トップページ 日程表 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 アタカマ砂漠の花 7日目 2015年9月29日(火) ラ・セレナ→ボスケ・フライ・ホルヘ国立公園→オヴァイエ 朝起きて外を見ると、雲っているようです。
昨日と同じホテルのレストランで、七時半からプラスチックのリンゴを見ながら朝食です。
本日はラ・セレナから南下して、ボスケ・フライ・ホルヘ国立公園で花を見て、内陸部にあるオヴァイエに泊まります。 霧の中の菜の花畑 八時半に出発なので、散歩は省略です。昨日も走った国号5号を南下します。曇り空で、車はライトを付けて走っています(写真下)。海からの霧であるカマンチャカにおおわれているのでしょう。
海からの霧というよりも、雲が低く垂れこめているという雰囲気で、雲間から薄日がさし、晴れるかなと期待していると、また雲がかかったりと、花を見るにはありがたい天気ではありません。
このあたりの地形は関東平野にみたいに、いったん平らになった地形が水などで削り取られ、谷になっているように見えます。高木こそないが、これだけ緑があるのも、海からもたらされる霧、カマンチャカのおかげでしょう。
昨日と同じ道を南下しているので、やがて原野にアカシアが目立つようになりました。
写真下は植樹です。写真下の左のように、うまく育たなかったのか、間がまばらになった所もあれば、右のように密に育っている所もあります
黄色い菜の花畑が道の両側に現れました(9:39)。曇り空なのがあいにくです。
後でわかったのが、これらは栽培された菜の花ではなく、自然に生えてきた菜の花の仲間だということです。菜の花畑は日本、中国、チベットやインドなどで見かけましたが、いずれも人が植えたものでした。しかし、これは自然の風景です。
午後に通りかかった時、晴れた状態に撮りましたが、こういう霧の中の菜の花もなかなかなものです。
菜の花の国道5号から560号に入り、国立公園に向かって山道を進みます。五号沿線よりも牧場など人の手が入った所で、シャボテンを柵代わりに使っているのは面白いアイデアです(写真下)。これなら人間も家畜も入れません。
ボスケ・フライ・ホルヘ国立公園 やがて公園を示す看板も出てきました。下の地図はこの公園のあったものです。今日、北にあるラ・セレナを出発して、今は白く示されたボスケ・フライ・ホルヘ国立公園まで来ました。
ボスケ・フライ・ホルヘ国立公園(Parque Nacional Fray Jorge)の入口に到着(10:38)。看板の「Bienvenido」とは「ようこそ」くらいの意味です。先ほどまでと違い、晴れてきたのがうれしい。
レンジャーの事務所で手続きを取ります。
下の地図が公園全体で、赤い矢印で示されたのが現在地です。公園全体が山でできており、私たちはその東側の比較的平らなところにいるのがわかります。
写真上左 Drimys
winteri 事務所の周囲の山はシャボテンが多い。
公園のレンジャーが案内してくれると言います(写真下右)。ずっと付き合ってくれるのかと思ったら、最初に案内された場所で私たちがいつまでたっても写真を撮り続けているのを見て、待ちくたびれたのか、帰ってしまいました(笑)。
まず私の目についたのが、花ではなく、サルオガセのようなコケです(写真下)。サルオガセはきれいな水と空気がないと育ちません。ここは乾いていても、カマンチャカが海からもたらす湿気で十分なのでしょう。逆に言うと、かなりの水量が霧によってもたらされていることになります。その結果、シャボテンとサルオガセが同じ場所に生えているというおもしろい光景が生まれました。
案内された山の斜面で目立つのが紫色のパシテアです(写真下)。強い青紫の色が遠くからも見えます。
写真上 Pasithea
caerulea Pacific Bulb Societyの解説には、チリで撮影された写真しか出てこないくらいチリ特有の植物のようです。
この花は、二日前、山の斜面で食事をした時に数本見つけました。南下するにつれて数が増えて、昨日は住宅地の近くの野原でも群生していました。ここは昨日よりももっと数が多く、旅行中、最大の群生です。
これだけ強い青紫だと、おそらく紫外線を反射していて、虫たちの目にはまた別な花に見えているのでしょう。
Pacific Bulb Societyの記事を見ると、根には小さいジャガイモみたいなのが付いていて、ソーセージというあだ名で呼ばれるそうです。堅実な貯金がこの花の作戦です。
写真下はこれまでも何度か見たセンナで、黄色いマメの仲間です。
写真上 Senna
cumingii var. coquimbensis 写真で見ると、上と下は似たような花のようですが、写真上のセンナが低木なのに対して、写真下のトゥロパエオルムは蔓状の植物で、他の樹木にからみついています。
写真上下 Tropaeolum
