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ペルー・アンデス めおとプヤの最期

5日目           2025511()

ウルタ渓谷

 

 今日はワラスの北にあるブランカ山群のウルタ渓谷(4,600m)に行き、この旅行企画では一番の売りとしている赤いリンドウを見ます。また途中のカルワスで朝市を見学します。

 

 

 空は晴れて、今日行く北部のほうも少し雲がある程度です(写真下)、と安心していたら、山の上は天気が別で、雨どころかアラレまで降りました。おまけに私には珍しくもないドジまで重なって・・・そういう都合の悪い話は後回しにしましょう。

 

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 いつものように7時からの朝食を終えて、8時出発で、今日も一台のベンツ製の小型バスです(写真下)。座席は自由だという。これでは早い者勝ちになってしまい、亀年生まれの私は苦手です。この旅行会社は、昨年利用した時は添乗員が指示を出して、できるだけ客に平等になるように配慮していたから、添乗員の性格によるらしい。

 

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 空港のそばを通過すると、私たちが乗って来たのと同じ便の飛行機がすでに到着しています(写真下左)

 

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 日曜日らしく、人々はのんびりした雰囲気です(写真下)

 

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カルワスの市場

 カルワス (Carhuaz)に到着して、ここで朝市を見ます。Mercado Mayorista y Minorista de Carhuazという長い名前の市場で、実際には写真下の壁が赤い大きな建物が市場です。周囲にもたくさんの店が出ていて、私たちは建物に入らず、一周しました。

 

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 その理由は、下の二枚の写真を見るとわかります。写真下左は建物の外、写真下右は建物の中で、どちらがにぎわっているか、一目瞭然です。

 

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 早速、お客さんたちは熱心に品定めをして購入しています(写真下)。しかし、私を含めた全員が添乗員の助言を信じて換金せず、ドルしか持っていないから、高上りについたのではないか。

 

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 20255月は1ドル=143円、1ソル=40円ほどです。160円の商品をドルで買ったら、2ドルを払うことになり、倍近い値段で買ったのと同じです。

 

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 ワラスの市場と同じで、売り子のほとんどが女性で、写真下のように男性はかなり珍しい。写真下右は珍しい光景で、男性の売り子がいること、そして女性二人がスマートフォンで話をしていることです。生成AIによれば、ペルーでもスマートフォンは急速に普及しているというが、今回見た範囲ではまだ少ないように見えます。

 

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 建物の北側は広場になっていて、たくさんのパラソルが並ぶ露店があって、大にぎわいです(写真下)

 

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 建物の西側の通路も露店が並んでいます。

 

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 手前のオバサンが何かおもしろいことを言ったのか、あるいはポーズを決めているのか、右の若い女の子は口を押えて笑っています(写真下)

 

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 女性たちは民族衣装でオシャレをしていて、写真下中の女性の黒い山高帽子など、高そうです。スペイン人が持ち込んだ習俗かと思ったら違った。1920年代にイギリスから鉄道作業員のために輸入した帽子が小さすぎて合わないので、欧州の流行として女性たちに売ったというのです。山高帽の伝統はわずか百年ほどしかない。

 

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 ここでも若い女性の民族衣装は少なく、写真下左の左側の若い女性は例外的にアワヨは背負っているが、山高帽子はかぶらず、ピンク色のミニスカートで、靴もサンダルです。

 

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 写真下はオカというここでは良く食べられる食用芋で、学名がOxalis tuberosaですから、カタバミの仲間です。たぶん、ホテルの料理に出ているのだろうが、わかりません。「引き締まった白い多肉質のイモは心地よく時にはちょっと酸っぱい風味がある」という。(「インカのイモ その2」伊敷弘俊、『いも類振興情報』いも類振興会、34号、8ページ、1993)

 

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 アンデスといえば主食のジャガイモで、色違いのを売っています(写真下)。写真下左では芋の中にサツマイモが混ざっています。生成AIによれば、これも中南米の熱帯が原産で、ペルーでは紀元前3000年には栽培されていたという。ただ、サツマイモは暖かい地方の作物なので、ワラスではあまり栽培されていないようです。

 

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物価対策がお米券?

