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13 南アフリカ花の旅 3日目 2011年8月18日(木) ウーセスター → ヴァンリンスドルブ 毛布一枚で寝たら寒かったのか、三時に一度目が覚め、その後、隣の音で五時すぎに目が覚め、結局、五時半に起きました。六時には鳥が鳴き始めます。でも、六時半をすぎても外はまだ暗い。 7時半から昨夜と同じ本館の食堂で朝食(写真下)。やはり野菜が少ないのが難点です。 ウーセスターを八時半に出発。本日は、ウーセスターから北に向かい、オリファンツ川に沿って国道7号を北上しヴァンスリンドルブに行きます。もちろん、途中何カ所か、花を見ます。 遠くに見える岩でできた山の雰囲気が日本とはちょっと違います。道の両側には花が咲いています(写真下右)。 ウーセスターの街を出る頃はまだ陽も射していたのに、北上するにつれて、霧が出てきて、それもだんだん濃くなり、霧雨も混じるようになりました(写真下)・・・うれしくない。 マニングさんのバビアナ マニングさんが本日、最初の花を案内してくれました(9:17〜9:40)。この近くでしか咲かない花があるというのです。いたるところに花が咲いていますから、言われなければどれが珍しいのかわかりません。こういうところが専門家の案内があるのとないのとの違いです。 珍しい花とは写真下の紫の花です。しかし、道路から有刺鉄線の鉄条網の柵で仕切られています(写真上)。有刺鉄線から先の原野にはたくさん咲いています。 私は一番乗りで有刺鉄線を越えるつもりでマニングさんの許可を待ったのですが、残念ながら、出ませんでした。では、おとなしくこちら側の花と、後は望遠レンズで撮ることにしましょう。 花はきれいに咲いていて、ちょうど良い時期に訪れたのに、天気がイマイチです。 写真上下 Babiana melanopsis バビアナはアヤメの仲間です。しかし、写真上を単独で見せられたら、アヤメの仲間だとはわかりません。 昨日見たネメシアがここにもあります(写真下)。昨日のが濃い紫だったのに、ここのは見事に真っ青です。曇り空の下でも、実にきれいな青です。青のネメシアを見たのはここだけです。 写真上 Nemesia barbata (http://fernkloof.com/species2.mv?Nemesia%20barbata) 写真下の花はケープタウンなど限定的な地域に生えています。 写真上 Sparaxis
villosa (http://www.pacificbulbsociety.org/pbswiki/index.php/sparaxis) 写真上 Bulbine praemosa (http://makiand66.blogspot.com/2010/01/bulbine-praemorsa.html) 写真上左 Trachyandra saltii (http://www.zimbabweflora.co.zw/speciesdata/image-display.php?species_id=113220&image_id=1) 写真上右 Pelargonium myrrhifolium (http://plantweb.co.za/Plant_Pictures/Pelargonium/Pelargonium_myrrhifolium/index.html) 山に霧がかかる中をバスは北上します(写真下)。このあたりは意外に緑が多く、晴れればきれいな風景なのでしょう。 スーパーで水を買う ポートビル(Porteville)という街でトイレ休憩です(10:24-10:36)。公園にトイレがあり、その前に作業員のような人たちがいます。皆さん、休憩中というよりも、なんか暇そう。市村さん(仮名)が紐の真ん中の紙をクルクルと回すオモチャを実演すると、皆さんおもしろがって、ちょっとした交流の場になります(写真下)。 街は整然とした住宅が並び、交通量も少なく、いたって静かです。 通りに面した店で「中国店」と書いてある建物があります(写真下左)。中国人がここまで来ているのでしょう。でも、ちょっとこの名前おかしくありませんか。「国」は日本の漢字で、中国語では「國」です。単なる見間違いなのか、確認するほどのことでもないので、話だけで終わりました。 近くのスーパーで水を買うことにしました(写真下)。炭酸入りが多いので、選ばないとまずい水を飲まされます。店員が奥から在庫を持ち出してきて、かろうじて人数分間に合いました。 ホテルでの食事には野菜が少ないのに、スーパーを見ると、そんなに野菜が少ないという感じではないから、野菜を食べる習慣があまりないのかもしれません。 