西オーストラリアのラン 8日目 2016年9月29日(木) (パース)→香港→成田 六時前に機内の騒音で目が覚めました。外はすでに薄明るく、飛行機はフィリピンの西側を飛んでいるようです。 灯りがつけられ、朝食が配られました(6:18)。 香港に到着まで少し時間があるので、映画を観ることにしました。『アングリーバード(THE
ANGRY BIRDS MOVIE)』(2016年、米)は、スマホのゲーム用に作られたキャラを元にした3D映画で、5月にアメリカで公開され大ヒットしたようです。3Dで観るべき映画で、ドタバタが激しいだけで私の頭では付いていけず(笑)、途中で打ち切りました。 Wikipediaから転載 空は前よりも少し明るくなったが、高度を下げて香港が近づくにつれて、曇り空になりました。 香港を日中に上空から見るのは五年ぶりかもしれません。山以外はすべて高層の建物に覆われているのがすごい。 空港は香港の中心部から西にあるランタオ島に作られています。1998年に世界で最も巨額の費用を投じて完成した空港です。 小雨のぱらつく香港国際空港(香港國際機場、Hong
Kong International Airport)に無事着陸(7:32)。次の飛行機は九時頃出発ですから、乗り継ぎ時間を持て余すことはありません。 成田行きの飛行機はキャセイパシフィック航空のCX504便で、機体はボーイング777-300 (73Z)です。今回、四回キャセイパシフィック航空を利用しましたが、ボーイング社の飛行機はこの便のみです。 私の座席は予約どおりに一番後ろ78Aです。後ろの4席のみは二座席で、しかしトイレのそばなので嫌われる。混んでいなければ隣の座席に客は来ないだろうという期待どおり、来ませんでした。 飛行機はほぼ予定どおりに離陸(9:29)して、成田まで4時間20分の旅です。 成田まで時間がありますので、最新の映画を観ることにしました。 『大唐玄奘(Monk
Xuanzang)』(中国、インド、2016年) 『X-MEN:
アポカリプス』(X-Men:
Apocalypse、アメリカ、2016年) 『バットマン
vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(Batman
vs Superman: Dawn of Justice、アメリカ、2016年) Wikipediaから転載 3本を成田までの四時間ほどで観ることはもちろん不可能で、一本は香港に到着する前に途中まで観ていましたので、続きを観ることにしましょう(笑)。 『大唐玄奘』という映画があることも知りませんでした。玄奘三蔵がインドまで経典を取りに行くという、日本では『西遊記』で有名な話で、どう描くか興味深く観ました。自然の景観を現地で撮れるから画面の迫力はすごい。玄奘は知力、体力ともに傑出した人物だったのでしょう。同じようにインドに渡ろうとした僧侶は、日本人を含めて数知れず、大半はそのまま行方不明になったのでしょう。 『X-MEN:
アポカリプス』は超能力を持つミュータントが出現する『X-MEN』のシリーズの一つです。初期の作品に出ていたエグゼビア教授役のパトリック・スチュワートは、テレビの『スタートレック』の2番目のシリーズで、ピカード艦長役で出ていました。 『バットマン
vs スーパーマン ジャスティスの誕生』は今回観た三作の中で一番期待しなかった映画です。映画のヒーローを複数登場させるという安易な手法が最近の流行のようです。 着陸の二時間前らしく昼食です(11:12)。料理の選択を質問されましたが、こちらが希望した物はなく、余ったのをもらいました(笑)。座席が最後のほうだと時々こんなふうになるので、後ろの座席は嫌われます。私は食えれば何でも良い。 外を見ると、晴れているが雲が多い。 曇り空の成田空港に到着しました(日本時間14:11、香港時間13:11)。 初めてのオーストラリアはランに特化した旅行で、春先の嵐に遭いながらも、予定されたランのかなりの種類が見られました。人数が少ないと移動や集合がスムーズでした。集合時間ぎりぎりに突如姿を現し、花の観察ではいつもどこかに行ってしまい、ゴードンさんから「忍者」というあだ名まで付けられた客が誰だったのか、覚えていません(笑)。 参考のために下記に主な費用をまとめました。
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