トップページ 日程表 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 ブルガリアの春の花 9日目 2016年5月2日(火) ヴァルナ → ソフィア → ドーハ → 朝、五時に起床。まだ外は明るくなっていません。どうやら天気は持ちそうです。 今日は飛行機を三回乗り換えて帰国です。ヴァルナから国内便でソフィアまで戻り、ブルガリアを出国し、ドーハに向かいます。 七時少し前にホテルのレストランで朝食を渡されました。お茶だけ飲んで、空港で時間がありそうなので、食事は後回しにしました。
予定どおりにホテルを出発(7:01)。マロニエの花咲くヴァルナの中心部を横切り、西にある飛行場に向かいます。
街中は朝の出勤時間が始まったばかりで、それほど混んでいないので、車は順調に進めます。
看板はこの街でもお行儀が良く、パネルに貼られているだけで、日本のようにゴチャゴチャしていません。写真下左はカジノでしょうか。
写真下右は、まるで広告の上に白いペンキを塗り、キツネの絵を描いた悪戯のようにも見えるが、文字からすると、こういう広告のようです。何の広告なのかと客の関心を誘う手法としては面白い。
ヴァルナからソフィアへ 順調にヴァルナ空港に到着(7:27)。ここは国際空港だが、ドバイ行の便はないので、ソフィアまで戻ります。 1972年に、この空港の近くから紀元前3200~3000年の81基の墳墓が発見されました。金製品だけでも二千点も発見され、日本にもトラキアの黄金として展覧会が開かれたことがあります(『ブルガリア 歴史の旅』香山陽坪、111頁)。 ここで植物ガイドのトニさんや運転手のヤセンさんともお別れです。 一昨日の夕食の時、トニさんが夕飯に出たパンを包み、ヴァルナに住んでいるお母さんがこのパンが好きなのでお土産に持っていくと言っていました。トニさんの母親への愛情を感じて、ちょっと感動しました。トニさんの勤務先の植物園はソフィアにあるので、国の西と東に離れています。 空港の中はそれなりに混んでいます。
飛行機はブルガリア航空(Bulgaria Air、https://www.air.bg/en#checkreserve-ta)のFB972便で、機体はエンブラエル190(Embraer ERJ-190)です。エンブラエルはブラジルの航空機メーカーで、私は初めて乗る機種かもしれません。
(http://theflight.info/) 国内線なので直前にならないとネットでの座席予約が取れず、日本からは予約できませんでした。松森さんが前日に座席を予約してくれて、私は希望どおり後ろの窓側の席を取ってもらいました。幸い、隣は誰も来なかったので左右4座席を一人で占領できました。
ほぼ予定通りヴァルナを離陸(8:50)。東の黒海方向に飛びあがった後、向きを変えて西に向かいます。
離陸後まもなく飛行機は雲の中に入り、しかも、時々かなり揺れます。曇りないし薄曇りです。
航空会社のロゴの入ったチョコレートが配られました(写真下)。私は窓の外を見ながら、ホテルで配られた朝食のバナナとサンドイッチで持参の機内食(?)を食べ始めると、半分まで食べた所で着陸のお知らせが入り中止。 曇り空のソフィア空港にほぼ予定通りに着陸(09:30)。雨が降った跡があり、肌寒い。
乗り換えのために空港の中を移動していると、黒ずくめで顔を隠して武装した人たちが数人います。警備員というよりも、スワットというイメージです。いくら空港の警備でももろに武器を見せられるのは恐い。何よりも、何かあったのかと少々心配しましたが、特に何かあるというではなさそうです。 通路では別れを惜しむ二人が抱き合っています(写真下)。女性のほうは涙を浮かべて、映画のシーンみたいで、それを撮る物好きな日本人もいます(笑)。 朝早いせいもあり、空港の国際線の待合室は閑散としています。
店の入口には民族衣装の若者が二人立って客を招いています。
