トップページ 日程表 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 ブルガリアの春の花 1日目 2016年4月24日(日) 成田 → (ドーハ) ヨーグルトとバラ ブルガリアと聞けば、ヨーグルトとバラと反応するのが正しい日本人です。私もその例外ではありません。ヨーグルトは毎日お世話になっているし、栽培品のバラはそれほど好きではないが、野生のバラは好きです。 ブルガリアでは五月末から六月にかけてバラの収穫とバラ祭が行われ、この時期の旅行が一番多い。今回のツアーは春先の野生の花を観るのが目的で、バラの時期を外しているので旅費も安い。その上、参加者が十人を超えたので三万円が戻ってきて、すごく得した気分です。 参加者は女性7名、男性3名で、ツアーリーダーの松森さん(仮名)を加えて11人です。10人のお客さんのうち、4名とは前のツアーで一緒だったこともあり、名前を覚えるのが楽です。 成田空港は連休の前なので、それほど混んではいません。 ブルガリアには日本からの直行便はありません。今回はカタールのドーハを経由してブルガリアのソフィアまで行きます。トルコ経由で行くルートのほうが近そうだが、テロの多発しているトルコは避けるしかありません。テロだと聞くたびに、半世紀ほど前、左卜全(1894 - 1971年)という俳優が歌った歌を思い出します。 ♪ やめてケレ やめてケレ やめてケーレ ゲバゲバ ♪ (「老人と子供のポルカ」作詞作曲 早川博二、1970年) では、歌いながら飛行機に乗りましょう。 飛行機はカタール航空QR 0807便で、ボーイング社のB777-200LRです。2012年にはジョージアに行くのに、カタール航空も同じような時間の出発でした。しかし、あの時乗ったのはB777-300ERというもっと大型の飛行機です。数字が示すように、前は300人乗りだったのが、こちらは200人乗りです。 飛行機はほぼ満席です。乗った直後は窓側の私と通路側のアメリカ人しかいなかったので、彼が真ん中の座席を指して「来ないといいね」と言うので、私も「そうなるといい」と強い期待を込めて答えた直後にフランス人の客が来ました(笑)。 写真上左が私の今晩の寝床で、三座席の右側(窓側)です。ここに約12時間座ります。実はそのとおりになってしまいました。隣の人がトイレに立ったら一緒に立つつもりでいたのだが、隣(真ん中)のフランス人の女性はついに一度も立たず、左側(通路側)のアメリカ人がトイレに立ったのは、着陸する少し前だったので、結局、私は行きませんでした。これは身体には良くないことですから、皆さんは真似しないでください(笑)。 下のように、飛行機は成田から朝鮮半島を横断して中国大陸に入り、ヒマラヤを越えて、中東に入り、アラビア半島にあるカタールのドーハまで飛びます。西からの貿易風があるために、往きは約12時間、帰りは約10時間かかります。 ほぼ予定通り、22:22に離陸。緊急脱出の説明のビデオがサッカーを使い、なかなか面白い(写真下)。たいてい流れていても見ないことが多いが、つい引き込まれて見てしまいました。ネットにもありますから、皆さんもご覧ください。 (https://www.youtube.com/watch?v=WS2CQQfQzEM) 離陸から一時間ほどして食事が出ました(23:16)。きちんとした夕飯を取っていなかったので、少し食べようとしたところ、私の胃腸が断固拒絶したので、水だけ飲んで、あきらめました。 配られたのはアイマスク、耳栓、歯ブラシ、靴下とそれらを入れるケースです。靴下はこれをはいてスリッパ代わりにしろという意味でしょう。 12時間、眠るだけというのも芸がないので、映画『ベイマックス』(Big Hero 6、アメリカ、2014年)を観ました(写真下)。ヒロ・ハマダという日本人名の少年を主人公にしたディズニー映画です。ロボットはこうなるだろうという最近のロボット研究が反映されていて、それなりにおもしろい。ただ、私の好みからはちょっと外れます。 『ベイマックス』(Big Hero 6、アメリカ、2014年) 目が疲れて窓の外を見ると街の灯りが見えます(写真下)。たぶん中国の都市でしょう。夜中の一時を過ぎていますので、そろそろ眠りましょう。おやすみなさい。 トップページ 日程表 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 |