 南米産の芋たちは、御立派な宗教よりもよほど人類を救っています。その逆説的な例が1800年代中頃にアイルランドで起きたジャガイモ飢饉で、ジャガイモに食料を依存しすぎていたため、ジャガイモが病原菌で採れなくなってもイングランドに食料を輸出し続けるという人災も加わり、100万人の死者を出す大飢饉が起きたという悲劇です。

 このように主食は外交や軍事力よりも、国を左右しかねない要因です。ウクライナに侵攻しているロシアが経済制裁を受けても持ちこたえられているのは、核兵器やミサイルがあるからではなく、食料とエネルギーを自給できるからです。

 

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 日本では今年2025年、主食のコメの急激な値上がりに庶民は悲鳴を上げました。当時の石破首相と小泉農水大臣が農政改革をすると期待されたが、高市政権に代わると、農林族の鈴木議員が農水大臣になり、改革はすべて取り消され、あっさりと旧来の農政に逆戻りしました。

 それは当たり前で、農林族は農協を通じて農民票を票田としているのに、小泉農政のような、稲作の大規模化の改革をすれば、小規模農家が減って、農林族の票田が減ますから、死活問題で、絶対受け入れられない。農林族、農協、農水省、農民がスクラムを組んで小泉農政を叩きつぶし、石破氏や小泉氏のような人が二度と出ないように法律も作るそうです。

 

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 山形県を選挙区の地盤としている鈴木議員が大臣になったので、「山形新聞」には就任祝いの広告が5ページにわたり載り(20251113日朝刊)、お祭り騒ぎでした(写真下)。協賛した組織名の一覧表は、鈴木大臣の票田の一覧表のように見えて、利害関係がとてもわかりやすい。

 

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 鈴木大臣は物価対策にお米券を配布するとして、自身の支持団体である農協に利益供与するというのだから(本人は否定)、あまりの露骨さに、さすがはピカピカのエリートコースを歩んでいる頭の良い方だと感動しました。

 

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 ペルーの主食は米だけではなく、ジャガイモやトウモロコシです。ワラスの市場にもあった黒いトウモロコシがあります。ただ、芋に比べて、トウモロコシは少ないので、時期ではないのでしょう。

 

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 写真下左はブルーベリーで、私はチリ産の冷凍ブルーベリーを食べていますから、アンデスは気候があっているのかもしれません。写真下右は山積みのマンゴーで、生成AIによれば、ペルー北部の沿岸地域ではマンゴー生産が盛んで、品質も良く、輸出されているそうです。ただ、旬は12月から3月というから、すでに時期は終わっているのに、このたくさんのマンゴーは何なのだ?

 

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 ワラスの市場でも見たケソ・フレスコ(Queso fresco)という熟成させていないチーズが売られています。

 

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 写真下左で、私のカメラを見ている少女の前に白い豆の入った袋があります。これは毎日のように見かけているルピナスの種で、この地方では昔から食べられています(写真下右)。アルカロイド系の毒を含むので、数日、水にさらして毒抜きをして食べます。後日、せっかくホテルの食事に出たのに、私はその直前に、食い合わせが悪いアボガドを知らずに食べたので、食べられませんでした。

 

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 奇妙な物を売っています(写真下)。写真下左の、芋のようなものがノパル(Nopal)というウチワサボテンの茎節だというが、具体的にどの部分なのか、良くわかりません。

 写真下右はチャルキ(charqui)と呼ばれる家畜の乾燥肉で、これを煮込みなどに入れて食べるようです。

 

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花の本を見つけた!

 この街にあるホテル(Hotel El Abuelo)で地図を売っているというので立ち寄りました(写真下)

 

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 売り場に地図があるというが、どれがそれなのか、わからないので、日本語で書かれた案内書を買いました(写真下右)

 ところが、目の良いお客さんがFlores Silvestres de la Cordillera Blancaというとんでもない本を見つけました(写真下左)。昨日、はるか彼方のビクーニャを見つけた中嶋さん(仮名)です。どこまで目がいいんだ!

