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アタカマ砂漠の花

1日目 2015923()

成田 ダラス (サンティアゴ)

 

 

アタカマへの長い道のり

 アタカマ沙漠と聞いても、どこの国にある沙漠なのか知っている方は少数でしょう。下の南米の地図の中で、黄色で示された部分がアタカマ砂漠です。私が名前を知っていた理由は花です。南アフリカ、オーストラリア西部、そしてチリのアタカマ沙漠は、雨が降ると突然大規模なお花畑が出現することで花好きの間では有名です。この三つの中でもアタカマ沙漠は、年によってお花畑が出現したりしなかったりという当たり外れの激しい地域です。

 

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ウィキペディアから転載

 

 四年前、南アフリカに行った時、ツアーリーダーの松森さん(仮名)に、私はアタカマ沙漠の花を見たいという希望を出していました。それはこの会社の情報力に期待していたからです。当たり外れが激しいから、行っても花が見られない可能性があります。

 南米までは片道二日、往復四日かかり、費用もその分高くつきます。行っても花がろくに咲いていないというのでは話になりません。実際、2012年に『世界不思議発見』(TBS)というテレビ番組でアタカマの花を取り上げましたが、残念ながらハズレの年で、お花畑は見られませんでした。

 七月や八月に雨が降ると九月には花が咲くというパターンですから、直前でないとわかりません。ネイチャリングツアー事業部の情報力に期待して、待つこと四年。

 松森さんからの八月頃のメールでは、アタカマで七月に雨が降り、花が咲く可能性がかなり高いというのです。しかし、参加を予定していなかったので、私の財布は旅費の話し合いに応じようとしません()。ネイチャリングクラブの会報に松森さんが「私も行きたい」と書いているのを読んで、私は激しく動揺し、ついに嫌がる財布をねじ伏せて参加することにしました。結果は、ねじ伏せただけの価値は十分にありました。

 

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 参加者はお客さんが9人にツアーリーダーの月枝さん(仮名)を加えて、男女ともに五人ずつ、合計10人のツアーです。お客さんの一人はチリで現地参加しますから、そこまでは9人で行きます。

 チリまでは日本からの直行便がありません。いったんアメリカのダラスまで行き、そこから乗り換えて、チリのサンティアゴに向かいます。予定ではダラスまでが11時間40分、サンティアゴまでが9時間31分です。その後、チリの国内便に乗るのですが、考えると気が遠くなりそうなので、後にしましょう()

 

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 アメリカン航空のAA060便はボーイング777-200で、ほぼ予定通りに成田を離陸(18:53)。これからダラスまで約十二時間の飛行です。私の座席は下図の赤で示した位置で、この座席予約一つに9000円ほどかかりました。幸い、隣に人は来ませんでした。

 

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 離陸して一時間ほどして飲み物とスナックが出ました(17:40)

 

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 続いて食事が出ました(20:06)。時間的にも夕飯の範囲なのがありがたい。夕方出発の便は、食事が出るのか夜中だったりします。

 

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 モニターを見ると日付変更線を越えました(日本時間22:34)。前日にタイムトラベルです。

 

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 夜中に食べ物が配られました(日本時間240:44、写真下)。こんな時間には私は食事はしないので、開けてもみませんでした。

 

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 外を見ると夜が明け始めています(日本時間240:45、写真下)。あっという間に夜が終わってしまった。

 

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 モニターを見ると、飛行機は太平洋を三分の二くらいは渡り終えています。世も明けたことですので、私も一眠りすることにしました(日本時間241:21)

 

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アメリカン・トラブル航空

 今回の旅行ではアメリカン航空を4便、ラン航空を1便利用しました。いつものように、旅行会社からチケットを前もってもらい、ネットで座席予約を入れました。これが以下のようなトラブルになりました。

・無料席がほとんどない

 予約のためにアメリカン航空のホームページに入って驚きました(下図)23日の便の十日ほど前なので予約が入っているのはわかるが、エコノミーなのに大半が予約有料席しか空いていないのです。写真下は少々見づらいが、十日ほど前の945便(ダラス→サンチャゴ)の座席の予約状況です。図は横に寝せてあります。座席の横に小さく「☆」が付いているのが予約有料席です。この中でついていないのは二つしかありません。つまり予約無料席は二つしか残っていない。この段階で私ともう一人の分しかない。私のチケットはペアになっていますから、この二人が座席を予約したら、もはや誰も無料席は予約できないことになります。当日まで空いていれば無料で乗せるのだろうが、あまりの「もうけ主義」にびっくりしました。

