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南アフリカの夏の花

8日目 2017220()

ピーターマリツバーグ → ケープタウン → Houw Hoek

 

 五時すぎに起きて、窓を開けると、昨日からの雨です(写真下)。部屋の中は24度ありますから、暑くも寒くもありません。

 

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 雨の中の散歩もなんですし、ドラケンスバーグのハイキングの疲れもあるし、この街はすでに歩きましたから、部屋の中でゆっくりすることにしました。

 

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 本日は、飛行機でダーバンからケープタウンに行き、さらにケープタウンの東にあるHouw Hoekに向かいます。

 

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 七時からホテルのレストランで朝食です。

 

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雨の中を空港へ

 雨の中、八時少し前にはホテルを出発しました。ちょうど通勤ラッシュです(写真下)

 

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 街中の温度計は17度ですから、肌寒い(写真下左)。ピーターマリツバーグは標高が700mくらいありますから、夏にこんな気温でもそれほど不思議ではありません。アフリカというと暑くて乾いているイメージだが、ここは日本よりも夏はすごしやすそうです。

 

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 道の路肩に生えるアロエは何度見ても不思議な光景です。アロエ以外は草刈りされているので、まるで「アロエ人」が集団で土手に立っているみたいです。

 

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 救急車がサイレンを鳴らしながら走って行く(写真下)。日本なら救急車が通れるように隙間をあけるのに、ここではそんなこともなく、なかなか救急車は前に進めない。「あれじゃ、助かる人も助からないねえ」と日本人たちはつぶやく。

 

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 これまた何度見ても奇妙なのが、高速道路を傘をさして歩く人間です(写真下左)

 

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 ちょっと渋滞もありましたが(写真上右)、一時間半でダーバンのキング・シャカ国際空港に到着(9:34)

 

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 ここでドライバーともお別れです(写真下)。実は名前を確認するのを忘れました。

 

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 空港は地方都市にしてはかなりの広さです(写真下)。サッカーの国際試合が行われたときに作られたので、規模が大きいようです。

 

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 14日にこの空港に到着した時はゆっくりと見物する時間もありませんでしたから、すこしうろついてみましょう。

 

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 写真下は男子トイレのマークです。なかなかオシャレで、女子トイレとセットで撮りたかったのですが、変態ヂヂイと間違われると嫌なので撮れませんでした()

 

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 ゲートの半分は使われていないようで、客は誰もいません(写真下)。つまり、飛行機の数よりもゲートの数が多すぎる。私は無人のゲートの先はどうなっているのか、奥のほうにまで歩いてみようか迷っていました。同じような通路が続いているだけなら、重い手荷物を背負ったままわざわざ行くのは無駄です。

 迷っている私の前を乗客らしい男性が一人通路を歩いていきます(写真下右)。彼は10:47に私の前を通過し、座って待っていると、10:55に戻ってきました。彼のこの反応を見れば、この先には足を止めたくなるような物は何もなく、同じような通路が続いているだけということですから、行く必要はありません()

 

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昼飯がない!?

 飛行機はSA2115便と南アフリカ航空の番号ですが、実際は子会社のマンゴー航空(Mango Airlines)という格安航空です。名前どおりのオレンジ色で、機体はボーイング737-800です。国内線で日本からは予約できなかったので、昨夜ようやくネットで座席の予約が出来ました。

 

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 私の座席は30A(下図の)です。飛行機は西に向かって飛び、太陽が北にありますから、日中の飛行なら直射日光が避けられます。

 

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 離陸してお茶などが配られました(12:40)。前もって、この飛行機は格安航空で、我々のチケットは引き替えに一定額内のサンドイッチなどがもらえると聞いていたので、私はそれを催促しました。ところがもらえない。私は再度、チケットを差し出して、サンドイッチがほしいと言いました。乗務員はわかったという仕草をして、チケットを受け取ったので、持ってくるだろうと待っていましたが、それっきりでした。三度目の請求をしようか迷いましたが、それほどお腹が空いていなかったこともあり、あきらめました。

 

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 他のお客さんたちは問題なく注文できたといいますから、いくら私の英語力でも、二度も請求して、どうしてダメだったのかわかりません。英語力の問題であった可能性もあります。なぜなら、私にお茶を出した客室乗務員が「モーグ」と言うので意味がわからず、聞き返しました。ミルクという発音だと現物を出されたからようやくわかりました。

 当然、私のこの飛行機に対する評価は不満足のDです。たぶんこの評価をした飛行機は、評価を開始してから初めてです。この評価は飛行機を降りてからもっと下がりました。

 