ここも手荷物の検査はかなり厳重で、腕時計からポケットのメモ帳まで全部出し、ベルトもはずせというから、プラスチックだと言うと、彼はベルトをジッと見た後、OKのサイン出しました。 空港でベルトまで外させられるのが面倒で、プラスチックのベルトをわざわざ買いました。購入当初のベルトは強烈な香料の臭いがあり、数日トイレにぶら下げておきました(笑)。最近は洗濯洗剤にも強い香料をいれるのが流行らしいが、どういう嗅覚をしているのだろう。 X線のボックスを通過した後、さらに私のリュックを開けろと言われました。「爆弾はないよ」と日本語で言う(笑)。何かセンサーを突っ込んで調べたが、何もないと無事解放。
ブルガリアを離陸 カタール航空のQR0228便はソフィアを離陸(12:08)。機体はエアバスA320で、私が予約した席は左の窓側26Aです。 黒海までは先ほど飛んで来たのとほぼ同じコースを戻ります。
離陸前に手拭きと、離陸後一時間ほどして昼食が配られました(13:07)。
ネットで座席予約ができるのは良い。しかし、国際線なのに座席にモニターがついておらず、天井からの小さなモニターのみで自由度はありません。五時間ですから、時間が余り、映画は重要な暇つぶしなのに映画を選べない。飛行機がどこを飛んでいるかもわかりません。 ここまでなら評価はBとするところですが、私の大嫌いな一斉昼寝が始まりました。食事が終えて、真昼の2時には窓を閉めろという「命令」が来て、ついには室内の電灯も消されました(写真下)。 航空会社を問わず、あちらこちらの飛行機でこれが見られるのには驚かされます。時間的に夜だから、窓を閉めるというならわかるが、日中に昼寝をしろというはいったい何なのだろう?つまり、自分たちの仕事を減らしたいからではないかと私はいつも疑っています。よくこれで苦情が出ないものだ。
国際線であることを考えて、私のこの便に対する個人評価はC、つまり最小限の条件は満たしているが、あまり乗りたくない飛行機です。評価には加えませんが、乗務員の態度もイマイチで、笑顔はほとんどない。暇なのでつい配膳などをしている乗務員の様子をジッと見てしまう(笑)。来る時と同じカタール航空なのにずいぶん違います。
退屈な五時間ほどの飛行の後、夕方のドーハが見えてきました(17:09)。
沙漠の国だから当たり前だが、眼下には緑がありません。ブルガリアで緑に目が慣れてしまうと、殺風景に感じます。
時間を持て余す 五時間の飛行を終えて、夕方のドーハのハマド国際空港(Hamad International Airport)に到着(17:23)。 次の成田行きの飛行機が夜中の2:40に出発予定なので、かれこれ八時間近くも空いてしまいます。カタール航空が主催する無料の市内ツアーがあるというので、一同で受付に行きましたが、満席。有料でもいいから、何かツアーがないのかと質問しても「無い。行きたければ、タクシーで行け」という親切な返事でした。
前に、韓国のインチョン空港に乗り継ぎで立ち寄った時には、短時間のツアーのパンフレットが空港内にたくさんありました。時代劇のようなイベントもして、客へのサービスを心がけているのがわかりました。あそこもハブ空港として乗り換えが多いからです。中東のカタール航空とエミレーツ航空は自国をハブ空港として業績をのばしています。それなら韓国などを見習い、こういうサービスを充実させるべきでしょう。頭に電気スタンドが突き刺さったクマのヌイグルミだけでは時間つぶしは無理です。
九時すぎに待合室にある食堂街に行き、夕飯を取りました。飛行機でも食事が出ますが、時間的に真夜中ですから、夕飯はここで食わないと持たない。エビの入っている立派な麺を注文したが、味は値段(1370円)ほどではありません(写真下)。
ゆっくりと飯を食っても、時間はまだたくさんあります。パソコンでいろいろと作業しても、老眼の目には小さいモニターは疲れるので長時間は無理です。時間に追われる日本人には時間を持て余すのはなかなかきつい。 金持ちの国の空港は期待外れというか、評価はC、必要最小限は満たしているという程度です。 トップページ 日程表 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 |