 四便とも長距離なので選択の余地がなく、有料席を予約しました。合計311.54ドル、38,211円で、一便あたり9000円ほどの予約金です

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・有料席の価値

 最近の航空会社はエコノミーに格差をつけて、別料金を取るようなことをしています。予約して良い席を取りたいならお金を払え、という商売はむしろ積極的にやってほしい。だが、他の航空会社、と言ってもそれほど知っているわけではないが、別料金を付けるだけの価値の座席であることが多い。ところが、アメリカン航空は違います。

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 この飛行機の中央は五人がけで、当然だが、真ん中の席は最悪です。最前列20列の前は大きく空いており、足も延ばせるから138ドルもわかるが、二番目の21列は中央(21D,21E)75ドルの値段がついています。

 皆さんも考えてください。航空会社は何を考えてこんな不便な席に値段を付けたのでしょう?たぶんグループや家族のためでしょう。四座席にまとまって座りたい人たちは、お金を出すだろうと見込んだのでしょう。エグイ商売です。

・予約ができない

 ネットで予約しようと、四便の内、最初の便から予約をして次の便に移ろうとするとエラーが出てしまい予約できない。そこで逆に四便目から予約して確定して、次に三便目を予約して、四便目を確認して確定して、というように逆方向から四回確定を繰り返してようやく予約できました。まるでパズルを解いているような雰囲気です。私のパソコンもブラウザも普段は普通にネットで買い物でも予約でも取れますから、アメリカン航空の予約システムに問題があります。

・他人の名前の表示が出た

 航空券は二人で一組になっていました。しかし、私は自分の名前で航空会社のホームページに入ったのだから、自分の座席を選択しているつもりが、実はもう一人の分の名前が選択されていたのです。気が付かず、座席を予約して料金を払って、再度確認してからその間違いに気が付きました。

 他の航空会社でも似たようなことが起きますが、ネットの時代にこんな程度の区別もできないのはおかしい。

・予約番号が通用しない

 他人のチケットの座席予約をしたので、事情を話して支払いを中止してもらおうと、アメリカン航空に電話しました。チケットの予約番号を受付の人に告げると、「予約番号には数字は入っていません」という返事でした。私のチケットの予約番号には数字が一つ入っており、この予約番号で私はアメリカン航空のホームページで予約をできたことを告げても、「数字は入っておりません」と繰り返すばかり。予約番号に二種類あるからなのだが、対応の頑なさというか、頭の堅さに驚かされました。

キャンセルには応じない

 電話で、他人の予約をした分のキャンセルを申し出ると、「応じられません」というのです。「一度予約したらキャンセルに応じないことは書いてあったはずです」というので、「日本語でどこにそんなことが書いてあるのか」と私も反論しました。日本語では書いていません。

 15分以上も電話口で待たされ、「アメリカ本社と協議した結果、例外的にキャンセルに応じる」とのことでした。座席指定予約のキャンセルに本社と協議??私は予約番号の件といい、またしても不思議の国のアリスに遭遇したような気分になりましたが、キャンセルに応じてくれるというのだから、どうでもいいと、お礼を言って電話を切ろうとしました。すると、相手の女性から意外な発言が出てきました。

・お客さんに「お気を付けください」

 対応してくれたアメリカン航空の職員は「今後はお気を付けください」と言うのです。私は、「本来なら、ネット上でキャンセルできるようにシステムを作るのが当たり前ではないか。客がミスをしたら、不要なお金でも払えというのか。ネット上でも日本語ではキャンセルできないとはどこにもない。しかも、ミスをしたのは私だけのせいではなく、名前を入力したのにもかかわらず、ペアになっているもう一人のほうが出てくるようにしてあるのもおかしい。こんなに客が間違うような二重三重の作りをしておきながら、客に気を付けろもないだろう」と言うと、職員は黙りましたが、もちろん会社側の不行き届きを認めるつもりはありません。私の読心術によれば()、彼女は「アメリカまで電話してキャンセルしてやったのに、なんだ、この客の態度は」という気持ちです。

 これ以上言っても電話代が無駄なので(すでに二十分以上経過していた)、私は再度お礼を言って電話を切りました。

 今回、アメリカン航空は四便乗りましたから、今乗っているこの便を代表して個人評価はD、不満足とします。

 

 

アメリカ上空

 出発する前からのアメリカン航空とのトラブルの悪夢にうなされながら()、三時間半くらい眠ったようです。周囲の音で目が覚めて、窓を開けて下を見ると、アメリカ大陸の上を飛んでいました(4:55)

 

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 朝食が配られました(日本時間245:06)。ということは、あと一時間と少しで到着します。

 

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 ダラスの空港に着陸するために高度を下げていくと、地上に奇妙な斑点が見えました(写真下)。なんだ、これ?