brachyceras 花の密集度がすごい。トゥロパエオルムの種は数年間は眠った状態になることができるそうです。乾燥した地域に合わせて、雨の多い年に一気に発芽できるように進化したのでしょう。
他にも樹木が花を咲かせています。
写真上 Baccharis
paniculata 二日前のスキザントゥスは山に一面に生えていたが、写真下のスキザントゥスはあまり多くありません。
写真上 Schizanthus
litoralis 昨日も海岸近くでこのスキザントゥスを見ました。同じ種類なのに、写真下左の昨日の花と、写真下右の今日の花では「顔」が微妙に違います。
お馴染みになったオジロエはチリ、ペルー、ボリビアに分布する球根植物です(写真下)。
写真上 Oziroë
biflora 写真下のキスタンテは花一つ一つはそれほど大きくないが、色が強く、地面を這うようにして一面に生えることで、他の植物を圧倒しています。
写真上下 Cistanthe
arenaria このキスタンテはここではまだおとなしいほうで、後でこの近くで大群落を見ました。
良く見ると足元には目立たない小さな花がたくさんあります。
写真上 Leucheria
cerberoana ? 日本のカタバミに大きさや形がそのまんまです(写真下)。
写真上 Oxalis
micrantha 写真下のオルシニウムは上に向かって咲いているのと、花弁をひっくり返しにして下に向かって咲くのと二つの状態が見られます。二種類あるとも思えないから、たぶん咲き進むと花が下を向いてしまうのかもしれません。
写真上 Olsynium
junceum 写真下のように、ちょっと拡大して見るともっときれいです。
写真下の花も顔を地面に近づけないと花があることもわからない程度なのだが、拡大すると薄いピンク色のとてもきれいな花です。
写真下のハプロパップスはあちらこちらで見かけたつもりでしたが、実際にはここでしか見ていません。 写真上 Amsinckia
calycina 小さくて目立たない花は、申し訳ないことに、どうしても撮影が後回しになります。
この公園ではハチドリなど八十種類ほどの鳥が見られるそうです。下ばかり見ていたので、写真下の鳥しか気が付きませんでした。写真下はChilean Mockingbirdという名前で、チリやアルゼンチンに棲む鳥です。シャボテンの棘がなんともないのがすごい。
写真上 Mimus
thenca 雲をにらみながら昼食 バスで少し移動した所で昼食です(12:31)。暑いのでバスの中で食べる方もいます。私はもちろん外の、皆さんとは離れた場所で、一人でレウココリネのお花畑の中で食べます。 写真下が食事をしている私の目の前の風景です。私は太陽を背にしてほぼ南を向き、花の影は南のほうにできています。つまり、太陽は北にある。 写真上下 Leucocoryne
purpurea
先ほどから私が気にしているのが、南西方向に見える山にかかった雲、カマンチャカです。カマンチャカは目でわかるほど、写真下でいうと左に流れて、時間とともに山を下りてきているように見えます。山の向こうの海で湿気を吸った空気が山にぶつかり冷やされて雲になるという、ここ数日間、何度も見た光景です。
せっかく良い天気なのに、あの雲がこちらに来るのではないかと私は心配して、バスにいた時からカマンチャカを激しくにらみつけていた(笑)。私の必死の形相に、お客さんの一人が「来ないよ」とあっさりと言う。この予想が幸いにして当たり、この日、降りて来ることはありませんでした。
この公園の平均雨量は約100mm程度だが、山の上の森のあるあたりは800~1000mmもあるという。理由はもちろんカマンチャカです。雨量が極端に違うので、山の上はこことはかなり植物相が違うようです。それらの植物を見に山の上のほうまで行く予定でいたのですが、山道は狭く、車と会った時、こちらは大型バスですから、すれ違うことができないとのことであきらめました。
写真下など石や周囲の灌木と調和が取れていてちょっとした庭になっています。
東側の斜面 山の雲がこちらまで降りてくるのではないかと心配になり、私は食事を切り上げて、花の撮影に戻りました。他の皆さんは西側に行くようなので、へそ曲がりの私は東側の斜面に歩いて行きました。
写真上 Loasa
tricolor 数日前から見かけるバヒアがここでも白いデージーのような花を咲かせています(写真下)。
写真上 Bahia
ambrosioides 写真下のサルビアの仲間の名前をパトリシオさんに聞くと、返事は「サルビア」と聞こえました。サルビアの仲間なのは見ればわかると思ったら、そうではなく、レペキニア・サルヴィアエという学名でした。
写真上 Lepechinia
salviae 写真ではきれいに成長して花を咲かせている部分のみを撮りましたが、半ば樹木化して、根元のほうは枯れている枝もあります。このあたりでしか見られませんでした。意外にシソの仲間は少ない。
写真下は花が咲いているのか、それとも実なでしょうか?
