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2日目 2006年8月18日(金) 広州→西寧 5時モーニングコール。6時30分集合。飛行場に向かう。 現地ガイドはヤオ族の祝さんという女性です。 8:33 曇り空の中離陸。 11:20 西寧着。曇り空。暑くも寒くもありません。西寧の空港も、広州と同様に、最近作られたものらしく、近代的な感じです。(写真下右) 12:25 ホテルである青海賓館に到着。13:30にホテル内のレストランで食事。 青海賓館は坂を上った突き当たりにあるくらいの立派なホテルだが、古めかしい印象です。ホテル室内にはネット用のコネクタがあるので接続するとケーブルが外れなくなり、添乗員さんに助けてもらい、悪戦苦闘してようやく外しました。また、サーバがパソコンに何かインストールしようとしたらしく、パソコンが拒絶して、結局、接続できませんでした。建物同様、やり方が古いようです。 西寧の市街は近代的で、また郊外にも高速道路や新しい住宅が出来るなど、他の中国の都市と同様に急激に発展しているのがわかります。歩道にたくさんのコスモスが花を咲かせています。気候なのか、種類なのか、日本のような大きくならず、矮小なコスモスです。 また公園内にも花が植えてあるが、ペチュニア、キンセンカなど種類が少なく、これは他の都市も同様でした。タチアオイが美しい花を咲かせています(写真上)。 北禅寺の観光 15:00 休憩の後、市内の北側にある北禅寺という道教寺院に観光に出発。晴れて、暑い。 参道の道端に占いの店が出ています。道教だから占いはかまわないが、日本や東南アジアでも占いする坊さんがいるのには驚かされます。仏教では占いは禁止です。 寺社にはあまり関心がないので、もっぱらコスモスなどの花の写真を撮りました(写真上)。写真だけ見ると花がいっぱいありそうですが、実際は乾いた感じです。 上の写真は観光コースの舞台裏です。女神様なのだろうが、用がないときはこうやって放置され、飾られると、急に礼拝の対象になる。門構えの立派なお寺なんかよりは、こういう裏側は、まるで人の心を表しているようで、おもしろいと思いませんか。 いくつかのお堂を参拝した後、有志だけが道院の裏にある土楼山に挑戦することになりました。最初は階段があるのですが(写真上)、そこから先は山道です。崩れやすい土質で、道らしい道がないので登りにくい。西寧自体の標高が2千メートルを超えており、そこでの登山はきつい。結局、登山に挑戦した人のうちで私が一番ビリでした。 山頂には展望台があり、西寧市内が見わたせます(写真上)。周囲は灌木が生い茂る乾いた感じの山が連なっており、東の山の上に仏塔(チョルテン)が見えて、ここがチベット仏教圏なのがわかります。 花の咲いている植物を探すが、あまり多くありません。ノコンギクのような紫の菊の仲間が生えており、これはラサまで見られました(写真上右)。周囲はどこも乾いた感じです。山腹では樹木に水をやっていたが、もしかして、あれは人間が持ち上げた?! 東関清真寺の観光 バスで市内にあるイスラム教のモスク・東関清真寺を訪ねました。4:30。 添乗員さんは中東に滞在したこともあり、イスラム教については専門家のようです。現地ガイドの黄さんが説明をしています。しかし、私はいまひとつ「ご立派な建物」には興味がないので、他の所ばかり見ていました。 周囲を見渡せば、ほら、バラが咲いています(写真上左)。建物なんかより、こちらのほうがきれいです。よく見ると「禁止○○」と書いた札が下がっています。中国語がわからないので、何が禁止なのかよくわかりません。「立ちション禁止」?でもなさそうです。イスラム教徒は清潔を旨とするから、寺院の境内でそんなことをするとは思えません。すぐそばの建物には手ぬぐいが干してありました(写真上右)。もしかしたら、バラに手ぬぐいをかけるな、という意味かもしれません。 もっとおもしろい被写体です(写真上左)。もちろん、遺体ではなく、昼寝です。暑いから、陰のひんやりした石の上は昼寝にちょうどいいのでしょう。 のんびりと日陰に座っている人たちがいて、モスクの中は、平和な雰囲気です。 モスクの中をうろうろしている内に、裏手から出てしまいました。そこはイスラム教徒向けのバザールのようです(写真下)。 果物、野菜、お茶、肉類、香料など、出店が数十軒はあるでしょう。モスクよりもこちらのほうがはるかにおもしろい。観光客がよほど珍しいのか、ジロジロと見られる。お茶を買いたいが、種類がよくわかりません(写真上右)。 香辛料など彩り鮮やかで、いかにも辛そう(写真上右)。 ニワトリの足がしっかりと出ているところが、いいじゃありませんか(写真上)。かわいそう、でも、うまそう。 表通りで、肉をナタで切るなんて、日本ではお目にかかれません(写真上左)。切られた肉は、台の上にゴロンと並べられて売られています(写真上右)。 私はリンゴ1つで0.8元(約12円)、桃2つで2元(約30円)で買いました。いずれもこぶりで、桃は固かったが、食べるとうまかった。 モスクの後、市内のバザーに行きました。建物の間の長い通路の中に出店が建ち並んで、土産物から日常品までなんでもそろっています。 ミネラルウオーターがたった1.5元(25円)です。たいていはホテル相場で5元(75円)ですから、やはりホテルは高い。中国のミネラルウオーターは、500mlではなく、580ml、600mlなど中途半端が多く、おそらく単位系の問題なのでしょう。 中国のバスはバックミラーがウサギの耳が垂れ下がったような姿をしていて、おもしろい(写真上)。 バザーからホテルまで歩いたが、距離は大したことがないのに、山登りをしたせいもあり、人混みと雑踏に疲れました。 トップページ 日程表 1 2
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