トップページ 日程表 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 カナリア諸島の花 9日目 2015年6月09日(火) テネリフェ → マドリード → ドバイ 朝、三時半のモーニングコールでたたき起こされました。昨夜は寝たのが十時過ぎたったので眠い。窓の外はもちろん真っ暗で、建物とプールの灯りだけです(写真下)。雲はあるものの天気は悪くはありません。 今日は帰国するため、これから飛行機でマドリードを経由してドバイまで行きます。 四時半から朝食だというが、私の場合、こんな時間に食事を取るのは無理なので、部屋で準備を始めました。 バスに乗り二十分ほどでテネリフェ・ノルテ空港(Aeropuerto de Tenerife Norte)に到着しました。早朝だが、結構、人がいる(写真下)。 ここで一週間お世話になったサライさんともお別れです。彼女は我々と前後して、ラパルマ行きの飛行機に乗り、島に帰ります。女性たちが彼女と別れを惜しんでハグしています。私も強くハグして別れを惜しみたいが、握手だけにしておきました(笑)。
来た時と同様に帰国は長丁場で、三機の飛行機を乗り継ぎます。まず一機目でテネリフェからスペインのマドリッドまで戻ります。
飛行機は予定通りに離陸(7:13)。満席ではないが、かなり混んでいます。イベリア航空のIB3945便の機体はエアバス社のA320-200です。座席は片側3座席で、私はいつものように後ろの窓側です。 前回は空港で座席の予約も取れない有様でしたが、今回そんなこともなかったので、この航空会社のこの飛行機への個人的な評価B、やや満足です。 飛行機の窓からすぐに朝焼けのテイデ山が見えて、やがて遠ざかりました(写真下)。私はたぶん二度と来ないだろうけど、自然と人々を含めてとても良い島でした。花ではなく、観光で来ても良い島で、お勧めです。
飛行機は大西洋上を北上しています。特に揺れることもなく、順調な飛行です。
やがてイベリア半島に入ったらしく、乾いた大地が続き、離陸から約二時間後、マドリードの市街が見えてきました。
マドリード・バラハス空港(Aeropuerto Adolfo
Suárez Madrid-Barajas)に無事に到着(マドリッド時間10:33)。ここで時計を一時間早め、今は十時半すぎです。
九日前に来たので、なんとなく見覚えがある。
電車に乗り、国際線に移動します(写真下左)。出発まで少し時間があるので、他の人たちとスペインのスターバックスで3.1ユーロ(約418円)のコーヒーを飲みました(写真下右)。
空港の売店のある場所はそれほど広くありません。ちょっと暇つぶしに一周してきましょう。 写真下は自動販売機です。売られている中に、なんとカメラやビデオカメラまである。旅行の途中でカメラが壊れたりして、急に必要になった場合には24時間営業ですから、たしかに便利です。
写真下のレストランでは青い絵模様の皿が飾ってあり、壁の一部はアスレホ(アズレージョ)の青いタイルでできていて、なかなか素敵です。しかし、残念ながら、客が誰もいない。
出発ゲートが決まったようなので移動します。スペインの国内線はネットで予約が取れず、早目にいって必死に席を確保するという一昔前のやり方だったが、国際線のエミレーツ航空は往復ともに座席の予約が取れているので安心です。
ロビーで待っていると、エミレーツ航空の客室乗務員たちがやってきました(写真下)。食事を配膳してくれる客室乗務員がきれいなお姉さんだったりすると、妙に食事がおいしく感じる(笑)。
地中海を横切る エミレーツ航空のEK142便は15:43にマドリッド空港を離陸。晴れているのに上昇中に機体がかなり揺れました。 エミレーツ航空のこの便の個人的な評価は、座席の予約も取れ、エコノミークラスとしてはほとんど問題がないのでA、満足です。
飛行機は来た時の同じボーイング777です(写真下)。私は予約しておいたので、一番後ろの窓側で、今回も幸いにして隣には人が来ませんでした。私の席は下図のように50Kです。飛行機は午後に東に向かって飛びますから、陽の当たらない50Aを取りたかったのだが、私がネットで見た時にはすでに予約が入っていました。最後部の席はトイレも近く、人気がないので、いったいどんな物好きが予約したのかと見たら、我々のグループでした。つまり、西遊旅行が予約を入れていたのです。 飛行機はイベリア半島から地中海に出ました。写真下はスペインの東海岸にあるバレンシアの南側です。右下の地図は写真と比較しやすいように、南北を逆さまにしてあります。