写真下のトゥイーディアは細い葉なのか茎なのか、グチャグチャにからんでいて、どこからがこの植物なのかわからず、写真が撮りにくい。複雑にもつれて、まるでおれの人生みたいだ(笑)。
写真上 Tweedia
birostrata 写真上 Stachys
grandidentata 写真下のロドフィアラは園芸品種にそのまま使えそうなくらい大ぶりで豪華な花です。花の雰囲気や大きさは園芸品種のクンシラン(君子蘭)を連想させます。君子蘭もランではなくヒガンバナの仲間ですから、その意味ではこの花も仲間です。これまでもロドフィアラはありましたが、これはここでのみ見られた種類です。 写真上下 Rhodophiala
phycelloides
西側に行った皆さんが何か花を見つけたと呼んでいます。行ってみましょう。 アルストゥロエメリアという園芸店で良くみられる花が自然に生えています(写真下)。野生でこんなきれいな花なのだから、本当は強く感動しなければならないのだろうが、見た瞬間、切り花で売られている姿が頭に浮かぶ自分が情けない。花に「すまん」と謝りながら写真を撮る(笑)。 写真上下 Alstroemeria
magnifica
写真上のアルストゥロエメリアは、花芽のついたのは私も見つけていましたが、咲いているのは探せませんでした。こういう時は他のお客さんの眼力がありがたい。
写真上 Trichopetalum
plumosum 写真下の花は花弁が丸まっているように咲いています。本当はのびるか、それともこれが普通の姿なのだろうか。
15年ぶりの大開花 バスに乗ってもう戻るのかと思ったら、月枝さんが、バスから降りて斜面を登ってみようと言います。花の群落が見えたからです。ヤブを踏み越えて行くと、白いレウココリネの群落です。白いレウココリネはこれまでもすでに見ましたが、これだけ群生しているのは初めてです。
サボテンとレウココリネが妙に合います(写真下)。 写真上 Leucocoryne
ixioides
白いレウココリネのさらに上のほうに行くと、今度は昼食の場所に咲いていた赤紫のレウココリネが一面に咲いています。こちらは群落というよりも大群落です。 写真上 Leucocoryne
purpurea
午前中、最初に案内してくれたレンジャーがこんなに花が咲くのは15年ぶりだと言っていました。アタカマの花は、他の地域と違い、当たり外れが激しい。15年ぶりというレンジャーの言葉から、今年はバカ当たりなのがわかります。
後ろの山にかかる白いカマンチャカと花との組み合わせが素晴らしい。
この国立公園内の一部を歩いてみると、あまり踏み荒された雰囲気がありません。私たちが花の写真を撮っていたのは誰でも簡単に行けるような所ばかりでしたが、このお花畑にもほとんど人が入った跡がない。私たちがいた丸一日に他のお客さんは見当たりませんでした。私たちだけでこれだけのお花畑を独占できるのはとてもありがたいが、もっと地元のチリ人にも関心を持ってほしいものです。彼らはもしかして、今年はここにお花畑があることを知らないのだろうか。
皆さん、花を踏みつけないように気を付けてはいるが、無理です。足の踏み場もない。
花の数という点では、今日一番すごかったのがここです。これだけの被写体はなかなかないだろうから、私は去りがたく、皆さんが行ってしまってからも、しばらくウロウロしていました。感動の言葉よりもため息が出ます。
斜面を降りて、レンジャーの事務所のほうに歩いていくと、ここにもまたキスタンテのお花畑です。 写真上 Cistanthe
arenaria
レウココリネよりも前にこれを見ていればもっと感動したのかもしれないが、先ほどの大群落を見た後だと、いけないと思いながらも、感動がちょっと薄い(笑)。私だけでなく、他のお客さんもわりと簡単に通過しています。
バスに乗り、ゲートまで戻ります。ゲートは閉じられ、女性客はバスから降りてレンジャーにお礼を言いました(写真下右)。彼らが花を咲かせているのではないが、お礼を言いたくなるくらい、ここの花の洪水はすごかった(15:22)。
感動を胸に、来た道を戻ります。
シャボテンの寄生植物 シャボテンの寄生植物トリステリクスを撮りたいという要望で、シャボテンがたくさん生えている斜面の前でバスを停めました。
シャボテンの表面に赤いサンゴのような枝が生えています。これが寄生植物です。
写真上下 Tristerix
aphyllus 枝の一部から花芽が出ていて、わかりやすいのが写真下です。枝のように見えますが、開花前の花のツボミです。先端が割れて、中から黄色いオシベやメシベが出てきます。
受粉が終わると、写真下のピンク色の目玉親父のような実が付く。チリの研究者によれば、この実を鳥やオポッサムやネズミが食べにくるという(FRANCISCO LUCERO, CAREZZA
BOTTO-MAHAN, RODRIGO MEDEL & FRANCISCO E. FONTÚRBEL, New insights
on the mistletoe Tristerix aphyllus (Loranthaceae): interaction with diurnal
and nocturnal frugivorous species, Gayana.
