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ペルー・アンデス めおとプヤの最期

8日目 2025514()

ワラス リマ メキシコ・シティ

 

 今日はワラスからメキシコ・シティまでほぼ移動だけです(地図下)。朝、5時前に起きて出発の準備を始めました。

 当初の日程では、飛行機を乗り継いでメキシコ・シティに行き、深夜に成田行きの飛行機に乗る予定でした。ところが、出発前の3月下旬に旅行会社から、アエロメヒコの飛行機の予定が変わり、一日、メキシコ・シティに滞在するという連絡がありました。年金暮らしのお気軽老人としては、一日くらい遅れても人生に大きな影響はなく、なんなら一日と言わず、一週間くらいメキシコ・シティに滞在するのでもかまわない。何よりも、メキシコ・シティで一泊するなら身体は楽です。

 

 

 

 6時から、朝食はいつものホテルの5階の食堂で、今日はブュッフェ形式ではなく、配膳してくれるという(写真下)。最後までモラレスさんの奥さんは気づかいをしてくれます。

 

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 毎朝の癖で食堂から東のブランカ山群の空を見ると、初めて見る朝焼けです(写真下)。朝焼けは天気が悪くなる徴候とも言われています。

 

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 しかし、北にある最高峰のワスカラン(6,768 m)にも雲はなく、雲があるのは7000m以上の上空ですから、たぶん悪くはなりません。私たちの乗る飛行機は午前中の便なのでそのくらいはもつでしょう。

 

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 予定どおり、七時に空港に向けてホテルを出発。モラレスさんの奥さん(写真下左)や現地ガイドの井瀬さん(仮名、写真下右)ともここでお別れです。二人とも人柄が良く、本当に良く頑張ってくれました。

 

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 朝7時なのに子供たちの登校時間で、ずいぶん早い(写真下)。昨日は夕方5時すぎに下校する子供たちがいましたから、やはり午前と午後の二部制です。

 

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 7日間もいて、いつもの街並のすっかり見慣れた風景や、私と同じ朝寝坊の犬ともお別れです。

 

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地元産ではない蜂蜜

 ワラスの長い名前の空港に到着(7:46)。来た時と同じように、北側にワスカランと、その向こうに奥さんのワンドイがそびえていて、朝食時にあんなにあった上空の雲はきれいに消えて、見送りをしてくれる(写真下)。ワスカランは裏側からも見たので、すっかり知り合いになった気になっています。次回ワスカランやワンドイと会うのはプヤ・ライモンディの花を見に来た時です。

 

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 空港には小さな売店があり、蜂蜜があったので買いました(写真下左)。添乗員は「昔のお客さんは、蜂蜜蜂蜜と大騒ぎしていた」と言っていましたが、私はその昔のお客さんです。

 

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 300g1481(35ソル)ですから、1kgに換算すると5000円近い値段で、いくら空港の売店でもペルーの物価を考えると、日本なら私は買わない高級蜂蜜です。味は普通なので、何か特別な花の蜂蜜かとラベルの説明を翻訳機にかけても、次のような普通の文章があるだけです。

「ペルーの野生の蜂蜜から厳選した純粋な蜂蜜を、直接お召し上がりいただくか、ヨーグルト、フルーツ、ドリンクなどと一緒に味わってください。」

 製造している会社の住所はリマですから、地元の蜂蜜ではありません。値段が高いのは、地元産や特定の花の蜂蜜だからではなく、リマからの輸送費が上乗せされているからでしょう。もしプヤ・ライモンディの蜂蜜なら、この値段でも、安いと感動しながら買います。

 

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 リマからの一日一便の飛行機が到着して、乗客たちが降り始めました(8:14、写真下)。清掃に時間がかかるから、しばらく待たされると思ったら、手際がいいのか、客が少なくて片付けるのが簡単だったのか、間もなく搭乗が始まりました(8:30)

 飛行機はラタム航空LA 2060で、ワラスを9:05に出て10:00にリマ到着予定で、機体はエアバスA319です。

 

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 私の席は4Fで、これは井瀬さん(仮名)から右側を取るように助言があったからです(下図左)。私の座席の後ろの天井から仕切りが下がっていますから(写真下右)、この場所は元々はビジネス席だったのを改装したのでしょう。つまり、中古の飛行機です。

 

