赤道直下エクアドル・アンデスの花 2日目 2019年9月10日(火) キト → クエンカ → マカス ちょっと寝過ごした! 六時出発だというので、五時に目覚ましをかけて寝ました。目が覚めて時計を見ると・・・えっ?五時半!!私はあわてて起きて支度を始めました。目覚ましの設定を間違えたか、時計が壊れたかと、試しに六時にアラームが鳴るように設定すると、しっかりと鳴りました。つまり、アラームが鳴っても目が覚めないくらい私は熟睡していたのだ。
本日からいよいよ花の観察が始まります。今回の旅行は南にあるクエンカまで飛行機で行き、そこからキトに車で戻る途中で花を見ます。今日はクエンカからマカスまでの間、花の観察をします。 ホテルから空港に行くには、川があるので、逆方角の一般道を南に進みます。朝が早いので、人通りはほとんどない。
幹線道路に出ても、それほど混んではいません(写真下)。
ここから高い山がいくつか見えて、キトの南55kmにある富士山のような形のコトパクシ(Cotopaxi、5,897m)が美しい(写真下左、写真上右)。西に見えるピチンチャ(Pichincha、4,784mと4,698m)の万年雪はこの五十年でなくなってしまったそうです(写真下右)。これは地球温暖化というよりも、活火山で、1998年にも噴火が起きているからでしょう。
空港に到着(06:16)。早朝でも、それなりに人がいます。
朝食を渡されましたが、睡眠不足であまり食欲もないので、機内に持ち込めないジュースだけ飲みました(写真下左)。ここで日本語の達者なパエスさんともいったんお別れです。
チェックインして、ゲートまで行く途中の店で目についたのが帽子です(写真下)。理由は良くわからないが、帽子の店が多い。ツバの広い帽子があったので欲しかったが、サイズが小さくて合わない。
ラタム航空(LATAM Airlines Chile)のXL1401便はエアバスA319で、キトを07:24に出発し、クエンカに08:16到着予定ですから、一時間弱の飛行です。写真下の機体にLANとあるように、チリのLAN航空とブラジルTAM航空が2015年に統合したのがラタム航空です。たしか、ロゴを塗り替えるという話だったが、そのままの飛行機もあるようです。私は2015年にチリでLAN航空に乗りました。 国内線ですので事前に座席予約はとれず、チェックインの時、現地ガイドのパエスさんに頼んで、翼の後ろの窓側に座れました。
富士山だらけ 離陸すると(7:31)、周囲は荒涼とした山々が続いていて、ここがアンデス山脈のど真ん中なのだと実感させられます。
飛行機が南下しはじめて間もなく目に入って来た山が写真下のアンテサナ(Antisana、5,704m)という火山です。後日、私たちはこの山の北側を通過します。 次の見えて来たのが写真下左で、これは先ほどキト市街から見えた富士山のような山と(写真下右)、雪の模様が似ていますから、コトパクシ(Cotopaxi、5,897m)でしょう。
飛行機はアンデス山脈に沿って南下していきます。
少したつとまた富士山のような形をした山が現れました。要するに、ここは富士山だらけなのだ(笑)。たぶん、リオバンバの南東にあるサンガイ(Sangay, 5300m)という現役バリバリの火山でしょう。絶滅危惧種のヤマバクの仲間が棲息しているそうです。いずれも富士山よりもはるかに高い。後日、私たちはサンガイ山の南側を通過します。 飛行機は少しずつ高度を下げ始めました。
離陸してから三十分ほどでクエンカの街並みが見えてきました(写真下)。
クエンカ クエンカの空港(Mariscal Lamar International
Airport, Aeropuerto Internacional Mariscal Lamar)に到着(8:08)。
写真下が私たちの小型バスで、ランドクルーザーでないと無理と思われるような山道にもこのバスで行きました(笑)。三菱のバスで、窓が開きますから、かなり古い型でしょう。