Botánica, vol.71 no.2 Concepción dic. 2014.)。
寄生植物よりも本物のシャボテンの花がきれいです。
写真上 Eriosyce
subgibbosa 背の高いシャボテンにも白い花が開きかけています。
写真上 Echinopsis
chiloensis subsp. litoralis
写真上 Verbena
berteroi? 花たちが派手なのにトカゲ君の柄はいたって地味(写真下)。
ここからも東側にアンデス山脈らしい雪山が見えます。
白いサギのような鳥が山の斜面にいます(写真下)。来る時もここにいましたから、何か彼らにとってかなり魅力的な餌があるようです。水辺の鳥であるサギがこんな所にたむろしているのは奇妙で、サギではない?
菜の花 国道5号の近くまで戻り、午前中も来る時に見た菜の花畑の写真を撮りました。今度は晴れています。
花は写真下のように菜の花の仲間だが、いわゆる菜の花ではありません。 菜の花畑は日本でも珍しくありません。日本と違うのは、これが自然に生えたという点です。たまたま土地の所有者がいて聞いたところ、今年は突然生えてきたというのです。やはり15年ぶりらしい。 日本の♪菜の花畑に入日薄れ♪というのどかな雰囲気と違って、ここの菜の花は自己主張がもっと強烈です。
写真下の、菜の花畑の道端に生えた大きなアザミのような植物はアーティチョークの仲間だそうです。この日の夕飯にアーティチョークが出ました。もちろん、ここのを食べたのではありません(笑)。
オヴァイエへ バスは国道5号を横切り、本日の宿泊地であるオヴァイエに向かいます。 お馴染みの瓦屋根のバス停が風景に良く合っている(写真下左)、と思ったら、写真下右のバス停はトタン板製でダサイ。
山の間を抜けると(写真下左)、やがて広々とした平原に出ました(写真下右)。
広大な畑が見られるようになり、ブドウのようです。チリワインは近年品質が上がって来て、値段の安さも手伝い、フランスワインなどを脅かしているそうです。
所々で、一面に広がる菜の花畑が見られます。
天気が良いと方向感覚が狂います。ここは南半球ですから、太陽が北側にある。すると南北感覚が逆転してしまい、東に向かっているのに西に向かっているように錯覚します。
自転車専用道路があります(写真下)。今回の旅行ではここで一度見ただけです。日本ももっと自転車道を充実させてほしい。
珍しく道路が渋滞し、人が集まって警察官もいる(写真下)。何でしょう?
交通事故だ(写真下)。青い乗用車のエンジン部分が激しく破損していますから、衝突の衝撃をここで吸収することに成功したようです。旅行中見た唯一の交通事故です。
オヴァイエに到着して市内のスーパーで買い物です(17:02)。スーパーの前の道路はさして広くもないのに、幹線道路のせいか交通量が多く、渡るのに一苦労です(写真下左)。スーパーはこれまでも見てきたように、広々とした体育館のような建物です(写真下右)。
店内で目につくのは990ペソの表示で、日本円で約240円ほどです。円安(1ドル=約120円)のせいもあり、日本よりも物価がすごく安いという印象はありません。
さすがに柑橘類は一袋で240円くらいですから、日本に比べてずいぶんと安い(写真下)。ただ、今回は柑橘類の畑は多くは見かけませんでした。
本日のホテルLimari Hotelに到着(18:03)。ホテルはオヴァイエ市内から少し離れた所にあります。
オヴァイエを含めたこのあたりはLimari谷と呼ばれ、ワインの一大産地です(https://hotellimari.cl/)。ここに来る途中にもブドウ畑がたくさんありました。ホテルからは見えないが、グーグルで見ると、このすぐ北東側の山の斜面は一面がブドウ畑です。
このホテルで驚いたのは、庭にアルパカ(?)とウサギを飼っていることです(写真下)。ホテルのホームページにはこんな大事なことが何も書いてありませんでした(https://hotellimari.cl/)。あのモコモコの毛に触れないだろうかとそっと近づくのですが、当然、彼らは逃げます。彼らがいるのでホテルの個人評価を高くしましょう(笑)。