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 離陸して間もなくは雲で覆われていましたが、西に進むにつれて眼下の雲が減り(写真下左)、やがてなくなりました(写真下右)。晴れです。

 

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 西海岸のケープタウン側はずっと晴れていて、ほとんど雨が降っていないそうです。東の西ではまったく気候が違うようです。

 

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 地上には乾燥地帯で良くみられる灌漑設備のある丸い農地が点在しています。

 

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 海を迂回して内陸側に航路を変えるとケープタウンの街並みが見えて来ました。

 

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 快晴のケープタウンの空港(Cape Town International Airport)に着陸(14:18)

 

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 私は出てきた荷物を見て驚きました。スーツケースの角がへこんでいる(写真下)。いくら安物のスーケースとはいえ、ポリカーボネイドがこれだけへこむというのは、高い所から落下させるなど、相当な衝撃を与えないと無理です。側面にもヒビが入っていました。これは必ずしも航空会社の責任ではないが、マンゴー・エアーへの評価は不満足(D)から、大いに不満足(E)に格下げします。もちろん、私もEなんて評価をした航空会社は初めてです。食い物の恨みは恐ろしい()

 

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山火事の跡

 迎えの車に乗り、本日の宿泊地のHouw Hoekに向けて出発です。残念ながら、車は朝まで乗っていた車よりもさらに座席が少なく、13人分ぎりぎりしかなく、かなりきつい(写真下)。この人数なら二台に分乗してもおかしくありません。

 

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 飛行機を降りてから動いたせいか、さすがに私はお腹が空いてきたので、冨山さんに事情を話し、コンビニに寄ってもらえないかと頼みました。私だけ車を降りて、店でサンドイッチのような物を探したがなく、R50.8のナッツを買いました(写真下)

 

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 ケープタウンで目についたのがスラム街です(写真下)。六年前に来た時もケープタウンで見かけましたが、今回は、見ているスラム街が別なのか、前よりも規模が大きくなっているように見えました。

 

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 郊外に出ると、スラム街も消えて普通の住宅地が広がっています(写真下)

 

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 ケープタウンの街を出て間もなく、大規模な山火事の跡に遭遇しました(写真下)。午前中までいた東部と違い、西部は雨が降らず、節水を呼びかけているそうです。

 

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 それでも、さらに東に進むと、少しずつ緑が増えていきます(写真下)

 

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 その中で目についたのが果樹園です(写真下)。木の高さは数メートル程度でそれほど高くない。枝や葉は地面近くまであり、何の果物なのか私の目では判別できない。

 

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 道路脇の工場のロゴを見てようやくわかりました(写真下)。リンゴやナシです。KROMCOはリンゴやナシを出荷している会社です。

 

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(http://www.kromco.co.za/)

 

 

Houw Hoekに到着

 本日のホテルHouw Hoek Hotelに到着(15:59)

 

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 写真下が受付とレストランのある本館の建物で、私は一目見て気に入りました。

 

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 建物の正面に巨木が生い茂り、木陰を作っています(写真下左右)。二百年たつblue gum treeとあります。ただ、gum treeはオーストラリア原産の樹木らしい。昔は船でイギリスからオーストラリアに行くのに南アフリカを経由していて、植物の行き来があったから、その時にもたらされたのでしょう。このシンボリックな巨木が南アフリカ原産でないのがちょっと残念です。

 

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 建物の北側には広々とした庭園が広がり、後ろの山が借景になっています(写真下左)。芝生の庭を取り囲むように客室の建物が建っています(写真下右)。屋根に煙突があるのは、部屋に暖炉があるからです。池もボートを浮かべられるくらいの広さがあります(写真下の下段)

 

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 冨山さんたちが手続きを取っている受付の後ろの壁と、カウンターの下には馬車のレリーフがあります(写真下)。これがこのホテルのロゴマークに使われており、複数のパターンがあります。

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(http://houwhoekhotel.com/weddings/)

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Kogelberg 自然保護区

 マニングさんが近くの山に案内してくれるという(16:35)。このあたりはKogelberg Nature Reserveです。南下がりの斜面には樹木が生えているが(写真下左)、そこをさらに登ると高い樹木は消えて低い樹木に覆われた岩山に出ました。

 

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 写真下の花はこのあたりの特産だという。砂岩などの岩場に夏から秋にかけて咲きます。

 

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写真上 Tritoniopsis burchellii

 

 写真下の花は雄株と雌株があったようですが、私が写したのは雄株だけでした。

 

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写真上 Aulax umbellate

 

 ピンク色のエリカです(写真下)。普通のエリカはもっとどっさりと花を咲かせるのに、ここはショボショボしか咲いていない。

 

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写真上 Erica mammosa

 

 花を付けている樹木は多いのだが、そのどれもが地味なので、山全体としては花が多いように見えません。

 

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 写真下も花なんでしょうねえ?

