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チリ・アンデスの奇妙なスミレたち

7日目    20191216()

タルカ→サンティアゴ→?

 

 六時過ぎに起床しました。昨日は眠るのが遅く、今日は出発が7:30だというので、タルカでの散歩は無しです。ホテルの南側が繁華街になっていて、一周するのにはちょうど良かったのに、ちょっと残念です。

 

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 早目の出発のために6:30からホテルで朝食です(写真下)

 

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飛行機が遅れる?

 ここでお客さんから、帰国の飛行機が遅れそうだという話を聞きました。昼頃に私に来た英国航空からのメールを見ると、サンティアゴから本日1615:55に出発する予定のBA0250便の到着が遅れて、出発はほぼ13時間遅れの17日の朝4:50の予定だという。

 BA0250便は、昨夜ロンドンから発ったBA0251の折り返し便です。昨夜、離陸後に病人が出て、その時にはロンドンのヒースロー空港が夜間閉鎖で戻ることもできず、他の空港に向かったために大幅に遅れたようです。病人が出たのでは病人が最優先です。

 一日遅れると最初聞いた時は、私の頭の中ではサンティアゴでの一日観光が点滅しました()。しかし、飛行機の出発が翌日の早朝となれば、逆に今晩は寝る時間もないほど忙しくなります。しかも、こういう変更があると、予定はすべて未定で、待ち時間ばかり長く、空港に行ってみないと何も決まらないのが普通です。

 

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 とにかく、まず空港に行ってみるしかない。予定どおり、七時半にホテルを出発です。

 

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 サンティアゴまで約260kmを国道5号で戻り、三時間弱で着く予定です。

 

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 昨日までの土壁に瓦屋根のバス停と違い、鉄骨の建物にペンキを塗っただけのバス停で、感性が悪い。

 

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 いつものように道端には祠が頻繁に出てきます(写真下)。前に見たのと同じで、形や大きさが比較的似ているだけで、様式や材料もバラバラで、十字架が立っていることが多いので、大半が交通事故などで死んだ人のための祠ではないか。

 

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 この道路はパン・アメリカン・ハイウェイ(Pan-American Highway)で、南北アメリカを縦断している道路です。ただし、チリではここをパン・アメリカン・ハイウェイではなく、チリ国道5号(Chile Route 5 )と呼んでいます。

 

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 葡萄畑にはワインの宣伝だけでなく、ワインボトルまで置いてある(写真下)。あの大きさなら何百人と飲めそう。

 

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 写真下は電気自動車の充電設備で、時々目につきます。日本はこんな設備がむしろ珍しいくらいです。日本が技術分野で先進国だという幻想から、そろそろ目を覚ましたほうが良い。日本はハイブリッド車の技術に優れており、その利点を活かしたいという気持ちはわかるが、それは高効率の火力発電所と同じで、世界の潮流からはすでにずれ始めています。電力会社と違い、自動車会社は独占企業ではないから、彼らなりに考えてはいるのでしょう。

 

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 二日前見かけたスイカ売りは時間が早いせいか、人がいません(写真下)

 

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 ガソリンスタンドでトイレ休憩です(9:05)。クレジットカードが使えるので、現金のない私でも朝のコーヒーが飲める。

 

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 サンティアゴ市内に到着しました。

 

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 市内を通過して、サンティアゴの北西部にある空港に向かいます。北西方向の山から煙が出ていて、山火事でしょう(写真下)

 

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 ほぼ予定どおり、空港に到着しました(11:03)。ここからが問題です。私たちが乗る予定の飛行機はどうなっているのだろう?

 

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食いきれないレストランなはずが・・・

 空港の中は、この空港にしては客でごったがえしています。

 

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 空港のレストランに食事の予約が入れてあるが、12時にならないとダメだというので、空港内を散歩することにしました。しかし、2015年にもここで日中すごしたが、店が少しあるだけで、暇つぶしできるような物は何もありません。

 

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 コーヒーを売っている店で、四年前もお会いしたモアイがじっと中空を見て・・・いや、良く見ると目をつぶっている(写真下左)。なんだ、彼はずっと居眠りしているのだ。

 

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 写真下はスーツケースを緑色のラップでグルグル巻にするサービスで、四年前もありました。

 

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 通路の中央にはクリスマスツリーも飾られています(写真下)。夏のクリスマスは何度見ても奇妙な感じ。

 

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 ようやく12時になり、三階にあるLA PAUSAというレストランで食事です。私はここで食事をすると聞いて、大いに期待していました。2015年にここで二度食事をした時、食材の種類が驚くほど豊富で、ビュッフェ方式なので、あれもこれもとつい食べ過ぎました。だから、他のお客さんにも、ここはすごいですよと宣伝していたのです。

 だが、ちょっと様子がおかしい。前は食べ物が並んでいたカウンターは受付になっており、同じように食べ物が並んでいた奥のほうも調理場になっている(写真下)

 

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 写真下左が四年前のこの店で、右が今の店です。前の店名はGatsbyで、オーナーが変わったのだ。あれだけの食べ物を自由に食べさせたら赤字になるのも当然で、つぶれたのでしょう。

