のモニターと映画などサービス内容などが判断のポイントです。 A 大いに満足。誉めるべき良い点がある。 B 満足。大きな過不足もなく、必要要件は十分に満たしている。 C 普通。小さな不満がいくつかあるが、必要要件は最小限満たしている。 D 不満足。改善するべき問題がある。 E 大いに不満足。航空会社にクレームを言いたいほどの明瞭な問題がある。 |