トップページ 日程表 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 南アフリカの夏の花 13日目 2017年2月25日(土) → 香港 → 成田 朝、5時頃(南アフリカ時間)に目が覚めました。昨夜は、最後に時計を見たのは夜の11時すぎでした。寝苦しい上に、けっこう寒く、何度も目が覚めました。私はジャケットを着て寝たのに、隣の巨漢の男性は半袖のままでした。 モニターを見ると、飛行機はすでにインド洋を渡り、タイの上空を飛んでおり、外は明るい(写真下)。 朝食が配られました(5:24)。眼下は雲が多くて地上はあまり見えません。 雲の中を高度を下げて行き、香港国際空港(Hong
Kong International Airport)に着陸(南アフリカ時間6:13、香港時間13:13)。南アフリカ時間ではまだ七時すぎですが、ここで時計を六時間進めて、半日が消えてなくなり、今は午後1時すぎです。 地面が濡れていますから、雨らしい。いくら香港でも肌寒い雰囲気です。 朝早いので空港内は静かで、長椅子で寝ている人たちもいます。 成田までの飛行機は全日空NH810便(南アフリカ航空SA
7138便)です。 私の座席は最後部の45Aでケープタウンの空港で希望して予約した席です。ところが、席を見て、愕然。座席の真横に窓がない。しまった、この飛行機はボーイング(Boeing 767-300)だった!ボーイングには良くあることで、ジャンボと呼ばれた747は一番後ろの座席は完全に窓がなく、その座席を取らないように気を付けていたが、最近はジャンボが少ないので、うっかりしていました。 予定では香港離陸15:20、成田着20:
15で、ほぼ予定どおり、15:39に離陸して、飛行機は雨雲の上に出ました。 この飛行機はモニターが小さい。この種の飛行機はアメリカのボーイングと欧州のエアバスが主流で、両者には大きな違いがないが、私は後者のほうが不満が少ないことが多いような印象です。飛行機そのものが気に入らないので評価はCとします。 手拭きとスナックが出て(16:07)、続いて食事です。 日本の上空に入る頃には陽が暮れました(写真下左)。 暇な時は映画を観ます。 『オデッセイ』(The
Martian、米、2015年) 火星に置き去りにされた主人公が地球に帰還するまでの物語です。気になるのが、日本語の表題です。この映画のどこからオデッセイ(放浪)という表題が出てくるのか、よくわからない。有名な『2001:
A Space Odyssey(邦題 2001年宇宙の旅)』にヒントを得て、二匹目のドジョウを狙ったのかもしれないが、作者たちの意図を無視して、映画のどこにも出てこない言葉を使うのはやりすぎのような気がします。 Wikipediaより転載 私たちの飛行機は火星発ではないので、無事成田に着陸しました(19:57)。 成田について荷物を受け取って驚きました。スーツケースの鍵が壊れている。幸い、中身はそのままでした。南アフリカの国内便ではこのスーツケースがへこんで、さらに鍵まで壊れてしまった。あきらめて買い換えようかとネットで調べると、スーツケースはサンコーという国内メーカーで、修理を依頼すると、着払いの8,424円でした。 今回はスーツケースだけでなく、壊れた物が多かった。一眼レフのカメラのストラップを取りつける金具が外れて修理に出しました(14,656円)。またブラウンの電気カミソリが使用中にご臨終。おかげで旅行最後の三日ほどはヒゲ面でした(笑)。これは長年旅行で使い、とても気に入っていたのに、今はこの型はありません。雨合羽のズボンは縫い目から破れて使い物にならず、買ってまだ使用頻度も低い傘は骨が折れてしまいました。 カメラとスーツケースの修理費は全額保険が下りたので、2006年にカメラを叩き壊して以来、11年ぶりに旅行保険の元が取れてしまいました・・・あまりうれしくはない。 こんなふうに今回の旅行はトラブルも多かったが、予定していた花をほぼ全部見られ、六年ぶりの南アフリカはまた別な面を見せてくれました。
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