西オーストラリアのラン 西オーストラリア パースからエスペランス ランウォッチング 2016年9月22日(木) ~ 9月29日(木) 旅行主催: ネイチャリングツアー事業部 (アルパインツアーサービス株式会社) 日程表
植物名の判断 花の名前は以下のような資料を元にしています。しかし、最終判断をしたのは素人の私ですから、くれぐれも信用しないでください。 “Field
Guide to the Orchids of Western Australia”, Andrew Brown, Simon Nevill
Publications, 2013. 今回の植物ガイドをしてくれたブラウン氏の著書です。ランの専門書なので買うかどうか、正直のところ迷いました。本を見て感心したのは、西オーストラリアだけで500頁の本が書けるほどランが多いのだということです。発注から一週間ほどでオーストラリアから届きました。送料込みで67.14米ドル。著者本人から完売したと聞きました。 “Wildflowers
of southern Western Australia”Margaret
G. Corrick, Bruce A. Fuhrer, Rosenberg Publishing, 2009. 西オーストラリアの野生植物一般についての図鑑です。注文してから二週間かからずに届きました。送料込みで26.52米ドル。 『世界植物記 アジア・オセアニア編』木原浩、平凡社、2016年. この本の中で約18ページにわたりオーストラリアの花が紹介されています。 『オーストラリアの花100』相原正明,近田文弘,福田達朗,安部順,広瀬敬代、阪急コミュニケーションズ、2005年. 写真はきれいですが、花の名前を探すのには適していません。 『園芸家必携オーストラリアの花』森谷 憲、下野新聞社、2002年. 花の色ごとに分類してあるので、素人には意外に使いやすい。 『オーストラリアの花』柳 宗民、JTB、1996年. だいぶん前に買った本で、一般向けの本です。 “Native
plants of the Ravensthorpe region” Craig, G. F, Ravensthorpe Wildflower
Show Inc., 1995.(AU$15) “Flower
of the shire of Ravensthorpe from the inland to the sea” the
Ravensthorpe Wildflower & Herbarium. (AU$5) この二冊は3日目に宿泊したレーベンズソープの街の旅行案内所で購入した本です。前者には62頁に161種類の植物が掲載されているに対して、後者は見開きの一枚で、A4に直すと二枚分ほどなのに、132種類の植物が掲載されています。後者は厚手の光沢のある紙に印刷してあり、屋外で花を見ながら調べるために作られたようです。ラン以外の植物については役立ちました。 参考にした花のホームページ “Wild
flowers of the British Isles” http://www.ukwildflowers.com/Web_pages_intros_indexes/aus_index.htm 数は多くないが、花の写真の一覧表があり、名前を探すのが容易で、最も重宝しました。 「西オーストラリア ワイルドフラワーガイド2016」 http://style.qantas.jp/area/wa/wildflower/collection/ 西オーストラリア州政府観、カンタス航空、オーストラリア政府観光局が共同で運営するサイトで、日本語でのワイルドフラワーの紹介です。数は少ないが、わかりやすい。 “Australian
Native Plants Society” http://anpsa.org.au/index.html 花の写真はあるが、学名で並んでいるので使いにくい。オーストラリア全体の花にしては量が少ないように見えます。 “Weeds
of Australia” http://keyserver.lucidcentral.org/weeds/data/media/Html/index.htm クイーンズランド州の植物です。これも花の説明は詳しく、数も多いのだが、学名で並んでいるので、素人が花を調べるのには不便です。 “Esperance
Wildflowers” http://esperancewildflowers.blogspot.jp 今回訪問したエスペランス近辺の花についてのホームページです。一つの花について複数のわかりやすい写真とかなり詳しい説明があるが、学名で並んでいるので、花を調べるのにはあまり使いやすくはありません。 「園芸手帳」 http://stewartia.net/engei/Australia/WA2009/Aus_3th_1.html 2007~2009年の三回にわたりオーストラリアを訪れた日本人が撮った花です。種類が多く、一種類に何枚かの写真があり、しかも外来種を含めているので役立ちました。 参考にしたランのホームページ “Orchids
of south west of Western Australia” http://chookman.id.au/wp_orchids/ 南西オーストラリアのランのホームページです。一目でわかるような写真があって、大きな分類から細かい分類へと調べやすい。しかも、一つの種類にたくさんの写真があるのでわかりやすい。種類を調べるのに、もっともよく利用し、重宝しました。 “Native