 

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 四年前のレストランを知らなければ、写真下の食べ物には何も問題はありません。ただ、私の胃袋は四年前を記憶していて「もう食いきれないから、これ以上はやめよう」となるだろうと期待していただけに、がっかりしている()

 

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ホテルに移動

 松森さんが空港で確認しても、やはり予定の飛行機は到着しておらず、13時間後の出発に延期されたようで、航空会社が準備したホテルに一泊することになりました。

 ここで、植物ガイドのパトリシオさんともお別れです(13:54)。物静かな人で、いつも誠実な対応でした。

 

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 バスで十数分の市の中心部にあるシェラトン・サンティアゴ・ホテル(Sheraton Santiago Hotel and Convention Center)到着です(14:17)

 

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 ここでお世話になった運転手のアントニオさんともお別れです(写真下)。バスの中では音楽が少々うるさかったが、花を見るための停車には協力的でした。六年前の同じコースの旅行では、運転手が二日前のエルモラド溪谷に行かないと言い出して、バスを取り換えたという話を聞くと、十分に合格点です。

 

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 ロビーは広々として、いかにも五つ星ホテルらしい雰囲気です(写真下)。ネットでのこの時期の一泊の料金は160ドル(17280)とあります。

 

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 このままホテルの部屋で一休みするということになりました。だが、まだ午後三時頃で、いくら一流ホテルの立派な部屋でも、このままホテルにいるのはもったいない。ここに泊まる予定がなかったので、事前調査はしておらず、そもそもこのホテルが市内のどのあたりにあるのかさえも知りませんでした。歩いていけるような観光施設などないだろうかとグーグルの地図を見ると・・・おや、ホテルの裏に山があるではないか。窓からのぞいてみると、たしかに右側に山が見えます(写真下右)。行先は検討を始めてから1分で決定です。

 

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ホテルの裏山の散歩

 山の高さは、標高差が350mくらいと私の家の裏山くらいだし、市内で公園として整備されているようだから、登山靴にはきかえることもなく、水だけ持って出かけることにしました。下の地図の青い線が私の散歩コースです。道を無視しているような描き方だが、実際、現場は山道が複雑に入り組んでいて、訳がわかりませんでした。

 

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 ホテルから出ると、周囲は高層のビル群です(写真下)

 

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 山に沿って登山口に行くと、看板に地図があります(写真下)。ちょっとわかりにくいが、黄色い登山道には右から①②③と番号が付いています(写真下の下段)。登山道が番号付きで示されるなど、かなり整備された公園のようだと、この時は安心していました。甘かった()

 

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 最初は車も通る道路を登って行きます。あちらこちらが工事中です。途中から登山道に入ると、ものの数百メートルもいかないうちに、上記の地図が現場とかなり違っていることに気が付きました。

 

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 車が走る道端に黄色いケシが生えているなら、山の上のほうは期待できそうだと、この時は思ったのですが、見当違いでした。このケシはカルフォルニア・ポピー(Eschscholzia californica)だと思うが、普通はオレンジが混ざっているのに、ほぼ黄色なので、別種かもしれません。

 

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 登山道を歩いていくと、所々で細くなり、どれが道なのかわからない所もあるかと思うと、唐突に石を並べた休憩場所があったりします。こんな飾りよりも、道そのものをもっと整備してほしい。

 

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 写真下のように車が通る広い道もあり、道は猛烈な土埃です。まるで小麦粉を地面にしいたような感じで、歩くたびに土煙があがる。

 

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 写真下のような標識は珍しく、しかも矢印と地名や距離が書いてあるだけで、地図が示されないので、意味がよくわからない。つまり、役に立たない。

 

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 道が途中で消えてしまうこともあり、何度も引き返しながら道をたどると、ついには写真下のように工事のために掘った道に出ました。たぶんパイプなどを埋めるために掘り起こしたのでしょう。山道を歩く人たちのことをまったく考えていない。

 

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 地図もない山道を初めて歩くのに良くわからないのは危険なことですが、ここは山の斜面から街並みが見えるから、自分がだいたいどのあたりにいるかわかります。また、最悪、ヤブを越えてこのまま下山するという手もあります。

 

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 山道は整備されていないし、何よりも花が少ない。外来種でもいいからたくさん花が咲いていればいいのに、ひどい乾燥状態で、咲いている花を探すのもたいへんなくらいです。

 

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 写真下は昨日も群生していた中東原産のマメの仲間です。

 

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写真上 Galega officinalis

 

 写真下はオーストラリア原産の樹木で、花の大きさはツバキくらいです。

 

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写真上 Brachychiton discolor

 

 写真下左はヤシの仲間、右はスモモのような丸い果物がぶら下がっていて、いずれも人が植えたのでしょう。

 

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 道端にこの山の主な樹木の説明があります(写真下)。そこに一つだけEl cardenalというピンク色の小さな花が書き込んであるので、後でこれを検索してみましたが、レストランの名前や枢機卿という意味しか出てきませんでした()