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 下図の青い線は実際のこの飛行機の飛行経路で、いったん北に行き、その後、南のリマに向かうので、東にあるブランカ山群を間近で見られるのは北に向かった時だけです。それで井瀬さんは右側の席を勧めました。

 

 

 横から見ると、ブランカ山群は尖がった山が多くて、足で踏んづけたら痛そう(写真下)

 

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 飛行機が南に方向を変えたので、険しい雪山は消えて、いよいよ窓の汚れが目立つ(写真下)

 

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7時間半の無駄

 リマ・ホルヘ・チャベス国際空港 に無事着陸(9:37、写真下)

 

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 リマ到着は10:00の予定で、実際、その時間には私たちは荷物も受け取っていました。次のメキシコ・シティ行きの飛行機は17:30ですから、単純計算で日中7時間半も空いています。私は日本にいた時、旅行会社にこの時間を利用してリマ市内を観光するオプショナル・ツアーを作ってくれるように頼みました。

 

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 しかし、断られました。リマの空港で荷物を受け取るのに時間がかかること、次の便の二時間前には搭乗の手続きが始まること、またリマ市内は交通が混雑するというのです。しかし、荷物を受け取るのに1時間かかっても11時、二時間前に空港に戻るとしても3時半で、実質4時間半ありますから、昼食と観光地を一カ所組み合わせれば余裕で可能です。

 

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 実際は、荷物の受け取りは順調で、10時には受け取りましたから、ここから17:30まで7時間30分を私たちは空港内で過ごすことになりました。そんなに大きな空港ではなく、ゆっくり昼食をとり、ゆっくり店を回っても、午前中で十分で、午後からは何もすることもなく、ただ座っているだけ。

 

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 出発ゲートが決まって、移動したのが14:41で、飛行機が出発する約3時間前です。もちろん、することは何もないどころか、そもそも乗る予定の飛行機さえも到着していません(写真下左)。私たちの飛行機がゲートに接続したのは、その二時間も後でした(写真下右、16:57)

 

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 長くて無駄な忍耐を終えて、五時すぎ、飛行機への搭乗が始まりました。アエロメヒコ航空AM-047便はリマを1730に離陸し、6時間の飛行の後、223 0にメキシコ・シティに到着予定で、機体はボーイング 737-800です。

 

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 私の座席は予約どおり27Fで、隣はシスターが二人なので、物静かでこちらはありがたい。混んではいません。

 

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 写真下は観光のできなかったリマです、と未練がましく言うのも、リマの観光をしたいのではなく、私にとって安くないお金を投じているのに、時間を無駄にする非効率が苦手です。

 

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 離陸して(17:48)、間もなく陽が沈み、窓の外は何も見えなくなりました。

 

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 離陸して少し後に配られた夕飯は、幸い辛くはありません(18:42)

 

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メキシコでは換金

 やがて眼下にメキシコ・シティらしい大都市の灯りが見えてきました(22:44、写真下)

 

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 メキシコ・シティ国際空港(Mexico City International Airport)に到着(メキシコ時間22:00、ペルー時間23:00)。ここで時計を1時間戻し、今は夜の10時頃です。

 今日と明日の現地ガイドと合流しました(写真下左)。空港で、添乗員からの、現地通貨に換金すると残って無駄になるという助言を無視して、私を含めて半数以上の客が現地通貨に換金しました(写真下右)。明日一日、自由行動なら、少額でも現地通貨がないと困るからです。ペルーで換金しなかったことで懲りました。現地通貨が余ることよりも、時間の無駄のほうがはるかに大きな損失です。

 

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ホテル到着

 ホテル・プラザ・フロレンシア(Hotel Plaza Florencia)に到着(写真下)。ホテルは空港からも近く、市内の中心部にあるのに、ネットでこの時期は58ドルで、一万円しないのだから安い。

 

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 日本からの団体がよく使うらしいことは、翌朝の朝食時に知りました。歓迎のジュースを飲みながら、部屋割りを待ちます(写真下左)

 

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 写真下が私の部屋で、広さは普通です。

 

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 トイレや浴室も問題ありません(写真下)

 

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 二人部屋なので水が2本使えるのが助かります(写真下左)。部屋に対する個人評価は5段階の4.0で満足です。

 

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 リマの空港で7時間半も時間つぶしをしなければならなかったのは、ひたすら時間を無駄にしたという意味で、山を三つ登ったよりも疲れました。せっかくの時間の無駄は次の日も続きました。

 

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