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アムネマチンと黄河源流の花

 

旅行企画:チベットカム山岳研究会

201372日~716

 

日程表

日目

月日

行程

主な見どころ

1

702(火)

成田一(北京)成都

(移動)

2

703(

成都康定

二郎山峠

3

704(木)

康定→八美→甘孜

折多山峠

4

705(

甘孜→馬尼干戈→石渠

雀儿山の麓

5

706(土)

石渠→歌武→瑪多

巴顔喀拉峠

6

707() 

瑪多←→牛頭碑

黄河源流、鄂陵湖

7

708(月)

瑪多瑪沁

アムネマチン

8

709(火)

瑪沁

雪山郷

9

710(

瑪沁久治

10

711(木)

久治

年保玉則、競馬、花

11

712(金)

若爾盖

花湖

12

713(土)

若爾盖武都

13

714(

武都江油

チベット風景

14

715(月)

江油成都

錦里

15

716()

成都(北京)成田

(移動)

 

map02

 

map01

 

衛星写真および地図は主にgoogle mapから転載し、加工したものです。衛星写真と地図は、特に断りがなければ上が北です。

 

植物名は主に下記の本を参考にした素人判断です。判断の根拠を示すために、各本の題名と該当ページを記載しました。

Guide to the Flowers of Western China, Grey-Wilson, Christopher; Cribb, Phillip; Key Publishing, 2011.

『風の花 青いケシ紀行』山下順子、西田書店、2009

『ヒマラヤの青いケシ』大場秀章、山と渓谷社、2006

『ヒマラヤ植物大図鑑』吉田外司夫、 山と渓谷社、2005

『ヒマラヤに花を追う』大場秀章、五百川裕、緑育成財団、2005

『世界のワイルドフラワー Ⅱ』大場秀章、富山稔、学研、2004

『ヒマヤラ百花』内田良平、朝日ソノラマ、2002

『花たちのふるさと』富山稔、河出書房新社、2000

『天の花の回廊』吉田外司夫、朝日新聞社、2000

『世界の山草・野草ポケット事典』富山稔、森和男、NHK出版、1996

『中国秘境に咲く花』森和夫、新企画出版局、1990

 

参考にした本や資料

「加藤千洋が黄河源流を行く」朝日新聞、GLOBE, 200966日、No.19

朝日新聞の新企画で横書きの新聞「GLOBE」に特集された記事で、ネット上でデジタル版が公開されています。黄河の水が減少していることに危機感をいだき、朝日新聞とテレビ朝日などが2009年の5月末に共同取材したものです。黄河源流が長年の自然破壊によって涸れていることを取材したという点はすばらしい。

臨場感を味わってもらおうという目論見なのか、筆者の挿絵のような手書きのメモやスケッチがたくさん入っています。しかし、メモの字は読めず、読者には意味不明で、絵はお世辞にも上手とは言い難く、何のためにこれだけ紙面を取っているのか理解に苦しみます。

『チベット第4版 全チベット文化圏完全ガイド』旅行人ノート

チベット圏について詳しいという点では右に出るものはありません。少し古いが地図が役に立ちました。

『地球の歩き方 チベット 0607(地球の歩き方編集室, 2005)

今回の訪問先としては、成都など一部の地域しか掲載されていません。昔は「地球の歩き方」が唯一の詳しいガイドブックだったのに、すっかり輝きを失っているのは残念です。

 

チベット第4版  文書名 _地球の歩き方チベット2006 

 

『遥かなる河源に立つ (NHK大黄河)』日本放送出版協会、1986

NHKによる黄河源流の探検隊で、この後の本と前後しています。

『黄河源流を探る』(読売新聞社 1985)

黄河源流を探す探検隊の記録です。ただし、記録としては読みにくい。理由は、いつ、どこで、なにをどうしたのかということすらもはっきりしないからです。たいてい報告書は冒頭か最後に地図、日程、主催者、参会者やスポンサーがまとめて記載されているものなのに、いくら見てもわかりません。貴重な記録なはずなのにイマイチです。

『中国黄河源流探検行』梶光一、哺乳類科学、51号、1-91985年.

前記の探検隊に参加した学者の論文で、論文誌の題名どおりに哺乳類についての報告がされています。

『黄河源流地域の三種類の池沼群』小泉武栄、地学雑誌、98-11989.

              前記の探検隊に参加した学者の論文で、源流地帯の湿地帯についての説明です。

 

61zZP68j3dL 文書名 _黄河源流を探る

 

中国関係の情報

中国と日本との時差 1時間

1元=15.9円、6.2607元=100(中国人民銀行2013628日発表)

1元=17.4(私が実際に換金したレートで旅行記ではこの値を用いています)

1公里=1km

 

主な地名などの表記と呼び方については、中国語表記の中には日本語の漢字にはないものが多いので、一部は日本での慣習に従い、当て字をしたものがあります。

成都 チョンドゥ

雅安 ヤーアン

康定 カンディン, ダルツェンド タルツェムド

塔公 Tagong

八美 ガルタル

道孚 タウ Dawu

炉霍 タンゴ ダンゴ Draggo
甘孜 カンゼ Garzê

馬尼干戈 尼干戈 マニカンコ

石渠県 セルシュ Sêrxü ザチュカ シーチュー

色須寺 色寺  セルシュ Sershul

バヤンカラ峠()、巴顔喀拉 巴喀拉 Bayan Har Uul 果洛山

瑪多 多 Mǎduō Madoi  Matö

オリン湖 オーリン湖 鄂陵湖、 Ngoring Lake ゴリンツォ アリンツォ

サリン湖 ザーリン湖 札陵湖 扎陵湖 Gyaring Lake チャリンツオ

牛頭碑 牛

ツォワ・カルツェドカ寺 措哇多卡寺 ドカ寺(多卡寺)

村 擦澤

玛积雪山

瑪沁 沁 Mǎqìn マーチン 

尼照瑪山峠(4700m)

雪山郷

阿尼瑪卿 阿尼卿雪山,阿尼卿雪山 石山 玛积雪山 アムネ・マチン Anyemaqen 

主峰マチンガンリ6,282m 

達日 达日 ダルラ

久治 Jiǔzhì

年保玉則 年保玉 年宝叶什 nian bao yu ze 久治年保玉国家地公园

ニェンポユルツェ峰(5369m

ニェンポユルツェ湖 仙女湖 西姆措

阿壩 阿 アバ

若爾盖 ゾルゲ Ruoergai ルオアルガイ ズオゲ

迭部県 テウォ県

舟曲県 ドゥクチュ県

隴南 南 ロンナン

江油 ジャンユー

 

ホテルへの個人的評価

 宿泊したホテルへの個人的な評価を五段階で、0.5刻みで表しました。私が宿泊した範囲での主観的な評価です。評価の対象は主に自分が泊まった部屋です。建物の外観、付属している店、レストランなどはほとんど点数に入れていません。部屋の設備や備品などがそろっているか、清潔であるか、ネットが使えるか、それらが料金からして妥当なものか、などが判断のポイントです。費用対効果を重視し、設備に問題があっても料金が安ければ減点はしません。3.0を一応の合格ラインとしています。

 

5.0点 最高級ホテル。設備やサービスともに文句なし(私が泊まる可能性はほとんどない)

4.0点 ホテルとして一通りの設備とサービスがあり、特にマイナス点がない。

3.0点 値段相応の最小限の設備とサービスがあるが、いくつか問題点がある。

2.0点 ホテルの体裁はとっているが、二度と泊まりたくない。

1.0点 ホテルではない、またはホテルとはいえない。

 

 

 

 

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