 本の名前は「ブランカ山群の野生花」ですから、ズバリこの場所の花の図鑑で、アマゾンなどで探しても、名前は出てくるが、販売はされていません。電子媒体としてネットで公開されているので、私は、必要ならスクリーンショットで288枚を切り取ろうかと、帰国後に覚悟を決めることにしていました。しかし、その必要もなくなりました。

 

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 この本は、リングで製本するのに本に穴が開けたため、文字の一部が切り取られているという、日本なら不良品として廃棄されるような本です。284ページで100種類の花が載っているだけのこの本が100ソル(4 1 7 6)は高く、たぶんホテル側のボロ儲けでしょう。売り場では本に値札がなく、レジでホテルのオーナーに渡して初めて値段がわかる。つまり彼は客の顔を見て値段を付けているのでしょう。私は顔に「貧乏人」と太文字で書きたかったが、スペイン語を知らない。

 気持ちだけは中嶋さんにチップを渡したいくらいで、予想外の収穫に私はニコニコ顔でバスに戻りました。ホテルにあったこの本の残りはすべてガイドのモラリスさんが買い取ったので、一冊も残っていません。中嶋さんが見つけるまで、モラリスさんもホテルにこの本があることを知らなかったのでしょう。

 

ロバ君

 バスは標高2650mほどのカルワスから(写真下左)、一気に4600mのウルタ渓谷を目指して登ります(10:24)。周囲は畑の広がるのどかな農村風景です。

 

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 牛や羊の他にロバが目につきます。「やあ、ロバ君、おはよう」と毎度声をかけても返事しません。

 

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天候が・・・

 ウルタ(Ulta)渓谷の端にあたるワスカラン国立公園の入り口に到着(11:11)。入場料は3種類に分かれていて、外国人、ペルー人、地元の人で金額が違うようで、たぶん外国人は一番高い30ソル(1200)ですから、安くはありません。

 このあたりで標高3700mで、富士山(3775m)とほとんど同じで、さらにバスで1000mほど登ります。

 

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 入口近くにスズメくらいの大きさの首の赤い鳥がいます(写真下)。見た目どおりのスズメの仲間で、南米では良くみられるようです。

 

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写真上 Zonotrichia capensis

 

 入口をすぎると、両側から山が迫るのでいかにも渓谷です(写真下)

 

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 国立公園内なのに、やはり家畜がいます(写真下)。時間をかけてでも、やめさせるわけにはいかないのだろうか。放牧は植物を食い荒らすだけでなく、糞尿が富栄養化をもたらし、また外来種を持ち込みますから、ここの生態系に良いことはほぼないでしょう。

 

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 気になるのが、渓谷に入ってから、空は曇り、山に霧がかかり始めたことです。登れば登るほど、霧の中、つまり雲の中に突入しているように見えます・・・気のせいであってくれ。

 

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 気のせいではなく、まちがいなく、山にかかった雲の中に入りました。つまり、今日は山の天気が悪い。

 

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ドイツの電力会社を訴えたワラスの農民

 ウルタ渓谷を上り、オリンピア峠のトンネルを通って、ベラウンデ湖とカンカラ湖に到着(12:04)

 

 

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 写真上のトンネルから出て、すぐ近くに車を停め、下の衛星写真の赤く囲んだ二つの湖の間で花を探しました。標高は46004700mほどです。

 

 

 二つの湖が写真下で、上の地図とは位置関係が逆になり、左がベラウンデ(Belaunde)湖、右がカンガラガ(cancaraga)湖で、私たちは湖の間の山の斜面で花を探します。

 

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 写真下がカンカラガ湖で、標高4650mにある氷河湖で、Wikipediaによれば、19301980年の間にできたという。わずか50年前にできた湖です。だが、1930年頃からでき始めていたということは100年前には地球温暖化の影響があったという恐ろしい話です。

 

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 写真下は標高4600mにあるベラウンデ湖で、Wikipediaによれば、1968年に氷河が溶けてできたという。1968年と指定してあるのだから、おそらく氷河の大規模な崩落などで出来たのでしょう。

 二つとも青く澄んだ湖だが、わずか50100年の間に地球温暖化でできた湖です。しかも、地図を見ると似たような湖は、この周囲にはもちろんのこと、ブランカ山群では珍しくもありません。

 

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 2015年、私たちが滞在するワラスに住む農民が、地球温暖化でペルーの氷河湖が決壊して彼の自宅に被害が起きる恐れがあるとして、欧州最大の二酸化炭素の排出電力会社であるドイツのRWEに民事訴訟を起こしました。

 2016年、ドイツの地方裁判所は請求を棄却しましたから、負けました。ところが、2025年に高等裁判所は、請求そのものは棄却したが、二酸化炭素を排出する企業には民事上の責任があることなど、農民の主張をいくぶん認める画期的な判決を下しました。