バスのボディにはハチドリが描かれています(写真下)。 小型バスに運転手以外に7人ですから、余裕です。荷物を広げられるので非常に楽で、雨具の着替えなども簡単にできました。 ここで、植物ガイドのトバール( Francisco Tobar
Suárez)さんが加わりました(写真下)。 クエンカは標高2500mほどのアンデス山脈の中にある街で、これから南北にのびるアンデス山脈の中を走って、マカスにいきます。 最初の花 パウテ川のそばに生えていた赤い花が最初の花です。最初から変わった姿の花です。 写真上下 Passiflora manicata
ネットの説明では、果実は幻覚作用があり、エクアドルではdiablitoという名前で知られ、柑橘類の味がするそうです。さっそく私が代表して試食して頭がクラクラ、と言いたいが、実はまだついていません。
写真下は蔓状にのびて、ピンク色の小さな花がなかなかかわいらしい。
谷に沿って樹木が生えているが、周囲は岩山が多い。
崖の斜面に生えているピンク色の花がランだという。遠くから見ると、とてもランには見えません。だが、花の一つ一つを良くみると、なるほどランです。私が「ランらしくないラン」と名付けたこのエピデンドラムとは、この後、毎日のように会うことになります。何でも500種類くらいあるそうです。
写真上下 Epidendrum secundum
もう一つ、オレンジ色のランがありました。Porphyrostachysの仲間はエクアドルとペルーに合計二種類しかなく、その一つが写真下だというのだから、かなり希少性のあるランです。
写真上下 Porphyrostachys pilifera
花を拡大すると、花弁の一部が白く、しかも花弁の先がカールしていて、おもしろい形をしています。
私の畑にも生えているマルバアサガオではないか(写真下)。アメリカ大陸の熱帯が原産というから、こちらは自生かと思ったら、ここでも外来種だそうです。 写真上 Ipomoea aff. purpurea やがて川の両側に開けたPauteという街が見えてきました(写真下)。
中心部は小さな街で、クエンカからすぐに来れるので、観光開発をしているようです。
ネットでは乗馬、釣り、ハイキング、パラグライダーにロッククライミングと自然環境や伝統を利用した観光を宣伝しています。ただ、街中はあまり観光地という雰囲気ではありません。
写真下左はブタの丸焼き!ではなく、黒豚らしい。気温が低くて、すぐには腐らないから、ちょっとずつ切り取って道端で焼いて販売するらしい。わかりやすいと言えば、わかりやすい。
お宅訪問 Pauteの街の中の民家にピンク色の花を見つけて停車です。この家だけなく、写真下右のように、時々、民家に植えられていたので、お客さんが適当な所で停車してくれるように頼んだのです。エクアドルとペルーに自生するモクセイの仲間です。
写真上 Chionanthus pubescens 私たちの騒ぎを聞きつけたのか、民家の主人が犬を連れて現れ、敷地に入って良いという(写真下)。民家が見られるなんてラッキーです。
写真下左が母屋で、右は物置だろうか。建物の色や様式に統一感があって良い。
家は斜面にあり、たぶん家からの展望は良いでしょう。家の下の青い建物は幼稚園らしく、子供たちが遊んでいます(写真下左)。
庭で目立つのはジャガランダの花です(写真下)。世界のあちこちで植えられ、元は中南米が原産です。 写真上 Jacaranda mimosifolia 家の前に大きな樹木があり、アボガドだという(写真下左)。実がなっており(写真下右)、私がスーパーで買うアボガドの軽く倍の大きさです。
写真上 Persea americana 家主にお礼を言って、バスで出発です。
Pauteをすぎると、大きな街はなくなり、道沿いに家が点在するようになりました(写真下)。
ノボタン 目につくノボタンの種類が多く、一番目立つのが写真下で、日本でも栽培品でお馴染みの姿です。
写真上下 Tibouchina laxa 写真下の虫はキリギリスにしては羽がない?いずれにしろキリギリスが蜜を吸うと思えないが、花の上で何をしているのだろう?