出発してから二時間半でようやく国道7号に入りました(11:06)。ここからヴァンスリンドルプまで一本道で、道の両側に時々、一面の黄色い花の咲いた畑が現れます(写真下)。菜の花でしょうか。晴れていたら、さぞ見事だろうに、天気は相変わらずです。 峠を越すあたりの道の両側にはキクのような黄色い花がたくさん咲いています(写真下)。しかし、スピードを上げて走るバスから、曇り空の風景を撮っても、ごらんのようにしてしか撮れません。一面に咲いているのできれいです。 オリファンツ川のガソリンスタンド 峠を越えて、オリファンツ川の作る谷にあるシトラスダル(Citorusda)という街に道路が降りていくあたりから、空が少し明るくなり、陽がさしてきました(写真下)。良い兆候です。 川にそって少し北上して、シトラスダルの郊外にあるガソリンスタンドにトイレ休憩する頃には、青空も見えて来ました(11:41〜11:51、写真下)。 ガソリンスタンドの敷地と周囲にもたくさん花が咲いています。まず、目立つのが、アロエ系の花です。背の高いのは花の先までは3メートルくらいあるでしょうか。 写真上 Afloe ferox (http://www.plantzafrica.com/plantab/aloeferox.htm) 写真上下のアロエはこの地域には自然では生えていないはずですから、たぶん植えたのでしょう。 写真上 Aloe arborescens (http://www.plantzafrica.com/plantab/aloearbor.htm) 写真上 Erodium cicutarium (http://en.wikipedia.org/wiki/Erodium_cicutarium) ガソリンスタンドの周囲の野原には一面に黄色い花が咲いています。よく見ると数種類あります。 ガソリンスタンドの植え込みにもたくさんの花が咲いています。周囲の野原にも同じような花が咲いていますから、元々このあたりに咲いていたのでしょう。 再び国道7号を北上します。晴れて、周囲の山は霞んでいて、緑豊かで、道路脇には花々が咲き乱れ、きれいです(写真下)。 斜面一面のお花畑 国道の左側の山の斜面がピンク色になっているのが見えて車を停めました(11:59〜13:08、写真下)。斜面一面がお花畑になっています。すごい! ここで昼食を取るという・・・え゛ーっ!?花の大群落を目の前にして写真も撮らずに飯を食う?!飯なんぞ、バスで走っている時に食えばいいではないか。私は出発は1時だと聞き、もらった弁当をバスに放り込み、写真撮影を開始しました。 写真上 Felicia filifolia (http://www.plantzafrica.com/plantefg/feliciafili.htm) 昨日の斜面ではポツンと咲いていたノコンギクがここでは大群落です。 紫だけでなく、白いキクも混ざっています(写真下)。 写真上下 Ursinia cakilefolia (http://www.plantzafrica.com/planttuv/ursiniacakil.htm) 写真下の二枚は、どうということのない花の写真ですが、今回の旅行の中でも私が好きな写真の一つです。お花畑に出入りするのに頭を下げて柵をくぐり抜けようとして、ふっと見上げるとこの光景が見え、中腰のままシャッターを切りました。花の右側に灌木があるため花には十分な光が当たりません。そのため、花の向きがそろっている写真上などと違い、花はバラバラな方向に向かって咲いています。下の二枚は同じ光景ですが、写真を撮った時間が一時間ほども違うので、光の当たり方が違っています。 写真上 Heliophila coronapifolia (http://www.plantzafrica.com/planthij/heliophilacoronopifolia.htm) 写真上左 Moraea miniata (http://en.wikipedia.org/wiki/File:Moraea_miniata_flower.jpg) 写真上右 Oxalis pre-caprae (http://en.wikipedia.org/wiki/Oxalis_pes-caprae) 写真上 Lapeirousia jacquinii (http://www.pacificbulbsociety.org/pbswiki/index.php/Lapeirousia) 写真上 selago minutissima 写真上 Osteospermum clandestinum (http://members.iinet.net.au/~grows/Species/Osteospermum.html) 写真上 Diascia capensis (http://www5e.biglobe.ne.jp/~lycoris/s.africa-hana-3.html) ここにも見事なカタバミの仲間が咲いています。