Orchids of Australia” http://www.retiredaussies.com/ColinsHome%20Page/WAOrchids.htm オーストラリアの地域別のランのホームページです。冒頭に写真があるのでわかりやすい。 “Western
Australia's Native Orchids” (http://www.atoz-visual.com/wildorchids/orchids1.html) 178のランの写真の一覧表が6頁に掲載されており、写真も美しい。しかし、雑然と並べてしまったのは残念です。 “The
Orchids of Western Australia” http://orchidswa.com.au 今回の旅行で植物ガイドをしてくれたブラウンさんと共著者が作ったランについてのホームページのようです。写真は非常にきれいですが、調べるのにはいまいち使いにくい。 参考資料 『地球の歩き方 パースと西オーストラリア州
2016-2017』
Kindle版、購入価格540円 題名が行き先にぴったりだったので購入しました。しかし、前にもKindleが使いにくかったので、恐る恐る買ったら、不安は的中しました(笑)。「固定レイアウト」で作られているという断り書きどおりに、ノート型パソコンでは字が小さいので拡大すると、表示画面の下半分が見えなくなる!PDFファイルなどではカーソルで移動できるのに、Kindleではできない。全体が見えるようにすると字が読めず、拡大すると下半分が隠れて見えない。デスクトップのパソコンは画面は大きいので問題がありませんが、旅行にはデスクトップは持っていけません。いったいこれを作った人たちは何を考えているのだろう?? また、一冊の本を分冊したため、頁数と表示番号とが合わない。目次にある頁にたどり着くのに、自分で数を数えながらめくっていくしかない。よくもまあ、こんなデタラメな作りに540円もの値段を付けたものだとかなり頭に来て、いつものように本で購入して自分でPDFファイルにするんだったと後悔しました。 『地球の歩き方 オーストラリア
2012~2013』地球の歩き方編集室 編、ダイヤモンド社、2012年、購入価格258円. 仕方なしに、もう一冊、古いのを買い、こちらは自分でPDFファィルにしたので、使いやすい。 ネット上では電子媒体で販売する本や雑誌が増えて、それ自体はとても良いことだが、日本は著作権が強すぎて、自由度が少なく、どれもこれも使いにくい。結局、今回のように紙の本や雑誌を購入して、自分でPDFファイルにするのが一番使いやすい。著作権はもちろん保護されるべきだが、客の使い勝手や自由度も考えないのは時代錯誤です。 著作権の期限が切れているにもかかわらず、出版社が国会図書館がPDF化することに反対し、ネットで公開されていない本もあります。これなど著作権の乱用です。書籍は最終的には公共の財産であり、また多くの人が自由に閲覧することで文化的な価値も高まります。 地図 旅行記の地図は主にグーグル、ヤフー、オープンストリートマップの地図を加工して用いています。 日本との時差 パース -1時間 香 港 -1時間 為替 1オーストラリアドル=76.87円(ヤフーのネット上でのレート) 1オーストラリアドル=106円(9月23日のパース空港での換金、1ドル=92.57円と手数料7ドル) 名称 オーストラリア、Australia パース、Perth カタンニング、Katanning レーベンズソープ、レーヴンズソープ、レーベンストープ、Ravensthorpe エスペランス、Esperance ウォートン・ベイ、Wharton
Bay グレート・オーストラリア湾、Great
Australian Bight モレット・レイク自然保護区、Mullet
lake nature reserve トワイライト・ビーチ・ロード,
Twilight beach road ピンク・レイク、Pink
Lake ケープ・ル・グランド国立公園、Cape
Le Grand National Park ケープ・アリッド国立公園、Cape
Arid National Park 香港、Hong
Kong ホテルへの個人的な評価 宿泊したホテルへの個人的な評価を五段階で、0.5刻みで表しました。私が宿泊した範囲での主観的な評価です。評価の対象は主に自分が泊まった部屋です。建物の外観、付属している店、レストランなどはほとんど点数に入れていません。部屋の設備や備品などがそろっているか、清潔であるか、ネットが使えるか、それらが料金からして妥当なものか、などが判断のポイントです。費用対効果を重視し、設備に問題があっても料金が安ければ減点はしません。3.0を一応の合格ラインとしています。 5.0点 最高級ホテル。設備やサービスともに文句なし(私が泊まる可能性はほとんどない)。 4.0点 ホテルとして一通りの設備とサービスがあり、特にマイナス点がない。 3.0点 値段相応の最小限の設備とサービスがあるが、いくつか問題点がある。 2.0点 ホテルの体裁はとっているが、二度と泊まりたくない。 1.0点 ホテルではない、またはホテルとはいえない。 飛行機への個人的な評価 搭乗した飛行機への個人的な評価で、A~Eの5段階で表しました。航空会社と飛行機は別物ですが、一緒に評価しています。事前に予約ができるかどうか、座席の良し悪し、客室乗務員の接客態度、食事、トイレ、衛生、座席のモニターと映画などサービス内容などが判断のポイントです。 A 大いに満足。誉めるべき良い点がある。 B 満足。大きな過不足もなく、必要要件は十分に満たしている。 C 普通。小さな不満がいくつかあるが、必要要件は最小限満たしている。 D 不満足。改善するべき問題がある。 E 大いに不満足。航空会社にクレームを言いたいほどの明瞭な問題がある。 |