写真下のピンク色のノボタンは写真上のムラサキに比べて花が小さく、そばに寄らないとノボタンだと気が付かない
写真上 Monochaetum lineatum これも花はだいぶん小さいが、葉の雰囲気からノボタンの仲間だとわかります(写真下)。
写真下も葉を見るとノボタン(Leandra)の仲間のように見えます。名前がわからず、この地域の特産品かもしれないと言われると、急に大事な花に見える。
山のあちこちにピンク色の花が咲いていて、日本で言えば、ツヅシが咲いているような雰囲気です。それが写真下で、これもノボタンの仲間です。ここのは特にピンク色が濃くてきれいでした。
写真上 Tibouchina lepidota
ノボタンの近くに生えていた、瓶を洗うブラシのような花はOreocalyxの仲間らしい(写真下)。
写真下はクレオメの仲間で、クレオメは日本でも園芸種として売られています。日本では西洋風蝶草と、蝶々に例えられますが、英語名は「蜘蛛の花(spider flowers)」で、長いオシベとメシベが理由でしょう。エクアドルから北のコロンビア、ベネゼエラに分布します。
写真上 Cleome anomala きれいなピンクの花はランタナで、世界中にはびこって、「世界の侵略的外来種ワースト100」という栄誉ある称号をもらった植物です(写真下)。
写真上 Lantana camara 川沿いに下りて行く 下の地図が私たちが走っているアンデス山中で、左から右に行くのに、谷があるためにいったん十数キロも南下して、谷の奥を迂回しています。
その谷を流れているのが写真下のCollay川(Rio Collay)です。山奥にしてはずいぶん水量が多いのを見てもわかるように、自然の川を利用したダムの上流です。このあたりで標高2400mほどで、今日の移動では一番高い所です。
写真上から30km近くも下流に水をせき止めたダムの堤防があります(写真下)。
ネットの衛星写真に工事前後の様子が残っています。写真下左が工事中、写真下右が工事後の現在です。このダムを通り過ぎると、道は少しずつ谷にそって高度を下げていきます。
写真上左 bingの衛星写真 写真上右 googleの衛星写真 写真下左の人たちの向こうに見えているのは対岸の集落で、私たちもそこを走ってきました。
谷に沿った道の周囲は庶民的な家が多い中、目立ったのが写真下左の教会(Iglesia Católica de
El Señor del Pan)です。この地域の人口にしては場違いなくらい大きくて立派です。道端にはキリスト教の祠がたまにある程度で、それほど多くはありません(写真下右)。図像がマリアではなく、幼子イエスなのは意外です。
人家近くの花 道端のデイゴ(Erythrina variegate)は外来種で、肩身の狭い思いで少しだけ花を付けて(写真下右)、一方、幹や枝に様々な植物の居候たちがデカイ顔で占拠しています(写真下の下段)。今回の旅行ではこういうアパート状態の樹木は珍しくありませんでした。今日の曇り空の天気がここでは普通だから、居候も可能なのでしょう。
写真下の樹木は、ネットで見ると、ペルー南部からボリビア、アルゼンチンに分布するとありますから、ここにあるのは、人家も近いから、植えられたものでしょう。小さな実が甘く、食べられるそうです。
写真上 Fuchsia boliviana 背の高いシュウカイドウ(Begonia)の仲間が咲いています。これも人家のそばですから、人間が植えたものでしょう。
写真下の黄色い花はたくさんあって、しかも何種類かあるようです。 写真上 Calceolaria crenata
写真下は、上と見た目は良く似ているが別種です。さらにもう一種類、小型のがあったらしいが、私は気が付きませんでした。
写真上下 Calceolaria calycina 卵型の特徴あるこの花を、南インドの西ガーツ山脈の茶畑で見たことがあります。インドに生えていたのはメキシコからの外来種で、ここのは自生種です。
名前のわからない花もいくつかあります。
写真下はユーラシアと北アフリカ原産ですから、外来種です。日本名はベニバナセンブリで、センブリという名前どおりに、ヨーロッパではこれを健胃薬として利用するそうです。 写真上 Centaurium erythraea
崖の下の花々 川に沿って少しずつ下がるのにつれて、山は険しくなく、崖の下を走るようになりました。
崖の下などは水が流れてくることもあり、それまでとは違う草花が見られます。
オニブキ(グンネラ)の仲間が花を付けています。グンネラは巨大な葉で有名だが、ここのは小さい。コロンビアからエクアドルにかけて分布します。
写真上 Gunnera brephogea 水のしたたる岩場に生えた花がスミレだと言う(写真下)。ただ、背も高く、花の付き方も日本のスミレとイメージがだいぶん違います。花を拡大してみると、なるほどスミレです。中央アメリカから南アメリカ北部に分布します。 写真上下 Viola
stipuralis
花は日本のツボスミレに似ています。後日、アンデスのスミレの変わり具合は桁違いで、こんなのはまだ序の口だと知りました。