 

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 これがダラス周囲のかなり広い範囲に見られます。あまりに奇妙なので、帰国後グーグルでこれを拡大してみたのが写真下で、かなり広い敷地に何か設備が二つあるのがわかります。ほとんどがこのパターンで、大きいほうがやや端にあり、二つは離して設置してあり、しかも必ず周囲がフェンスで囲まれています。広場は長い方が百メートルもあります。

 

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 さらにグーグルのストリート・ビューでこの設備を見たのは写真下です。何かタンクのようなものがありますが、よくわかりません。いったい何なのだろう??

 

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アメリカに到着

 ほぼ予定どおりにダラス・フォートワース国際空港(Dallas/Fort Worth International Airport)に到着。現地時間は前日の夕方の四時過ぎです。日本との時差はサマータイムもあり-14時間ずれています。(ダラス時間2316:26、日本時間2406:26)

 十一時間半の飛行に私は早くも息切れ状態でダラスの空港に到着しました()。朝、目を覚ましたばかりのような気分ですが、ダラスはすでに夕方です。

 

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 いよいよアメリカ入国です。入国審査が厳しい事で知られるアメリカですから、ちょっと緊張しています。入国手続きのコーナーは長蛇の列で、時間がかかるのをまず覚悟しました(写真下右)。手続きは奥のほうに案内され、まず専用の機械で顔写真と指紋を採取し、その写真の載っている紙を持って、受付に行きます。

 

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 機械での写真がダメだったらしく、そこで再度受付で写真を取ったところで、コンピューターがダウンしました。受付のオジサンは「どうにもならん」という顔をして、おもむろにリンゴを取り出して食べ始めました()。「おれのリンゴはないの」と冗談を言おうとしたら、オジサンは「もう行っていいよ」とジェスチャ―をしますので、気が変わらないうちに私は立ち去りました。

 

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 私は通過できたが、コンピューターがダウンしたままで、他のお客さんがまだですから、しばらく待たされました。ドアの外に出ると、完全にアメリカ入国です(写真下)。アメリカには用がないので、入国しなくてもいいのだが、セキュリティのためにも最初からやり直しをさせるらしい。再度、税関で詳細なチェックを受けて、アメリカを出国しました。

 

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 さすがはアメリカというくらいの巨大な空港です。飛行機は21:50出発予定ですので、六時間ほどもあり、空港内で待つしかありません。

 店もありますから、一周してみましょう。十一時間も座ったままだったので、少し歩きたい。

 

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 建物は大きいので、通路にはモダンアートがあります。写真下は青い扉で仕切られた通路で、歩くと床の灯りがつく仕掛けで、何を表現したいのか、芸術的センスに欠ける私にはわからない()

 

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 写真下は空港の中の金属製の摩天楼です。下をくぐってみたが、やはり作者の意図はよくわからない()

 

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 写真下のお菓子の店はいかにもアメリカらしい飾りで、こっちはわかりやすい。

 

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 空港の情報提供しているカウンターがあり、受付の人はテキサスらしくカウボーイハットをかぶっています(写真下)。けっこう年配の男女がいましたから、ボランティアかもしれません。

 

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空港一周旅行

 看板にSky Linkという掲示があちこちにあるが、なんのマークでしょう(写真下左)?もしかして、ネットをタダで接続させてくれる場所かと思い、2階に行くと、扉の向こうで電車が走っている(写真下右)。そうか、写真下左のマークはパソコンではなく電車なのだ。

 

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 この空港は巨大で、普通の空港ならターミナルが一つくらいなのだろうが、ここはAからEまで、つまり五つあります。それぞれのターミナルを山手線のように結んでいるのがSky Linkというモノレールです。それぞれの建物の2階に駅があります。私が今いる建物はターミナルDです。

 

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 突然で恐縮でございますが、ここで私の主催する夢幻旅行社の恒例のオプショナル・ツアーを開催することにしましょう。もちろん、代金はいただきません。どこかの不愛想な航空会社と違い、予約金も必要ありません()。山手線のように一周してみることにしましょう。

 

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 列車は2両で、室内は至って簡素で、座席も数が少ない(写真下)。これを見ても、長距離を考えてないのだから、一周にそんなに時間がかかるはずがない。まだ集合時間まで一時間以上ありますから、駅の間隔から見て十分に戻って来れるはずです。運転手や車掌などおらず、すべて自動で運転されています。

 