 地球温暖化の問題にはちょっとだけ朗報とも言えるだろうが、一方、ドイツはロシアからの安い天然ガスの供給量を止めたことで、電気代が高騰し、世論調査では廃止した原発の復活を半数以上の国民が望んでいるという。日本と同じで、二酸化炭素という毒を避けるために、また放射能という毒を選択するのだろうか。

 

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雨カッパのズボンがない

 皆さん、雨カッパを着て出発です(写真下)。私は雨カッパの上着はホテルから着てきたので、リュックの中からズボンを探すと、ない!?朝、雨カッパの上着を着た時、ズボンを忘れるといけないと、ベッドの目立つ位置に置いたので忘れた。老化と言われそうだが、こういうドジは、若い頃どころか、子供の頃からなので驚きもせず、「またか」と落ち着いたものです。

 

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 私たちが歩いている道は車が通れる立派な道で、これはトンネルができる前の旧道です(写真下左)。このまま峠の頂上(Punta Olimpica)の標高4900mまで続いていますが、写真下右のように、すでに土砂崩れがあって、車は通れません。

 

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 ここは国立公園で、車で気軽に来られる場所ですから、一般の観光客も多数います(写真下)。私たちのように雨具や登山靴などハイキングの準備もしておらず、若いから平服の軽装です。

 

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 このきれいな空気の中、真っ黒な排気ガスを出して走るのはやめてほしい(写真下左)。さすがに今回の旅行中にこんなひどい車を見ることはほとんどありませんでした。写真下の2台とも、若者たちが雇ったタクシーではないかとのことでした。

 

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赤いリンドウ

 地球温暖化や排気ガスは少しの間忘れて、花を探しましょう。ここは道路のそばの観光客がいる場所で、踏み荒らされていますから、花の数はあまり多くありません。

 

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 今日の目的の赤いリンドウの仲間プカ・マカは30分も歩かないうちに見つかりました(写真下)。リンドウだと言われないとリンドウには見えません。ペルーの固有種で、ペルー北部のこの地方にしか生えていません。

 

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写真上 Gentianella weberbaueri

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 写真下の上段と下段では花の付方が違います。上段は背の低い花茎がたくさん生えている他に、真ん中から太い花茎がのびて花を咲かせています。下段は、この太い茎がない。違いはたぶん年齢で、最初は下段のような咲き方をして、やがて根に栄養を貯めて上段のように花茎をのばし、遠くからでも虫が見つけられるようにする・・・この推測は成り立たないかもしれない。

 

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 ネットでプカ・マカの写真を探すと、茎が真ん中から立って花を咲かせているのが大半で、写真上のどちらのタイプも少ない。つまり、下に花を咲かせて、後で花茎を立てるという私の推測は成り立たちません。

 写真下は色が薄れたオレンジ色で、この一株しかありませんでした。

 

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 花は付いているのに、この天候ですから、開いているのが少ない。写真下など、霧雨が降っていると虫も来ないから、開くだけ無駄と判断しているのでしょう。

 今回の旅行の募集では「アンデスの固有種 紅色のプカ・マカをもとめて」とタイトルに使い、大きな写真も載せていて、最大の売り物でしたから、晴れていたら、花も開いて見事だったのに、残念です。

 

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 写真下の緑色の葉がプカ・マカの花茎が出る前の状態です。写真下左では、両側は葉が緑なのに、花を咲かせた真ん中は日焼けしたように変色しています。

 

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岩場の花

 花を閉じているマカ・プカと違い、写真下は斜面のそちこちに開花しているので目立つキクの仲間で、これもペルーが原産地です。

 

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写真上下 Senecio soukupii

 

 生成AIにこの花の名前を質問すると、日本の「サワオダルマの可能性が高い」という。「日本のサワオダルマがペルーの4700mの高山に生えているのはおかしい」と指摘すると、「はい、その通りです」と素直に認めた。しかも、結局、名前の候補を出せませんでした。ペルーで見た花だと説明しているのに、日本語で質問すると、関係のない日本の花をしばしば出します。生成AIの「頭の中」を知る上で興味深い反応です。

 

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 写真下は昨日、プヤを見たパチャコト渓谷の帰りに1本だけ見つけました。これもペルーにのみ分布しますから、固有種と言っていいのでしょう。ところが、生成AIによれば、この植物はヒマラヤ原産で3mの高さになるという!?どう見てもこの花は20cmくらいです。生成AIの勘違いの根拠は、人間が原因で、Diffusa Bottlebrushという名前の植物と混同したことが元になったようです。

 

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写真上 Neobartsia diffusa

 

 59日にキルカイワンカ渓谷に行った時、見かけた樹木で、秋にはきれいな実を付けることから、ペルネチアという名前で園芸品種が売られています。メキシコからアルゼンチン北西部にかけて分布します。

 

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写真上  Pernettya prostrata

 

 写真下は昨日まで何度もお目にかかった花で、Castillejaの仲間だが、名前がわからない。こんなにわかりやすい外見で、しかも、そちらこちらで見かけるのに、わからない?