日本では見慣れない植物が多い中、写真下はどう見ても、カタバミの仲間です。
コケサンゴの実がなっていてきれいで、うまそうですが、食えないそうです。写真下右がたぶん花でしょう。
写真上 Nertera
granadensis 斜面の花 崖の下や斜面にこれまでとはちょっと違う草花が見られます。黄色いキクの仲間が群生しています。ありふれた外見ですが、エクアドルとペルーにのみ分布します。
写真上 Erato polymnioides
写真下は上と似ていますが、葉の形や花の付き方が違いますから、別種です。
写真下は地面から数十cmに咲いていたので、これも上とも別種でしょう。 写真下もベネゼエラ、コロンビア、エクアドル、ペルーの太平洋側のアンデスなどに分布します。
写真上 Bidens andicola 写真下はBaccharisというキクの仲間らしいが、名前がわかりません。
写真下は花と葉の雰囲気からシュウカイドウ(Begonia)の仲間らしいが、これもわからない。
写真下の樹木は薬用として用いられ、エクアドルの固有種です。
写真上 Fuchsia loxensis 写真下右だと片側だけに花が付いているようなイメージに見えますが、実際は円筒状に花が咲きます。コロンビア、エクアドル、ボリビアなどに分布します。
写真上 Podandrogyne brachycarpa 写真下は白いリンドウの仲間で、ミツバチなどの昆虫の他に、夜は蛾やコウモリにも受粉を手伝ってもらうようです。そのせいか、「月のリンドウ(Moon-gentian)」という名前がついています。アンデス山脈だけでなく、ブラジルの海岸地帯にも分布します。 写真上 Macrocarpaea angelliae 毛虫君もお食事中のようですので、私も遅めの食事です。 他の人たちはすでに外で食事をしたようですが、私はその時間も花の写真を撮り、移動中のバスの座席に乱雑に広げて窓の外を見ながら撮ったので、見た目がまずそうですみません(13:41)。 ランが多い 行くところのあちこちにランが生えています。それもすぐそばに別な種類のランが生えているのにも驚かされます。写真下は鱗のような花が集まったランで、ペルー、コロンビア、ベネゼエラ、ボリビアなどにも分布します。
写真上 Altensteinia fimbriata 写真下などランだと言われないと気が付きません。花を拡大してみると、なるほどランです。ランが多い地域だから、豪華な花を咲かせて競うとは限らず、むしろ小型化して、地味な花を咲かせる戦略もあるようです。Exalariaの仲間はベネズエラ、コロンビア、エクアドル、ペルーにのみ棲息するランです。
写真上 Exalaria fertilis
茶色のランです(写真下)。背後に見える緑色の葉がこのランの葉かと思って、構図を決めて一緒に撮っていたら、別な植物の葉だそうです(笑)。急激な成長期の栄養源として疑似球根(pseudobulge)と呼ばれる球根を持つランがあるそうで、このランも疑似球根で花を咲かせます。エクアドルとペルーに分布します。 写真上 Cyrtochilum pastasae
黄色いランが一株だけ咲いています。この黄色いランも疑似球根を持つランの一つです。ボリビア、エクアドル、ペルーで見られます。
写真上 Cyrtochilum aureum 写真下のランは背丈は2m以上もあり、花も大きい。藪の中でも周囲に負けずに背を伸ばし、日光を浴び、虫を集める作戦です。
写真上 Sobralia rosea
写真上はたくさんあるのに、下は一株しか見つかりませんでした。ネットで見ると、この花のように全体が白いのは少数で、真ん中の内側が赤いのが多数のようで、その意味でもこれは珍しい。
写真上 Sobralia klotzscheana 写真下も一本しか見つかりませんでした。ネットでの記述ではかなり背が高くなるようですが、ここのはせいぜい50cmくらいでした。
写真上 Sobralia luerorum 翼を横に広げたグライダーのようなランで、エクアドルとペルーの湿った所に生えています。
写真上下 Phragmipedium reticulatum 横に広げた翼の端が波打ち、さらに捻じれているのもあって、ネットを見ると、こちらのほうが普通のようです(写真下)。
写真下は、本日最初に出てきた「ランらしくないラン」で、ずいぶん変わった姿をしています。赤い茎のように見える中に、目玉のようなマークが付いて、虫を集めるのにこれも何か意味があるのでしょう。分布を見ると、南側を除く南米大陸の西側と東側のかなり広い範囲に分布しているようです。
写真上下 Epidendrum secundum
写真下は写真で見るとそれなりの大きさのランのように見えますが、実は小さい。たまたま道路の敷石の脇に倒れている花を見つけたのが写真下右で、左側に花が寝ており、根元は右端にあります。肉眼での印象はこの写真下右です。つまり、背が高いわりには花が小さいので、教えらないと気が付かないくらいのランです。
写真上下 Epidendrum calanthum
写真下のランは夜になると香りを放つというから、暗くなってから活動する虫を対象としているようです。中米から南米にかけての山岳熱帯雨林に生えています。