鳥から追い払われた 食事まで少し時間がありますので、散歩に出かけましょう。 道路の脇に河原の丸い石が転がっている空き地に鳥がいます(写真下)。巣があるのか、私が近づくと激しく鳴きたてて、飛びまわり、最後は私のほうに飛んできて威嚇しました。なかなか攻撃的な鳥です。ここまで攻撃されると、鳥に関心がなくても、写真だけでも撮ってやろうという気になる(笑)。 和名はナンベイタゲリ(英語名Southern Lapwing)といい、チリやアルゼンチンに分布するシギ・チドリの仲間だそうです。頭に冠羽があるというが、写真では良くわかりません。ウルグアイではこの鳥の攻撃性から、サッカーのチームのシンボルに使っているそうです。
写真上 Vanellus
chilensis 私がこの場所で撮ろうとしたのは鳥ではなく、写真下のチョウセンアサガオです。鳥に怒られたので、花の写真を撮り、さっさと退散しました。あんな幹線道路のそばの空き地では、人が頻繁に通るだろうに、なんだって、そんな所に巣をつくるのでしょう。
道路脇には日本でもおなじみのハナビシソウ(花菱草)がたくさん咲いています。夕日を浴びてしまい、適当な被写体が少ない。カルフォルニア・ポピーというくらいで、もちろん外来種です。道端にたくさんあるところを見ると、たぶん車がこの植物を広げている。
写真上 Eschscholzia
californica 私が散歩に行こうと思ったのは、ホテルから東にあるグランデ川のそばのキャンプ場です。川があり、緑があるから、何か花があるのではないかと期待したのです。 写真下がキャプ場です。それなりの広さがあるが、時期のせいか、誰もいません。
川の水量はかなりあります。緑があるわりには花はそれほど多くない。
川岸には毛虫のような黄色い花を咲かせている大きな木がいくつかあります(写真下)。
だいぶん陽が斜めなので、写真は撮りにくい。
写真下のバーベナ(ヤナギハナガサ)は私の周囲でも良く見かける花です。昔住んでいた家の庭に突然生えてきました。休耕田の田んぼに群生して、農家の人が困ったと言っていました。調べて見ると、南米原産だそうですから、これは自生かもしれません。
写真上 Verbena
bonariensis 写真下左の菜の花の仲間はたぶん昨日から見て来た大群落と同じ植物でしょう。写真下右は今回の旅行で見た唯一のキノコです。ここには一本しかありませんでした。
11人が選んだ花 七時からホテルで食事です。レストランではなく、ラウンジのようなところです(写真下)。
チリのホテルに泊まるのは今夜が最後で、客だけで話ができるのも最後なので、今回の旅行で各人が一番印象に残った花を選びました。私が選んだのは写真下のクリスタリアです。おもしろいことに、パトリシオさんを含めた11人全員がそれぞれ別な花を選択しました。そのくらい今回は花が多かった。 写真上 Cristaria
glaucophylla 夕食のメイン・デッシュはアーティチョークです(写真下)。チリに住んでいたことがある月枝さんを除き、私たち一行は誰もこれを食べたことがなく、月枝さんがわざわざ注文してくれました。 日本でもたまにスーパーでも売られていることがあるが、いったいどうやって食べるのか。キャベツみたいに葉を食べるのかと思ったら、そうではなく、真ん中の芯の柔らかい部分と、葉を一枚ずつ取って、葉の柔らかい根元の部分だけを歯でこしとるように食べます。つまり、写真下で見えている部分はほとんど食べませんから、大きさのわりには食べるところが少ない。 味はカリフラワーの芯のようで、見た目ほどには癖はなく、葉が盛大に残りますから、これを皿に積み重ねる方法を考えながら食べないといけません(笑)。
本日の私の部屋が写真下です。一番の問題点は暗いことです。日本と違い、天井に灯りがないのはいいとして、この部屋にスタンドの灯りが一つというのはいくらなんでも暗すぎます。しかし、これ以外は特に良くも悪くもありませんし、庭にアルパカとウサギがいたことを高く評価して、このホテルの個人的な評価は4.0にします。
危険だと思ったのが写真下のマットです。ベッドの両側にどういう意図なのか、マットが敷いてある。床はつるつるで、マットは薄く軽い上に固定されていないので、滑ります。スケートのできない私はさっさと取り外しました。 トップページ 日程表 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 |