 

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 写真下のドライフラワーのような花は花弁だけが残っていますから、大半が花が終わっているようです。かろうじて写真下右に一個だけ咲いているような花を見つけました。花弁は紙みたいにカサカサです。

 

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写真上 Phaenocoma prolifera

 

 写真下右のように同じ枝にピンクと白の花があるところをみると、ピンク色の花が終わると白く脱色されてしまうのかもしれません。この花はケープ地方の南部に分布します。

 

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 写真下はEverlasting Vygieです。日本で見られるノコンギクの仲間と違うのは、乾燥対策で葉が縮んでしまったように小さい。また、陽の光が当たると、テカリがあるように見えます。

 

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写真上 Erepsia anceps

 

 こんなふうにここにある植物の多くは乾燥に耐えられるような姿をしているところを見ると、昨日までのドラゲンスバーグよりもこちらは雨が非常に少ないのでしょう。

 

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 乾燥地帯の植物らしく、花そのものがドライフラワーのようなのが多い。

 

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 山を迂回して降りていくと、放置されたらしいリンゴ畑があります(写真下)。近くに廃屋があるから(写真下右)、この家の畑だったのでしょう。放置されているらしいのに、リンゴがたくさんなっています。

 

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 リンゴの実の付き方がおもしろい。私はリンゴ畑を見て育った人間なので、こんな枝振りのリンゴは初めて見ました。剪定の仕方が違うだけなのだろうか??

 

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 写真下のサボテンやアガパンサスは人家の近くの川のそばにあるので人間が植えたものでしょう。

 

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素晴らしい庭に迷い込む

 六時頃にホテルに戻ったのですが、まだ日差しもあるし、夕飯が七時半からだというので、私はそのままホテル周囲の散歩に出かけることにしました。

 

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 ホテルの周囲には果樹園があります。赤い実がついているので、先ほど山の斜面で見たリンゴかと思ったら、梨です。梨も赤くなるのだ!形は日本のラ・フランスという洋梨に似ています。

 

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 ホテルの敷地の北側をジャッカル川という細い川が流れています(写真下左)。川のそばなら水もあり、何か花があるかもしれません。川のそばに池があります(写真下左)。隣にポンプ小屋がありますから、貯水池です。遊泳禁止とある(写真下右)。こんな池で泳ぐ人がいるのだ!?

 

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 池には薄紫のスイレンが植えられて、花が咲いています(写真下)

 

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 川のそばなので水を好む草花が咲いています。わりと大柄なミゾソバの仲間が群生しています(写真下)

 

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 ドラケンスバーグで何度も見かけたロベリアの仲間も草の間に咲いています(写真下)

 

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 さらに川上に行くと・・・何だ、これ?ハート型の看板が道に沿って何本か立っている(写真下左)。しかし、何の文字もないので意味不明です。この近くはハイキングのトレイルがあることになっているので(写真下右)、もしかして、この道がトレイルで、ハートは目印なのかもしれない。

 

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 道は草も刈ってあり、道に沿って進むと池が流れに沿っていくつか点在しています(写真下)。先ほどの貯水池と同じで、ジャッカル川から水を取り込んでいるのでしょう。

 

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 池には様々な植物があり、花を咲かせています(写真下)。花がきれいなだけでなく、池全体がとても調和が取れています。

 

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 公園のような人工的な雰囲気ではなく、自然にできた池のようにも見えます。周囲の通路の草が刈ってあるだけで、池そのものはとても自然です。

 

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 池に生えている植物の種類が多いのと、栽培品の黄色いグラジオラスやパピルスなども周囲にあることから、人工的な手も加わっている(写真下)

 

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 池を通りすぎて道を進むと、何と個人宅の庭に入ってしまいました。つまり、あの池はこの家の庭の池??両側は果樹園ですから、個人の敷地であっても不思議ではありません。道の草が刈ってあるわりには、池の周囲はたくさんの人が歩いた形跡がないのも説明がつきます。

 

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 私は気がつかないうちに個人宅の庭に入り込んでいたのだ!それにしても自然の池かと思うほどの素晴らしい庭で、心安らぐ一時でした。庭を造った家主さんにお礼と賛辞を贈ります。

 

 

本館で夕食

 七時半からホテルの本館にあるレストランで夕食です。入り口から入ると、ホテルのロビーに相当する場所が写真下です。二部屋続きになっており、ロビーというよりも居間のようなくつろいだ雰囲気です。

 