写真上 Epidendrum lacustre
次から次と、よくまあ、別な種類のランが出てくるものだと驚きます。
写真上下 Epidendrum agoyanense
オレンジ色のランが崖の上に生えているのだが、近寄れません。花の手前の部分が袋のようになっていて、形はアツモリソウに似ています。コロンビア、エクアドル、ペルーのアンデスに生えています。
写真上 Phragmipedium besseae
さらに高度が下がる ダムがあったあたりで標高が2500mもありましたが、道は下る一方で、三時すぎには1500mまで下がり、花の種類も違って来て、また青空も見えるようになりました。 写真下はほぼ咲き終えているのだが、一個だけ、花らしいのが付いています。
写真下はペチュニアの仲間で、見た目はボーッとしているが、これでなかなかの優れものの植物です。アメリカの先住民たちは根を調味料、オレンジ色の着色料、肝臓への生薬として用いていました。
写真上 Escobedia grandiflora 樹木にかなり大きな黒い鳥がたくさん停まっています(写真下)。
写真下はイワタバコの仲間で、エクアドルから北のコロンビアまであまり広くない範囲に分布するようです。
写真上 Kohleria spicata 写真下の毛深い花も、上と同じコーレリアの仲間ではないかと思いますが、正体不明。
写真下はエクアドルの国有種で、しかも、エクアドルでもごく限られた地域でしか見られない植物で、絶滅の恐れがあるとされています。ここでも数は多くなく、花が咲いていたのは2株のみです。葉は写真下右で、左に一枚だけのびているのがそれです。他も葉は一枚だけですから、これが普通なのでしょう。
写真上 Phaedranassa tunguraguae 写真下はイワタバコの仲間らしいのだが、一本しかなく、しかも、これは花が咲き終えて、花弁がほぼ落ちた状態らしい。
写真上 Glossoloma schultzei パイナップル(Pitcaernia)の仲間です。一般に、写真下のような細長い葉をたくさんのばし、目立つ花を付けます。写真下はまだ花が開いていません。
写真下は同じパイナップル(Pitcaernia)の仲間で、こちらは花が開いています。パイナップルの仲間が自然に生えているのは南米らしい。
写真下は「アメリカのタロイモ(American taro)」と呼ばれ、食料にもなるタロイモの仲間です。
写真上 Xanthosoma sagittifolium 写真下左の赤い花はサトイモの仲間らしいが、倒れ掛かっています。しかも、その後ろには巨大な葉が生えています(写真下中)。
やっとガソリンスタンド メンデス(Santiago de Méndez)という街の手前のガソリンスタンドでトイレ休憩です(17:07)。花を見せてもらったPauteの街からここまで、ガソリンスタンドはありませんでした。
下の地図を見てもわかるように、やっと半分をすぎただけなのに、もう五時すきです。ただ、これまでと違い、ここから先は山道ではなくなるので走りやすい。 このあたりで標高500mですから、周囲の樹木の雰囲気もかなり違います。写真下はインディオと白人が握手しようとしているところや、インディオが吹き矢で樹木の上の動物を獲ろうとしている像らしい。
ショウガの仲間のオウムバナ(Heliconia)が奇妙な花をぶら下げています。熱帯アメリカ原産というから、これは自生なのでしょう。
オウムバナの近くにピンク色のキキョウ(Centropogon)の仲間が花を咲かせています。
ホテル到着 マラカスのホテルArrayan & Piedraに着いたのは七時近くで、あたりはすっかり暗くなっていました(18:53)。 http://www.arrayanypiedra.com/ 建物は野趣あふれる外見です(写真下)。受付をするフロントのある建物も、丸いままの木材をそのまま柱に使い、天井が高い。この地方の建築様式かもしれません。
広い敷地にロッジ風の建物が点在して、プールやサウナもあります(写真下)。
七時半からホテルの敷地内にあるレストランで夕食です。
メインは分厚いステーキで、私は食いきれずに残してしまいました。
するとネコが寄ってきて、私の代わりに食べてくれました(写真下)。従業員に追い払われたので野良猫かとも思ったが、翌朝もいましたから、ここを餌場にしています。他のお客さんによれば、この猫はお腹に子供がいるではないかとのことでした。子供の分までがんばって食べてくれ。 写真下が私の部屋のある建物の入口で、建物は三部屋くらいが棟続きになっています。部屋に到着した時には隣部屋から大音量の音楽が聞こえてきましたが、それがなくなるとわりと静かです。 部屋は十分な広さがあり、どこにスーツケースを広げるかなど、考える必要がありません。床はたぶん陶器です。
写真上右の緑色の壁向こうがバスとトイレで、こちらも十分な広さがあります(写真下)。タオルにはこのホテルのロゴが入っています。
部屋は何の問題もなく、翌日散策したホテルの敷地も広く、個人評価は5段階の4.0で満足です。昨夜と違い、今日はゆっくりと眠れます。 |