 

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 昨日も斜面一面に咲いていた高山のルピナスです(写真下)。いつ見ても、色も形も見事できれいです。

 

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写真上下 Lupinus mutabilis

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 もう一種類、見ごたえのあるルピナスがあります(写真下)。写真上と違い、写真下は葉を除けば、ルピナスとはわからないような姿をしています。

 

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写真上下 Lupinus weberbaueri

 

 ペルーとボリビアの特産で、このワスラカン国立公園が有名です。

 

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 写真下左では背の高い印象ですが、解説では高さが最大1.4m、花の付いている花序だけで5060cmとあります。写真下右のように、ここでは目立つが、それほど大柄ではありません。

 

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 花と葉にだけ目がいくので、写真下左は岩の上に生えているように見えます。しかし、写真下右で拡大するとわかるように、実は黒いのは岩ではなく、このルピナスの幹(茎?)です。根本には倒れた幹が2本転がっています。この長さの幹の上に花序をのばせば、1.4mくらいになるでしょう。

 

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 大きな株ほど、根本の幹は枯れ葉が付いたままのせいもあって、樹木みたいに太い(写真下)。幹を少しずつのばしながら、先端に葉を付けて成長し、最後は写真上くらいまで大きくなってから倒れるのだろうから、このルピナスの寿命はかなり長いのでしょう。Wikipediaにはどこを測ったのか分からない長さの説明はあるのに、幹や寿命についてはありません。

 

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 寒冷地の植物らしく、花序は白い毛でおおわれています(写真下)。ところが、写真下左は毛だらけなのに、右はほとんどありません。ここから推測するなら、開花前は保護と保温のために毛でおおわれているが、花が咲き始めると、虫にとって邪魔なので、大きな毛は脱落する。

 

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 その開花は、近寄って見ても、どこが虫の入る入口なのかはっきりしません。今日は小雨で虫が来ないから閉店か、いつもこのままの姿なのか。

 

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 写真下の小さな花の集合体の花もペルーが自生地とありますから、固有種なのでしょう。こんなふうに、さきほどから、ペルーにしかない花がここは多い。

 

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写真上Valeriana globularis

 

 写真下は真っ赤で良く目立つ花です。写真下右では、下の部分では実がなって、割れて赤い種がのぞいています。花が咲いているのに、実もなっているのは、今回いくつも見かけ、次のもそうです。

 

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写真上 Bomarea dulcis

 

 きれいなコケモモが岩の隙間に生えています(写真下)23mくらいまで成長するそうですが、ここのは小さい。花を咲かせながら、実も付け始めています。

 

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写真上 Vaccinium floribundum

 

暖房のスイッチがわからない

 バスに戻り、昼食です(13:32)。写真下を見てもわかるように、バスの中の湿気がカメラで冷やされて、レンズのフィルターを曇らせる。先ほどの屋外でコンパクト・デジカメの温度計を見ると7.8℃で、これはポケットに入れて私の体温で温められたカメラの温度ですから、実際はもっと低い。私は霧雨でズボンがすっかり濡れているので、冷えています。

 

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 そこで運転手に車の暖房を入れてくれるように頼むと、この車の暖房のスイッチがどこにあるのかわからないという。それならば使い捨てカイロで暖をとろうとしたら、火傷を防ぐために低温を売り物にしたカイロで、ほとんど役に立たない。カイロの表示をろくに読まないで適当に買った結果です。人生とはこのようなものだと、笑ってごまかす。

 

小雨の中で花を探す

 食後、トンネルを通って引き返し、西斜面のジグザグ道路を下りる途中で何度か車を停めて花を探します(地図下、14:27)。このあたりの標高は4,0004,700mです。

 

 

 写真下のように、霧雨ではなく雨なので、一眼カメラは諦めて、オリンパスが最後に販売した防水カメラTG6を使います。オリンパスは2020年にカメラ事業から撤退して、カメラ部門はOMデジタルソリューションズに引き継がれ、このカメラは2025年現在、TG7まで進歩しています。私はTG3から使い始めて、次にTG6を使った時には格段の進歩を感じました。

 

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 写真下は独り立ちしているように見える樹木なのに、寄生植物だという。他人様の養分をちゃっかりいただいて綺麗な花を咲かせるとは、なんて厚かましくてエライ奴だ!