スペインの沖合にあるサン・フェラン・デ・セス・ロケス(Sant Ferran de Ses Roques)という島が見えてきました(写真下)。ネットで見ると、ホテルの値段がかなり高いから、人気のリゾート島のようです。
食事が出ました(16:53)。これが私たちには昼食でだいぶん遅い。遅くなると小場さんからは聞いて、出発前の空港でリンゴとバナナを食べたので、空腹には困りませんでした。これらの果物は前日のホテルの夕食でいただいたものです。事前に教えてもらうと助かる。 遅い食事を終えて、外を見ると、陸地が見えます(写真下)。アフリカ大陸の北端のチュニジアです。
チュニジアではこの旅行の後の六月末にテロが起きて、観光産業に大打撃を与えました。チュニジアは春になるとたくさん花が咲くので、いつかは行ってみたいと思っていたが、当分無理でしょう。
チュニジアを横切り、再び地中海に出て間もなく、眼下にマルタ島が見えてきました(写真下左)。
地中海を横切る前にもう夕焼けが見え始めました(写真下)。東に進んでいるので、一日があっという間に終わってしまった感じです。
シナイ半島を通りすぎるあたりから、暗くなり、下は何も見えなくなりました。すると、機内に星空が出現しました(写真下)。実際の星空に基づいているのかはわかりませんが、通路の天井は満天の星です。
イスラエルを避ける モニターに映った飛行経路を見ると、大変興味深い。写真下左のように、マドリードからドバイを目指して、地中海をまっすぐに進んでいたはずなのに、リビアをすぎたあたりで、エジプトのほうに進路を変更しています。もちろん、その理由はイスラエルを避けるためです。
地中海からイスラエルを横切り、ヨルダンに入るのが最短距離だが、カタール航空はアラブ諸国の一つアラブ首長国連邦の航空会社ですから、たとえイスラエルが同意しても通過したくないのでしょう。写真下左のモニターに映し出された実際の航路を見ればわかるように、イスラエルの南側をかすめるようにエジプトとヨルダンを通過しています。迂回したばかりに増えた排気ガスが地球環境に及ぼす悪影響を考えれば、平和こそが安上がりで身体にも地球にも最も良い選択です。 日本もせっかく七十年も平和を維持してきたのに、安保法案などという愚かな選択しようとしています。
日暮れから二時間ほどして、海岸の大都市の灯りが見えてきました(写真下左)。アラビア半島を横切り、ペルシャ湾側にあるダンマーム(Dammam)です。
トイレの灯り 機内のトイレから出ると目の前に若い東洋系の女の子が待っていました。彼女は中に入るとすぐにドアを開けて、何か私に質問します。言葉が通じないが、たぶん中に入っても灯りが付かず、真っ暗なので驚き、スイッチの位置を聞いたのでしょう。内側からロックしないかぎり、灯りが付かないようになっているのです。私は彼女にドアを閉めて、ロックするように伝えました。今度はうまくいったようです。 トイレの中に入ってドアを閉めても、ロックするまで灯りはつきませんから、真っ暗なので最初は驚きます。おそらく、過去に十分にロックしないまま入って、いきなりドアを開けられる大事故(笑)が多発したので、完全にロックしないと灯りが付かないような仕組みにしたのでしょう。 彼女は終わって出ようとロックを外して、室内がまた真っ暗になり、あわてたようです。ドアをどうすれば開くのかがわからず、暗いなかで困ったようでした。私はトイレのそばの席なので、こちらから開けてあげようかと立ち上がったところで、幸い彼女は出てきました。 この飛行機はボーイング社製ですから、基本的にアメリカで組み立てられています。ドアを閉めたらロックが赤く点滅するとか、ロックを外したらドアノブの部分が緑色に光るなどもう一工夫あればわかりやすいのに、というのが、小さいことにこだわる日本人としての意見です。食事と排泄は人間の基本ですから、疎かにしてはいけません。 そうこうしているうちに、ドバイの街が見えてきました(写真下)。
予定よりも少し遅れてドバイの空港に到着です(ドバイ時間0:51)。 トップページ 日程表 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 |