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1日日 2009713(月) 成田→広州

 

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 昨年、中国青海省のアムネマチンにブルーポピーを見に行くつもりでいたら、チベットでの暴動や四川省大地震で中止になってしまいました。今年こそはと、同じE社に申し込みをしていたのに、結局、7人しか集まらず、また中止。

そこにゲーサンメド(チベット高原初等教育建設基金会)というNPO法人を主催する烏里(うり)さんから、四川省の四姑娘山に行きませんか、というお誘いの手紙をいただきました。ゲーサンメドはチベット高原での教育のために学校建設などを目的にしたNPOです。また、チベット地域の自然や少数民族の文化を紹介するために年に十回ほどの旅行を主催しています。昨年、ネットでゲーサンメドを知り、問い合わせたことがあったのです。

 四姑娘山は、四川省大地震があった近くにある六千メートル級の山で、麓にある日隆(リーロン)はここ十年ほど観光開発が進み、日本からもたくさんの観光ツアーが出ています。高山植物が見られるということで、私もいずれ行きたいと思っていました。

 烏里さんは山で撮った花の本を出版する予定だと言いますから、好みも合います。しかも、ツアーは最大10人であり、必ず催行するとあります。普通の旅行会社は、最低10人集まらないと催行しないし、一ヶ月前にならないと決定してくれません。一ヶ月前にならないと旅行の予定がたたないのがいつも悩みでしたから、早速申し込みました。

 

成田空港に1530集合。参加者は、女性二人に、男性は烏里さんと私の合計四人です。つまり、客は三人です。四人では団体割引もなく、普通のツアー会社なら成り立たないし、実際、烏里さんは今回のツアーは赤字だと言っていました。しかし、こういう少数の旅行は私にはありがたい。

 

ほぼ予定どおりに全日空機( NH933)は離陸(17:37)。席はそれほど混んでおらず、私は一人で二つの座席を占領していました。

 

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お茶と簡単なスナックが出て(写真下左18:22)、続いて食事です(写真下右18:50)。二種類のうち、私はジャージャー麺を選びました。

 

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 飛行機は順調で、少し揺れる程度で、夕暮れまできれいにみえました。

 

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ほぼ予定どおりに広州の白雲国際空港に着陸。ここで時計を一時間戻します(現地時間20:35)

 到着すると検疫が始まりました。豚インフルエンザの検疫です。事前に身体の調子について記入する紙が渡されていたものの、防疫服に身を包んだ検疫官が入って来て、一人一人の体温を検査するのはなかなかものものしい。写真を撮りたいが、もちろん撮影禁止です。

反対側の通路の中国人らしいオジサンが体温の簡易検査にひっかかったらしく、体温計を渡されて、みんなの大注目を集めています。見れば、オジサンの顔が赤い・・・あ、わかった。酒を飲んだのだ。まさかこのオジサンのおかげでしばらく足止めなんてことはないだろうなと心配しましたが、幸い、すぐに検疫は終了しました(21:00)

 

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空港からホテルのワゴン車に乗って、数分でホテル到着(21:56、写真上)。明日は朝が早いので、空港近くのホテルに宿泊です。広州新機場賓館は三つ星ホテルで、建物もフロントも、また部屋の内容も高級感はありません。また、ホテルの一階にあったと思われる店も閉店したようです(写真上右)。しかし、空港から車で五分と、地の利だけはいい。売店で500mlの水13元で買いました。これは旅行中の一番高い水でした。

 

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部屋と設備や備品には可もなし、不可もなしです。バスタブがついていないのは日本人には受けないでしょう。さすがは広州だけあって、ネットへの接続ができました。テレビを見るためにコンセントを差し込もうとテレビをずらしたら、裏側の床にネット用のケーブルが転がっていました。テレビを見ようとしなければ気が付かなかった()

 

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 明日は六時出発なので、五時に起きないといけませんから、早めに寝ることにしました。しかし、そうもいきませんでした。騒音で眠れないのです。

飛行場のすぐそばですから、夜一時頃までは何機も飛行機が飛び、二時半や三時すぎにもまだ飛んでいました。頭の上なので当然、すごい騒音。隣の部屋のエアコンの室外機がうるさく、隣の部屋の人の話し声や、従業員がどこかで動き回る足音がはっきりと聞こえます。隣のシャワールームを使った音は自分の部屋にいるかのように聞こえます。

 このホテルの建物自体が安普請のようです。

 

 眠れないついでに、今回の旅行中に買ったミネラルウォーターのラベルをご紹介しましょう。よく見ると550ml596mlの二種類があります。下二つは「Wahaha」という名前のようです。しかし、飲んでも特に笑い出すことはありませんでした()

 

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