 

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写真上 Tristerix longebracteatus

 

 写真下左は花が雨の重さで下に向いたように見えますが、雨が降らなくもこの姿です。崖の上のほうに群落していて見事です(写真下右)。ただ、近づけない。59日にキルカイワンカ渓谷の入口まで行った時もこの「うなだれた花」を見かけました。

 

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写真上 Loasa grandiflora

 

 写真下はずいぶん変わった形の花で・・・これ花だよな?当然、生成AIに質問してもピント外れな答えしか出てきません。

 

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 写真下は、昨日プヤの谷で岩絵の手前でも薄ピンクの同じフウロソウがありました。こちらのほうがピンク色がきれいです。どちらも標高4,000mをこしています。

 

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写真上 Geranium sessiliflorum

 

 写真下は見るからにナスの仲間で、中南米はナスの仲間の産地で種類が多いので、この名前の判断には自信がありません。生成AIが推薦したと責任逃れをします。ペルーの中央部からボリビアにかけて分布します。

 

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写真上 Solanum candolleanum

 

 写真下は、59日のキルカイワンカ渓谷でも、緑色のランかと勘違いしたリンドウの仲間です。リンドウは「龍膽」で、龍という文字が入っています。そういわれると、花が上を向いていることもあり、龍の頭のようにも見えます。ただ、私は龍に会ったことも見たこともありません。

 

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写真上 Halenia umbellate

 

 雨は困るが、雫のついた花はとてもきれいです(写真下)。下向きに咲いているのは、雨だからではなく、元々こうなのでしょう。

 

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 写真下は、赤い筒(苞?)の上に小さな黄色い花が咲くという特徴ある姿をしていて、珍しく、生成AIは一度で納得できる候補を挙げてきました。エクアドルからチリ北部などのアンデス山脈に生えています。マリーゴールドの仲間だそうで、葉の印象などが似ています。

 

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写真上 Tagetes multiflora

 

 あたりは雨で薄暗く、花を見つけるのは容易ではなく、見つけても撮るのが難しく、撮っても名前がわからない(写真下)

 

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公園の入口まで戻る

 標高3700mほどの国立公園の入口まで下りると(15:39)、さすがは山の天気で、晴れて、さっきまでの雨はどこへやら(写真下)

 

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 天気さえ良くなれば、お客さんの中にも花の専門家がいますから、花を探すのは楽です。さっそくバスの中からすごい花を見つけました(写真下)。軽く2.5mくらいありそうな立派な植物で満開です。

 学名にNicotianaとあるようにタバコ(Nicotiana tabacum)の仲間です。タバコの仲間と聞いて、煙草が大嫌いな私は急に見る目が変わるが、花に罪はありません。タバコはペルー、エクアドル、ボリビアなどの、アンデス山脈の東側が原産地とされていますから、タバコの仲間がここでは普通なのでしょう。

 

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写真上 Nicotiana thyrsiflora

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 今回、下にまとまった葉が生えて、上から花茎(花序)が高くのびて、たくさんの花を咲かせる植物をいくつか見ました。その典型が昨日のプヤで(写真下中)、今日見たルピナスもそうでした(写真下右)。それぞれナス科、パイナップル科、マメ科ですから、他人の空似です。たぶん、ここの高山の環境ではこういう姿の花が虫などを集めやすいのでしょう。

 

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 写真下は、樹木の上に間借りしている着生植物、いわゆるエアープランツで、雨や空気から水分を得ています。南米にはたくさん種類があり、判断が難しい。Flores Silvestres de la Cordillera Blancaに載っている名前を採用しました。

 

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写真上 Tillandsia ionochroma

 

 写真下のSiphocampylusの仲間は熱帯アメリカに生えるキキョウの仲間です。今回の旅行の売りでもあったプカ・マカもそうであるように、中南米ではキキョウが独特の進化をしたらしい。写真下左のオレンジ色が一般的で、右の黄色は少数です。

 

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写真上 Siphocampylus tupaeformis