 

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 花についての看板は写真下だけで、Tara(Caesalpinia spinose)というマメの仲間で、この植物から採れるタンニンなどが工業や食品添加物や民間薬として役立っているようです。この山にも自生しているらしいが、花が咲いていないので、わかりません。

 

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 植物の案内板が二つとも樹木の紹介なのを見ればわかるように、この山は草花が多くないようです。間違いなく自生だと思われるのは写真下の松・・・松にしては実がへんだ。調べてみると、トクサバモクマオウ(木賊葉木麻黄)という奇妙な和名がついた樹木で、マツではありません。原産地が東南アジアからオーストラリアにかけてですから、これも人為的に植えられたのでしょう。

 

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写真上 Casuarina equisetifolia

 

 写真下は黄色い花に強烈な刺のあるアカシアの仲間で、これも持ち込まれた可能性があります。

 

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 写真下はブラックベリーと良く似ている。ブラックベリーは和名がセイヨウヤブイチゴで、欧州原産です。

 

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 ハトのような鳥がいます(写真下)。餌を探しているらしく、飛ぶよりも林の中を動き回っている。鳥を紹介した看板があるのに、いたずら書きで読めません(下段)。看板にはこんな地味な鳥は描かれていませんし、人をあまり恐れる様子もないことから、やはりただのハトだ()・・・もしかしたら、このハトは林の中で餌を探しているのではなく、人間を見つけて、何か餌をくれないかと私の周囲を動きまわっていたのかもしれません。これまで旅行で二匹の野生のキツネと一羽の黄色い鳥が、人間を全然恐れずに近づいて餌待ち顔をしていたくらいだから、ハトならなおさらでしょう。

 

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 イマイチの山だと思いながら下り始めたあたりで、林の中に空き地があり、そこに紫色の大きなアザミを見つけました(写真下)

 

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写真上下 Cynara cardunculus

 

 ボールペンと比較してもわかるように、直径が10cmほどもある大きな花で、こんな大きなアザミは見たことがありません(写真下左)。また、その色もすばらしい。藤色というか、やや薄い紫はとてもきれいです。この山は暑くて埃っぽいばかりで、苦労したわりには花が少なく、がっかりしていた私は、このアザミですっかり気分が良くなりました。

 

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 山を下りた所に公園があり、その山側の斜面にもこのアザミが咲いています。先ほどの山の中腹までは登るのが大変だが、ここならホテルから簡単に歩いて来れる場所です。今日は花を見る日ではないので、お客さんたちもこんな素晴らしいアザミを見たら、喜ぶに違いありません。私は絶対にお客さんに見せなければならないという激しい使命感に燃えて、急ぎ足でホテルに戻りました。

 

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 私は息づかいも荒く「こんなきれいなアザミを見つけた」と松森さんに写真を見せました。すると彼女から「アーティチョークの野生種で、カルドンという外来種です」という、あっさりとした返事が来ました。

 アーティチョークって、たまにスーパーなどで売られている野菜のことです。地中海原産の植物で、乾燥にも強いことから、アルゼンチンやカルフォルニア、オーストラリアにも広がっているという。なあんだ、外来種の雑草か・・・私の燃え上がった使命感は一気に鎮火しました()。結局、あの山で私が見た花はほぼすべて外来種だったことになります。

 

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別々に帰国

 八時から夕飯だというので下に降りていくと、驚いたことに、一部のお客さんがスーツケースを持って出かけるところです。私は集合時間を聞き間違えたかと一瞬あせりました。客9人のうち3人がアメリカ経由で帰国するという指示が英国航空から出て、松森さんと4人で空港に向かうというのです。イギリス経由よりもアメリカ経由のほうが少し時間が短いので楽です。ただ、私のようにイランに行ったことがあると、入国を拒絶される可能性があるから、選ばれません。

 残った6人の内、私など4人が明日の朝の便、2人は明日の午後の便に乗るなど、グループは三つに分かれて帰国することになりました。少なくとも、この段階ではそうでした。

 

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 残った人でホテルの庭にあるレストランでビュッフェ形式の夕飯です(写真下)

 

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 写真下が私の部屋です。設備は問題ありませんから、個人評価は4.0とします。ただ、湯沸かし器やお茶、コーヒーといった物はありません。五つ星ホテルだから、お金を払って、注文しろということかもしれない。きれいで整っているが、最小限しかないという印象です。

 

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 おもしろことに、洗面所にある2本のミネラルウオーターは無料で(写真下左)、寝室にあるのは有料と書いてあります(写真下右)

 

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 私の所にも英国航空から新しいメールで、飛行機は明日の朝5:57に空港から出発するから、ホテルから夜2:002:15のバスに乗りなさいという指示が来ていました。ホテル側からは1:30にバスが出るとのことでしたから、用心のために30分繰り上げたのでしょう。

 夜中の1:30出発なので、私は1:00に起きたら5分で部屋を出られるように、外出着のまま寝ることにしました。

 

 

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