このままで十分に園芸品として売れるでしょう。 写真上下 Oxalis purpurea (http://www.plantzafrica.com/plantnop/oxalispurp.htm) 写真上と下は花や葉の形はそっくりで、オキザリスの仲間でしょうが、葉の大きさや、花の開き方も違います。 写真下の植物は蔓状の植物に緑色のボールがぶら下がっています。メロンの一種なのかと触ってみると、中が空です。形も大きさも、お祭りで売っている水の入ったビニールの風船みたいです。他も探したのですが、これしかありませんでした。 写真上 Cysticapnos vesicarius (http://www.stellenboschwriters.com/doddsweb/Pages/10.html) せっかくですから、私は自然と対話しようと、人目を避けて、大きな岩があるところまで登って行きました。すると、ランが咲いています。自然との対話は延期して、周囲にいた人たちに声をかけました(笑)。ランはこの岩の近くにあるだけで、他には見つかりませんでした。それには理由があり、後でお話します。 写真 Satyrium erectum (http://www.pacificbulbsociety.org/pbswiki/index.php/BokkeveldPlateauFive) 写真上 lachenaria mutabilis (http://www.pacificbulbsociety.org/pbswiki/index.php/LachenaliaSpeciesFour#mutabilis) 草花が多いのでつい目線がそちらに行きますが、ところどころに茂みがあり、それらも花を咲かせています。 写真下の植物は地面をはうようにして茎をのばし、ヒルガオのような白い花を咲かせています。直射日光が当たりますから、地面はかなり温度か高くなるはずで、そこをわざわざ選ぶのは、他の草花との競争をさけるためなのでしょう。私は妙に感心してしまいました。 写真上 Convolvulus capensis (http://www.rareplants.de/shop/product.asp?strPageHistory=compare&P_ID=9338) 写真上 Cleretum papulosum (Field Guide to Wild
Flowers of South Africa, p.306) お花畑は実は畑 素晴らしいお花畑に皆さんも大自然のすばらしさに感激されたことと思います。ここでひとつ水をさすようなことを書きましょう。 写真下は、このお花畑の衛星写真です。「花畑」と書いてあるあたりが我々が散策したところです。お花畑になっている部分の周囲を一周するような道ができており、お花畑の部分が周囲と色が違います。しかも、お花畑の部分を良く見ると、縦方向に筋が入っています。水が流れる方向とは垂直に筋かついているということは、これはトラクターで耕作した跡ではないかと思われます。つまり、ここはお花畑ではなく、畑なのです。 衛星写真の花畑の左側はやや緑色になっています。これは写真下のように、岩山が突き出ており、耕作することができないので、自然のままに残っているからです。岩山と明瞭に色が違っているのを見ても、ここは耕作された畑なのでしょう。周囲の道路は、写真下のように、大型の車が余裕で通れるほどの幅がありますから、畑の周囲のどこからでもトラクターを入れられます。 このすごいお花畑は大自然が作り出したものでも、一部の写真家が絶賛するような「神々の花園」ではなく、実は「トラクターの花園」のようです。 そうとは知らず、私は撮影していて気になったのは、周囲の山に比べて岩や灌木が少ないことでした。だから、自然と対話する場所を探すのに苦労した(笑)。これも畑なら説明がつきます。岩の所にランが生えていたのも、取り除けないほど大きな岩で耕されないから、残ることができた。ランは一年草ではなく、根で残りますから、トラクターで耕されたら生き残れません。だから、周囲を探しても見つからなかったのです。 畑として耕作し、岩や灌木を除去し、それに適応した草花がこの大きなお花畑を作り出したのです。 写真上 Ornithoglossum vulgare (http://www.pacificbulbsociety.org/pbswiki/index.php/Ornithoglossum) ルピナスが道のそばに生えています。