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トルコ北西部の早春の花

1日目    2019329日(金)

成田 → (インスタンブール)

 

 

 トルコに春の花を見に出かけます。参加者はツアーリーダーの松森さん(仮名)を含めて女性5人、男性3人の合計8人です。

 

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 トルコは直行便があるなど日本からの観光客も多く、親日的な国です。そのトルコが花の国でもあるのを知ったのは十年ほど前、次の本を見た時でした。

『トルコの花 – FLOWERS IN TURKEY(エルダル・ウゼン、岡田季代子訳、2008)

 特定の国の花だけを取り扱った本は日本では少数です。A旅行社から、この本の訳者を講師にした旅行が企画され、これに参加しようとしているうちに消えてしまいました。トルコの花のツアーの最初のボツです。

 

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 いつもトルコの花が頭にあったので、参加しようとしたのが三年前の2016年の夏で、トルコの5種類のユリを見せてくれるというツアーでした。ユリは好きな花なので候補に入れたところ、インスタンブールの空港でテロが起きて、旅行そのものが中止になってしまいました。二度目のボツです。

 

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 春のトルコの花なら南西部のアンタルヤ地方が定番なのに、北西部のツアーに参加することにしたのは、この会社でも初めてのコースだからです。定番コースは一時休止しても復活することがあるが、こういう新しいコースは一度きりになることもあるので、先にこちらに行くことにしました。

 2018年の11月に発表されると新しいコースだということもあり、順調にお客さんが集まったらしく、年末まで催行が決定されました(下図)

 

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 この旅行は当初は45日までの8日間の予定でした。ところが、出発の二週間ほど前、松森さんからメールが来て、イスタンブールの空港が引越しのために、一日帰国が遅れて46日になるとのことでした。

 

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 飛行機はトルコ航空TK53便(Turkish Airlines)で、成田を21:25に出発して12時間10分の飛行の後、イスタンブールの空港に4:10到着予定です。機体はボーイング777-300ERで、349人乗りです。

 掲示板に出発予定が20分早まるとあります。長時間の飛行なので、早い分にはありがたい。なによりも、直行便があるのが本当にありがたい。

 

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 機内は満席ではないものの、かなり混んでいます。写真下右が私の座席51Kです。トイレに立ちやすいように、後部の二座席の窓側を選びました。幸い、隣に来たのは日本人の若い女性だったので、こちらの座席にはみ出てくることもありませんでした。

 

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 51Kの予約を一週間ほど前にしました(下図の)。ところが、今日、出発の朝、再度チェックしてみると、何と予約が消えている!?私の操作ミスなのかもしれないが、とにかく空いていた41Kを予約してチェック・インしました。空港で再度確認すると、51Kは空いているというので、ここを取りました。おそらく私の予約はそのままされていたが、システムの不都合で表示されなくなっていたのでしょう。私の操作ミスでなかった証拠に、帰国の便も直前に予約を確認していたにもかかわらず、予約した座席は取れませんでした。前述のイスタンブールの空港の引越しが影響していて、システムがまとも動いていないのでしょう。

 

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 ほぼ予定どおりに成田空港を離陸(21:34、写真下)

 

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 緊急時などの説明はアニメが使われています(写真下)。映画の主人公たちが出て来て、ドラマ風にワアワアと騒ぎ、ラップ調に畳みかけるように話すので、何を言いたいのか、わかりにくいし、何よりもうるさい。最近、各航空会社が工夫しているのは評価できるが、ちょっとやりすぎのようにも見えます。

 

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 離陸後、一時間ほどして食事が出て(22:35、写真下左)、その後で夜食なのかピーナッツが配られました(0:09、写真下右)。私は食事の時間ではないので、食べませんでした。

 この飛行機に対する個人評価はおまけして五段階評価のC、必要要件は満たしているとします。少々、厳しい点数を付けたのは、予約したにもかかわらず消えているなど、サービスとしてはあってはならないことだからです。

 

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 長旅には映画が一番です。トルコ航空は最新の映画をそろえています。ただし、日本語版や日本語の字幕スーパーはかなり限られていました。気圧の低い機内で夜に観る映画はできるだけ軽くて三分でストーリーを忘れる映画が一番で、それを目標に下の二本を見ました。

 

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『シェイプ・オブ・ウォーター(The Shape of Water)』(アメリカ、2017)

『デッドプール2 (Deadpool 2)(アメリカ、2018)

 

 後者は三分どころか、直後に内容はきれいに忘れましたが、前者は独特の感性で描かれており、実際、いろいろな賞を受賞した作品のようです。ただし、私の好みにはちょっと合いません。

 

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 モニターを見ると、飛行機はロシアに入り、バイカル湖の近くを飛んでいます(写真上)。もちろん、窓の外は何も見えません。時刻は01:40を回っています。映画など観ないで、もっと早めに寝ればいいのだが、「飛行機ホテル」は私には拷問なので、つい夜更かししてしまう。

 

 

 

 

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