 

 写真下は58日にウィルカコチャ湖に行った時に見たナスの仲間です。

 

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写真上 Solanum hispidum

 

 写真下はセンナの仲間で、葉を見るとマメ科なのに花はそれらしくない。

 

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写真上 Senna multiglandulosa

 

 写真下は名前のわからない樹木の花で、左は前にも出てきました。写真下右は生成AIViburnum rhytidophyllumを推薦してきて、写真の外見はたしかに似ているが、現物を見た私は納得できないので、名無しにします。

 

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またプヤに放火

 道路脇の崖の斜面に、なんとも奇妙な姿の植物が群落しています(写真下)。地面を這うように真っ黒な茎をのばし、その先にヤシの木のような葉を付けている。印象と連想だけでいうなら、大きなソテツみたいです。これがプヤだと教えられて驚きました。昨日見たプヤ・ライモンディ(Puya raimondii)とは別種のプヤで、主にペルーに生えているプヤです。

 

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写真上下 Puya angusta

 

 花が咲いた跡のある花序が2本だけ残っています(写真下左)。しかし、遠目にも花はすでに終わっており、しかも急斜面にはえた幹の上に生えているので近づけない。お客さんたちの反応も今ひとつで、花序が立っているのがたった2本で、花は終わっていますから、関心をひかないのは当然です。

 良く見ると2本の花序の内、1本に花が残っている!!写真下右では大半の花が終わってしまい、花弁が赤く変色したのか、その中から黄色いシベらしいのが出ています。その中で、上に2つだけ緑色の花が残っています。

 

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 強引に拡大したのが写真下で、3枚の花弁は緑の混ざった青で、この色からもプヤだとわかります。Flores Silvestres de la Cordillera Blancaによれば開花は35月とありますから、今は花の終わりです。

 このプヤをPuya angustaとしたのは花の姿が似ているからです。ところが、問題は写真上左にあるような太い「幹」です。ネットで写真を探しても、このような太い幹は見当たりません。ですから、この学名が正しいかどうか、自信がありません。

 

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 私は初めて出会ったプヤに大喜びしている一方で、先ほどから気になっていることがありました。地面が火事の跡のように黒く、草も生えていないことと、何よりも、プヤの幹()が燃えたように真っ黒なことです(写真下)

 

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 プヤが枯れた後で炭化して黒くなることは昨日も述べました。ところが、例えば、写真下左では、手前にある他の樹木も真っ黒で、写真下右では周囲の低木がすべて立ち枯れを起こしていて、ここで火災があったとみれば説明がつきます。

 

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 写真下左のモラリスさんが持ち上げているのは転がっていたプヤの茎()です。彼の右奥にある樹木も幹が真っ黒ですから、プヤを燃やすために誰かが放火した。

 写真下右で、お客さんが持っているのが、プヤの朽ちた切り株で、火事で生き残れなかったか、あるいは切り倒された。

 

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 このプヤにも葉にトゲがあり(写真下右)、家畜の餌にもなりませんから、牧畜農民にはプヤは有害無益で、火を付けたのでしょう。周囲には高い樹木もあるのに、プヤの生えている一帯だけは他の太い樹木が少ないことから、何度も放火されているように見えます。

 昨日のプヤと違い、ここは国立公園の外なので、ここのプヤは保護の対象外です。今回、プヤを見たのはここだけですから、昔はたくさんあったのが、かろうじて残ったのかもしれません。

 プヤに「がんばって生き残れよ」と声だけかける。

 

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今日は母の日

 夕方ののどかな農村地帯をカルワスに向かって下りて行きます。

 

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 日曜日のせいか街はにぎわっています(写真下)

 

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 今日はペルーでは母の日で、お母さんを連れてレストランなどに出かけるので、店は人々でにぎわっています(写真下)。母の日に男が働いているなど、ペルーではありえないことらしい。

 

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 6時頃ホテルに戻り、7時からいつもの5階の食堂で夕飯です(写真下)。にこやかで働き者のモラリスさんの奥さんが食事を準備してくれました。

 

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 私は前日の寒さに懲りて、今日は多めに着込んだのに、カッパのズボンを忘れて、ズボンも靴も雨で濡れてしまい、車の暖房は入らず、使い捨てカイロは低温タイプで役立たずでした。今回の旅行は予想外に寒さに悩まされます。葛根湯を多めに飲んで、早く寝ます。

 

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