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 設備は新しいのにガタガタと良く揺れる。単独の軌道を使っているのにどうしてこんなに揺れるのかと不思議になるくらい揺れます。これでは手すりにつかまらないでいるのが難しい。また、カーブの切り方もずいぶん急です。空港の設備を一周させて結ぶのだから、難しいのはわかるが、設計か施工に問題があります。

 

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 モノレールの乗り心地はイマイチだが、周囲の風景は素晴らしい(写真下)。この空港はアメリカン航空の母港になっているのでこの会社の飛行機が多い。写真下の飛行機は機体が銀色です。これは古い機体で、ペイントの重量を減らすためにわざと塗らなかったといいます。

 

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 塗料を節約するほどの経営なのに、2011年にアメリカン航空は破綻しています。しかし、一昔前の破産と違い、人件費を減らすための計画倒産ではないかと言われています。体力があるうちに破産申告すれば、従業員の賃金をカットする組合との交渉も楽です。「再建できずに職を失うのと、賃金カットとどっちが良い?」と言われれば、労働者には選択の余地がない。一方で黒字の内に倒産するから、実は借金も少なく、再建が楽です。これでは人件費を減らすための計画倒産と言われても仕方ない。

 

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 こういう経営のやり方を聞けば、あの金儲け本位の座席予約のやり方や、予約のミスでの社員の高飛車な対応もなんとなくうなずけます。

 

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 アメリカン航空の母港かと思ったら、他の会社の飛行機もかなりあります。写真下はアメリカのアラスカ航空 (Alaska Airlines)、格安航空分野に参入しているスピリット航空(Spirit Airlines)、フロンティア航空(Frontier Airlines)です。

 

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ダラスからサンティアゴ

 空港内の旅行も無事終了して、九時すぎにチリ行きの飛行機に搭乗。アメリカン航空の予約した4件の中で一番混んでいて、後ろの席を取りたかったのに、前のほうしか取れませんでした(下図)。前の席は翼があるので写真撮影に邪魔だが、他に空いている席もなかったので、これを選びました。幸い、窓が二つあるような位置なので、撮影には困りません。

 

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 飛行機はかなり混んでいます。八~九割の客でしたが、幸い、私の隣は客が来ませんでした。予約でお金を払った甲斐はあったということになります。夜間飛行で眠っていくことになるので、隣に人がいるのといないのでは、ずいぶん違います。

 

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 アメリカン航空AA945便はほぼ予定どおりダラスを離陸(ダラス時間2322:03)。機体は前と同じボーイング777-200です。

 

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 離陸して間もなく、食事と飲み物が前後して配られました(ダラス時間2322:51、写真下左)。ちょうど飛行機はメキシコ湾に出たようです。暗いので外を見ても何もわかりません。

 

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 おもしろいことに、この飛行機の客室乗務員は大半が男性です(写真下)。普通の飛行機では男性のほうが珍しいのに、見かけた範囲では女性は一人しかいません。私の通路の配膳係は全員が男性でした。その男性たちもエプロン以外は制服があるわけではなく、一人は蝶ネクタイをしておしゃれに決め、他の人も独特のネクタイの締め方をしているなど、バラバラです。

 この飛行機に対する評価は、客室乗務員の接客態度や食事には大きな問題はなかったので、かなりオマケしてCで普通とします。不満足の理由は、前機同様に、予約の問題や映画の件を含みます。

 

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 この飛行機も前と同じボーイング777-200なので、モニターが小さいだけでなく、映画を個人が自由に見られるのではなく、開始時間が選択できず、いったん上映を始めると途中で止めて後で再開することもできません。約九時間半と飛行時間が長いだけに、映画は暇つぶしには欠かせないのに、これはかなり窮屈です。めげずに二本の最新作のSFを観ました。

Tomorrowland(『トゥモローランド』2015年)」

Mad Max: Fury road(『マッドマックス 怒りのデス・ロード』2015)

 一つ目はディズニーが作っただけあって、子供でも楽しく見られるような映画です。二つ目は、一作目の『マッドマックス』(1979年、オートラリア)があまりに衝撃的だったので、どうしてもこれと比較して観てしまいます。

 

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Wikipediaより転載

 

 映画を観疲れて窓を開けると、おお!巨大なUFOが・・・なはずはなく、お月様です(写真下)。月の光が雲海に反射しています(ダラス時間2401:41)。写真下では大きな光が二つ映っており、一番明るいのが月、二番目が翼の先についた灯りで、他は窓ガラスに反射したゴーストです。

 

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 モニターを見ると、飛行機はユカタン半島を横切り、すでに南米の海の上にいるようです(写真下)。ちょうど時間的には真ん中くらいですから、一眠りすることにします。

 

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