私がこのルピナスを撮るために幹線道路を渡ったために、マニングさんからは「危険だから、渡るのは禁止」という命令が出ました(笑)。ですから、写真下の青みがかったルピナスを撮ったのは私一人です。 写真上は青紫で、写真下の道の反対側に生えているのは全部、薄紫です。 一時間ほどお花畑で過ごし、再びバスに乗って北上します。柑橘類の畑や牧草地が広がっていたのが(写真下)、北上すると周囲の山が迫ってきて、だんだん耕作地がなくなっていきました。 ピンクのグラジオラス 三十分ほど走って、マニングさんの秘密の花園に立ち寄りました(13:34〜14:03)。ここにピンク色のグラジオラスがあるという。園芸用に良くあるグラジオラスと比べて小型で花の形も違い、言われないとグラジオラスとはわかりません。 写真上下 Gladiolus venustus (http://www.pacificbulbsociety.org/pbswiki/index.php/RoggeveldThree) 同じ種類でも、写真上はやや赤みが強く、写真下はピンク色です。 写真上 Babiana ambigua 写真下左の黄色い花は、車で走っていると、写真下右のように周囲のヤブのいたるところに生えているのが見られます。 写真上 Didelta spinosa 写真上 Lachenalia mutabilis (http://www.pacificbulbsociety.org/pbswiki/index.php/LachenaliaSpeciesFour#mutabilis) 写真上 Sutera tristis 写真上 Oxalis pre-caprae (http://en.wikipedia.org/wiki/Oxalis_pes-caprae) 写真上 Moraea miniata (http://en.wikipedia.org/wiki/File:Moraea_miniata_flower.jpg) 写真上 Chrysocoma ciliata 写真上 ndigofera hoterophylla 写真上 Cyphia digitata (http://commons.wikimedia.org/wiki/File:Cyphia_digitata_0142.jpg) 写真上 Trachyandra revoluta (http://fernkloof.com/species.mv?1051) 日本に比べたら乾燥した雰囲気だが、周囲は川も流れ、緑が豊かです。 二つ目のピンクのグラジオラス マニングさんの二つ目の秘密の花園です(14:34〜15:14)。ここにしかないピンク色のグラジオラスがあるという。 花はバスを下りるとすぐ近くにありました。先ほどのグラジオラスよりも大きく、ピンク色もきれいです。しかし、雲があるだけでなく、風が出てきて、撮影条件はあまり良くありません。 写真上下 Gladiolus caryophyllaceus (http://www.pacificbulbsociety.org/pbswiki/index.php/SouthernAfricanGladiolusTwo) 今回の旅行ではいろいろなグラジオラスを見ましたが、この種類が一番きれいでした。ピンク色が何ともすばらしい。 写真上 Heliophila coronopifolia (http://www.plantzafrica.com/planthij/heliophilacoronopifolia.htm) 写真上 Felicia filifolia (http://www.plantzafrica.com/plantefg/feliciafili.htm) 写真上 Lyperia tristis (http://redlist.sanbi.org/species.php?species=1037-39) 写真上 Lapeirousia jacquinii (http://www.pacificbulbsociety.org/pbswiki/index.php/Lapeirousia) 写真上 Trachyandra falcata (http://www.succulents.co.za/geophytes/trachyandra_falcata.shtml) 写真上 Albuca decipiens (http://www.globalspecies.org/ntaxa/1228036) 写真上 Microloma sagittatum (http://www.operationwildflower.org.za/index.php?view=detail&id=649&option=com_joomgallery&Itemid=8) 写真上 Lebeckia sepiaria (http://www.globalspecies.org/ntaxa/766365) 写真上 selago minutissima 花の撮影も今日はこれで終わりで、川に沿ってさらに北上します。