赤道直下エクアドル・アンデスの花 8日目 2019年9月16日(月) (キト) → ヒューストン → (成田) 機内の騒音で目が覚めました(04:46)。眠い目をこすりながら、モニターを見ると、ヒーストンに到着する少し前でした。 やがてヒューストンの街の灯りが見えてきました。 05:28に無事にヒューストンのインターコンチネンタル空港(George Bush Intercontinental
Airport)に着陸しました。エクアドルとは時差はありません。ヒューストンへの歓迎の絵が写真下右で、国旗を持った女性が馬で疾走する風景です。トランプ大統領になってからのエゴ丸出しの愛国心が正義であるかのような雰囲気は苦手です。一昔前、中国で反日運動が起きた時、「愛国無罪」、つまり愛国心のためならどんな行動も犯罪ではないという極論が出てきて、さすがは中国だとあきれたが、愛国無罪もAmerica Firstも根っこは同じです。 往きと同じで、いったんアメリカに入国しなければならず、お客さんはバラバラになりました。私を含めた4人がESTAの機械の読み取りで通過できたが、一人が通過できず、通常の窓口に並んだようです。こんなこともあろうかと、招き猫のいる店の前を集合場所にしていたので、全員が無事に再集合できました(写真下左)。 成田行の飛行機は10時すぎの出発予定なので、まだ時間がありますから、朝食を取ることになりました。店が並んでいる中から適当に選んだのが写真下右で、クレジットカードでの決済金額は1647円です。どこの国でも空港での値段が高いのはしかたないとしても、値段に見合った味ではない、と言うか、はっきりとマズイ。アメリカでうまい食事を求めるのが間違っているかもしれない。 見ていると、他の店は空いているのに、スターバックスは長い列ができています(写真下左)。たぶん、味が統一されているからでしょう。 ユナイテッド航空UA007便の機体はボーイングB777-200で、ヒューストンを10: 15に離陸し、13時間45分の飛行の後、成田に14時00分に到着予定です。14時間近い長旅です。 私が予約したのは35Lで、下の配置図とは違い、もろに翼の上です。当然、この飛行機への私の評価は、五段階評価の下から二番目のDで、大いに不満がある、です。お金を取って予約をさせておきながら、翼の上かどうかもわからないなど、さすがはアメリカは雑だと皮肉を並べておきます。 飛行機は予定よりも少し遅れて10:57にヒューストンを離陸しました。 飲み物に続いて昼食が出ました(11:36)。隣の席は中国人の母娘です。食事の配膳が始まると二人はカップラーメンを取り出し、客室乗務員にお湯をくれるように頼み、二人は機内食は受け取りませんでした。マズイ機内食よりは食べ慣れているカップラーメンのほうが良いということなのでしょう。この時の機内食はマズイというほどではなかったが、たしかに空港での食事は最悪でした。 14時間近い飛行で時間をつぶのには映画が一番です(写真下)。ユナイテッド航空は映画は充実しているが、問題は日本語版や日本語字幕があるかどうかで、これで観られる範囲は狭くなります。三本見ましたが、あらすじは質問しないでください。覚えていない(笑)。 『シャザム!(Shazam!)』(アメリカ、2019年) アメリカらしいチープでハチャメチャな内容です。 『名探偵ピカチュウ(Pokémon Detective
Pikachu)』(アメリカ、日本、2019年) ポケモンを知らない私に観せるのはもったいないかもしれません。 『ダンボ(Dumbo)』(アメリカ、2019年) ディズニーのキャラクターでもあるダンボの実写版です。ゾウが空を飛ぶという発想だけはすごい。ただ、そこまでです。 Wikipediaから転載 映画を観ている途中で軽食が出ました(16:44、写真下)。 3本の映画を観て内容的にも疲れたところで、少し睡眠を取ることにします(18:21)。ようやく半分ほど飛行した。 |