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 古い建物をそのまま利用していて、壁の灯りもなかなか素敵です(写真下)

 

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 Houw Hoekの歴史を示すような写真が壁に飾ってあります。写真下の撮影は1900年初頭とありますから、百年以上も前の風景です。真ん中にあるのは変な格好した樹木?周囲の家と比較しても、巨木です。まさか「ジャックと豆の木」の豆の木じゃあるまいな()

 

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 写真上の山は、形から判断して私がホテルの近くで撮った写真下の山で、同じような所から撮影したのがわかります。ただ、今は周囲を見渡しても、写真上にあるような巨大な樹木はありません。ホテルの前にある樹木とは形が違いすぎます。

 

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 写真下はホテルの前の巨木を描いた絵と写真です。写真は、絵の奥の通路からこちら側を写したものです。しかし、今はその位置からの写真は撮るのは難しい。

 

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 写真下のように、巨木の右側の建物は通路部分に増築してあるからです。上の絵では、ヒサシがあるだけですから、写真下の建物から突き出ている部分は上の写真が撮られた後で増築されたものです。

 

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 写真下はホテルの南側を走っている鉄道の様子で、撮影は1971年です。1984年までの80年間鉄道が動いていたようです。

 

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 写真下が現在も残っている鉄道の跡です。三十年以上もたっているわりにはきれいで、廃線というのは私の読み違いかもしれません。

 

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 写真下左は1900年初頭で、すでに車が通れるような立派な道路ができていた。写真下右は「Houw Hoekの谷」という説明書きがあります。ここは東西に長い谷になっていますから、このホテルのあたりを山の上から写したものでしょう。

 

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 写真下はさきほど登った山から見たHouw Hoekの谷の様子です。写真上に比べて、あまり変化がないように見えます。

 

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 ようやく食事の準備が整ったようで、奥にあるレストランで食事です。客が多く混んでいる。

 

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 南アフリカ側の旅行会社の社長のLuxtonさんも加わり、食事が始まりました。彼とは六年ぶりの再会で、あの時は彼の口から「リビアのカダフィ大佐が行方不明らしい」という良いニュースを聞いたのを覚えています。

 メニュー付きの本格的なコース料理です(写真下)。昼飯を食い損ねた私は、皆さんとの会話はそっちのけで食事に集中しました()

 

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部屋は高得点

 私の部屋は写真下のような長屋タイプの一階の15号室です。写真下左の、木のドアが入り口になっています。一階の外に面しているので、火災の時の避難経路を考えなくても良い。

 

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 ドアから入るとベッドが置いてあり、写真下左の奥が浴室とトイレです。ドアの隣のガラス窓から光が十分に入り、外が見えるので開放的な雰囲気です(写真下右)

 

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 ベッドは二つあります。大きいほうは荷物を広げるに使い、私は窓の近くのシングルに寝ることにしました(写真下)。ここが日本ならエアコンの下には寝ないが、この国は地震は少なそうです。窓の下で狭い感じが気に入った()。この西向きの窓からホテルの敷地の樹木と、私が先ほど散歩した隣の果樹園が見えます。

 

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 ベッドのシーツなどにはロゴの刺繍がしてあるほどの懲りようです(写真下)

 

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 バスタブとシャワーの両方があります(写真下)。バスタブでゆっくりできるのはとてもありがたい。

 

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 明るく、広く、隣の騒音もない。快適さ、清潔さに、湯沸かしポットやお茶類もそろい、WiFi接続も問題がありません。立地や環境も良く、庭は広く、本館の外観もおしゃれで、本館以外の建物の外見はあまり良くないが、この部屋もとても気に入りました。1週間くらいゆっくりと滞在したいようなホテルです。ネットでのこの時期の価格は13000円ほどです。

 しかし、実はトラブルがありました。

 

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 天井の灯りなどを除き、突然コンセントなどの電気が消えた。全部消えたのではないから、ブレーカーが落ちたようです。本館に出向くと、従業員はコンセントの問題ではなく、私の電気製品が壊れているのではないかと疑ったようです。私がブレーカーが落ちたのだろうと強く主張すると、建物の外のブレーカーを入れてくれて、復帰しました。

 私はカメラやパソコンの充電をしていただけで、こんな程度でブレーカーが落ちるのはおかしい。寝る準備をしている時に、着替えをして従業員に交渉に行くのは気分的に非常に疲れます。電気は不可欠の要素ですから、少し厳しく点数をつけるべきでしょう。

 しかし、従業員の対応も丁寧でしっかりしていましたし、写真下左のように暖炉までありますから()4.5の高得点を付けます。4.5を付けたのはこれまでで二カ所目です。

 

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