空は時々青空が見える曇り空です。 おしゃれなゲスト・ハウス ヴァンリンスドルブのヴァンリン・ゲスト・ハウス(Van Rhyn Guest House)に到着(16:11)。ここもいわゆるホテルと違い、建物の入り口は写真下のように、こじんまりとした雰囲気です。 写真下左は受付から見た入り口で、奥に見えるガラスのドアが入り口です(写真上左)。入ると、廊下に、写真下右のイスとテーブルが置いてあり、壁にはいろいろな絵が飾ってあります(写真下右)。 写真下左は受付です。入口からまっすぐの所にあります。私の部屋は入口のそばだったので、部屋を出入りするたびにここを見ましたが、人がいたためしがありません。人はおらず、入り口のドアには鍵がかかっていませんから、泥棒が入って簡単に物を盗むことができます。そこから逆にわかるのは、この街がどうやらかなり安全だということです。 廊下、部屋、食堂などいたる所に絵がたくさん飾ってあります(写真下)。それもそのはずで、道路に面したゲストハウスの門にはアート・ギャラリー(Art Gallery)とあります(写真下左)。アート・ギャラリーの名前の前の部分が塗りつぶされていることから、所有者が変わったのかもしれません。 本館の建物は大雑把にいえば「日」のような形になっており、中庭が二つあります。皆さん部屋で一休みしているようで、誰もいなくなりましたから、ちょっと散策してみましょう。いくつかの部屋は中庭に面して、そこが入り口になっています。 中庭にテーブルもあり、いい雰囲気で、ここでお茶を飲んだら最高です。 本館の他に3部屋ほどの別館もあり(写真下左)、その間も庭が良く整備されています。 私の部屋は玄関のすぐ脇です。部屋は広く、天井も高く、白い格子戸の窓から光が差し込んで、なかなか良い。建物と同じでとてもおしゃれな雰囲気です。 高い位置にエアコンがあるのにリモコンがありません(笑)。他の部屋の人に聞いても、やはりないそうです。エアコン以外には1メートル四方の四角い電熱パネルが壁に取り付けてあるだけなので、これだけ広い部屋だとパネルをつけたままでもほとんど暖房の役割をはたしません。今は春先だからまだ良いが、冬の間、このパネル一つでは凍えそうです。 七時の夕食までかなり時間があるので、私は散歩に出かけました。ゲストハウスは街のはずれにあるせいか、周囲は閑散としています。しかし、道は整備され、道路脇の建物もきれいなのが多い(写真下)。 ゲストハウスから西に2百メートルくらい行くとガソリンスタンドがあります。その近くの看板に矢印がついていたので、行ってみると小さなショッピングモールがあり、スーパーマーケットが入っています。後でわかったのですが、ゲストハウスのすぐ裏手でした。 スーパーは体育館のように天井が高く、そこそこの品揃えです。私はリンゴ二個(R5.29=約60円)と、40パック入りで100gのルイボス茶(R14=約160円)を買いました(写真下右)。リンゴはグラム売りで、レジで測ってもらい、値段をつけます。レシートをくれません。これは旅行中ではここ一カ所だけでした。 ルイボス(rooibos)茶とは南アフリカの特産品で、カフェインがなく、タンニンも少ないので、健康茶として日本でも売られています。帰国後、ここで買ったルイボス茶を飲んでみると、ハーブで味付けしてあるわけでもないのに独特の風味があり、今回の旅行中に買った中では一番私の好みには合いました。 ゲストハウス内の食堂で夕食です。客は我々しかいません。食堂は大きなテーブルが二つあるだけで、二十人で満席といったところでしょう(写真下左)。最初のスープのみが配られ、その後は各人が別室の料理を取りに行きます。ブロッコリーのスープはなかなかうまい(写真下右)。どこのホテルでも穀物がそのまま入った黒パンが出てきます(写真下右)。私は好きで、じっくりと噛むとおいしい。しかし、日本人は白いパンが好みらしく、不人気です。 食堂の隅に蒸留酒を造る道具が飾ってあります(写真下左)。ドアを抑えるのに、古いアイロンが使われていたり(写真下右)、なかなかおもしろい。 トップページ 日程表 1 2 3
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